テラーノベル
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御本人様には一切関係ございません!!
???side
?「ふっ…少しはやるじゃないか、クレル。」
クレル「……。」
?「だが…お前はやはり迷いがあるようだな…」
クレル「……迷いなど、ありません。私は、貴方様の忠実なる下僕です。」
?「ふっ…どうだかな…まぁいい。これからも頼むぞ。」
クレル「…はい…。」
廊下にて
?「大丈夫かい?」
クレル「うるさい、構うな、俺は…」
?「まぁ、あのお方に遣えるなんて、君は嫌だろうねぇ。アレもないようだし。」
クレル「黙ってろ、消してやろうか?”アルド”」
アルド「おぉー、怖い怖い。怒らないで、クレル。」
クレル「…。」
アルド「…あれ?無視かい?それとも…偽名で呼んであげようか?」
クレル「本当に消してやろうか?」
アルド「ごめんごめんw…ほんと、君には冗談が通じないなぁ…まぁ、頑張ってね。」
クレル「…。」
一方その頃…
kwmrさんside
fk「あ、そうだ。sgiさんに聞きたいことが出来たからちょっと行ってくるね。あ、体はあんまり動かしちゃ駄目だからね?」
ym「はーい。」
kw「…そういうfkrもな。」
fk「?…うん。」
(出た後…)
iz「…kwmrさん。」
kw「ん?」
iz「よく俺に”sgiさんがizwに特に心配性”って言ってますけど、kwmrさんのfkrさんへの心配性もありますよね?」
gn「確かに?」
mn「さりげない心配って感じですよね。」
kw「あー…まぁ…」
ym「…?」
iz「…嫌なら別に言わなくても良いですよ、すみません、詮索しちゃって。」
kw「そういうわけじゃないんだけど…まぁ、いいか。アイツは覚えてないし。」
他「?」
kw「…実はさ、僕とfkrって、小さい頃からの友達だったんだ。」
他「……えっ?」
えええええっっっ!?!?
ym「そうなんですか!?知らなかった…」
mn「その話、どちらからも聞いたことがなかったです…」
kw「…そりゃそうだよ。
アイツ、その頃の記憶がないから。」
iz「…えっ…」
ym「…な、んで…?」
kw「…昔、10歳だったかな。学校のレポートでA国について学ぶために、訪れた時…
数十年前…
kw「…なるほど、やっぱりQ国との違いがあるな…」
?「…ねぇ、何してるの?」
kw「わっ!?び、びっくりした…」
?「ご、ごめん。この森に立ち入る人なんてあんまりいないから気になっちゃって。」
kw「…A国の人?」
?「うん!僕はfkr!よろしくね!」
kw「…よろしく。僕はkwmr。」
これが、fkrとの出会いだった。
fk「へぇ〜、学校でA国についてQ国との差異に言及して………なんか難しい言葉だなぁ。」
kw「確かに。…そういえばさっき、この森に立ち入る人はあんまりいないって言ってたけど…何で?」
fk「ここってA国特有の花とか生き物がいるけど、それだけで、普段から立ち入るような所じゃないからさ。」
233
Nozomi💜
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kw「へぇ、街から結構近いところにあるから子どもとか立ち入りそうだけど。」
fk「…ふふっ。」
kw「?」
fk「いや、kwmrくんだって子どもなのに感想が大人だなぁって。」
kw「…気持ち悪がらないの?」
fk「え?なんで?」
kw「…僕、10歳なんだけど、先生とかクラスメイトから、”年齢に対して大人っぽすぎて気持ち悪い”って…陰口言われて…」
fk「なにそれ!最低だね!」
kw「え…」
fk「そんな悪口言う方が気持ち悪いよ!気にしないでいいよ!」
両親以外で、そう言ってくれたのはfkrが初めてだった。それが本当に嬉しかった。
fk「ねぇ、僕と友達になってくれない?」
kw「!…うん。よろしくね、fkrくん。」
fk「友達だから、呼び捨てにしない?」
kw「…いいね。よろしく、fkr!」
fk「うん!よろしくね、kwmr!」
僕は、この日をキッカケに、fkrに心を開いていった。国は違うし距離もあってあんまり気楽に会えないけど、A国とQ国は仲が良いから行きづらいということもなかった。だから、連絡を取り合ってたまに会う仲になっていった。
だけど、高校卒業間近の頃…
fk「kwmrもQ国の最高峰の大学合格したんだね!」
kw「もちろん。そういうfkrだって、成績優秀だって注目されてるらしいじゃん。」
fk「えへへ…。」
kw「一緒に勉強してたもんな。そりゃどっちも受かるよね。」
fk「うん!頑張ったからね!」
kw「…そうだ、僕たちが最初に出会った森に行かない?」
fk「!いいね!僕たちの原点!」
2人で頑張って掴み取った最高峰の大学合格が嬉しくて、僕たちが出会った最初の森、つまり原点の場所に行きたくて、少し遠いけど歩いていった。
kw「…変わらないね。この森も。」
fk「いつも通り、綺麗な蝶がいるし、花もいっぱい咲いてるね。」
kw「…ここかな。初めて出会ったの。」
fk「だね。ここで何かを観察しているkwmrに声かけたんだよね。」
kw「それ本当にびっくりした。」
fk「www」
最初に入った森と変わらない景色を懐かしんでいた時…
fk「…!?危ないっ!」
kw「!?」
突然、fkrが結界を張った。そう認識した直後に炎の魔法の攻撃が結界に当たり、結界はパリンと音を立てて割れた。
fk「…誰?」
?「おぉ、凄いなぁ…。」
そこに現れたのは、少し長めの銀髪の青い目の大人びた格好をした20歳くらいの男だった。
fk「…何が目的なの?」
?「君…あの大学に成績優秀だって注目されてる子だよね?」
fk「…それが?」
?「困るんよね、アレになったら。」
kw「あれ…?」
fk「…それで、僕をどうしたいの?」
?「それはね…」
シュッ
2人「!?」
?「君の力を奪わせてもらいたいだけ。」
ドン!!
fk「ぐっ…!」
kw「fkr!」
奴は、急にfkrの後ろへ瞬間移動し、重そうな蹴りをくらわせた。
fk「げほっ…!」
kw「大丈夫!?」
fk「う、うん…なんとか…」
?「へぇ、やるね。…だけど君たち、回復魔法も秘技術も全然扱えないでしょ?」
2人「!」
そう、この頃はまだ、fkrも僕も回復魔法は扱うのが難しく、秘技術に目覚めていなかった。つまり、回復なし、完全なる実力で戦うしかない。
fk「…やろう、kwmr。僕たちなら勝てる!」
kw「!…あぁ。」
正直、勝てる見込みなんてないに等しかった。でも、何もしないよりきっとマシだからと戦った。だけど…
kw「ぐっ…離せっ…!」
fk「kwmrッ…!」
?「俺に敵うと思った?」
僕は、奴に腕を後ろから拘束されて、足しか使えない状況になってしまった。fkrは傷だらけで地面に横たわっている。当時、体術戦が得意なfkrでも敵わなかった。
?「君も強いなぁ…どうしようか…予定外だけど…」
kw「ぐっ…!離せって!!」
fk「…っ…kwmrにっ……手を出すなァァァァァァァァ!!」
そう叫んだ時、fkrは光に包まれた。
kw「!」
?「まさか…秘技術が…!」
fk「その手を離せ…kwmrに手を出すなっ!」
シュッ‼︎
?「なっ_!?
ドン!!
?「ぐあっっ!!?」
なんと、一気に多くの弾幕を僕に当たらないように奴に直撃させた。その拍子に僕を拘束していた手が離れた。
fk「大丈夫!?」
kw「あ、うん…ありがとう。」
?「ぐぅぅぅ…まさか…こんな時にっ…」
fk「僕らに手を出したこと…後悔させてあげる。」
そう言って、どんどん魔法を出していき、奴が攻撃する隙を与えなかった。そして、その素速さによって、奴が攻撃しても、一切当たらなかった。
kw「まって、そんなに魔法を使ったら…!」
fk「…いや、大丈夫。まだいけるっ!!」
fkrは魔力がそんなに多くないから、これだけの魔法を一気に繰り出したら魔力が底を尽きるはずだけど、秘技術によって、そのあたりが調整されているらしい。多分、あらゆる能力を極限まで引き上げてるんだ…。でも、それも使いすぎるときっと危ない…でも、僕が戦ってもfkrの邪魔になってしまう…どうすればいいんだ…!
fk「はあっ!!」
?「ぐっ…うわぁぁぁぁぁ!!!」
……勝った…?
魔法が地面にも当たったこと、激しい戦いで砂埃が舞っていて何が起こっているか分からなかった。
kw「…fkr…?」
fk「うぐ…」
kw「!fkrっ!」
fkrは力の使いすぎで立つのがやっとの状態になっていて、倒れかけた所を僕が支えになってゆっくり横にした。
kw「ありがとう、fkr。強かったな。」
fk「…友達……守りたいって思いが届いたのかも…」
……ここで終わったら、どれだけ幸せだったのかな。
?「ふふふっ…あはははははははははっ!」
2人「!?」
fk「う、そ…まだ…立てる…なんて…」
?「残念でしたぁ!」
マズイ…僕たちはもう魔法を上手く使えない…なのに…敵う訳が…!!
守りたい…fkrを…さっき守ってくれたんだ…だから次は僕がっ…!
?「じゃあね。虚空の封印書」
fk「!あ……ぐっ…や、め……」
kw「!やめろ…やめろっ!!」
僕は、fkrを守りたくて奴に向かって拳を振り上げようとした。でも、傷だらけの体は思い通りに動いてくれなかった。
そして、奴が持つ本によってfkrの力が吸い取られていった。
?「じゃ、さようなら。」
kw「おいっ…待てっ…!」
手を伸ばしても、アイツは一瞬で消えてしまって、僕の手は届かなかった。
fk「………っ…」
kw「!fkr?」
fk「…あれ…ここ…森?誰かと大学合格のこと話してて…あれ?」
kw「…えっ?」
fk「…きみ…誰?」
kw「っ!まさか…」
虚空の封印書…奴はそう唱えていた。力を奪う魔法だと思っていたけど、僕に関する記憶まで奪ってしまったのか…!?
kw「…僕…分からない…?」
fk「…うん…もしかして、森で倒れてた僕を介抱してくれたの?」
kw「……そ、そう。何故か倒れてたからさっ…」
fk「そうだったんだ。…いてっ…」
kw「!傷が…」
fk「…っ…」
…傷が酷く、痛みでまた気を失ったらしい。 僕がこの森に行こうなんて言ったからだ…言わなければ…こんなことには…。
kw「僕が…僕のせいで…僕にもっと力があれば…守れる力があればっ…」
…もう僕は、こいつの側にいる資格はない。友達を守れなかったんだ。今のうちに離れれば僕の記憶がないことに違和感を持つことはない。それに …今、こいつにとって、僕は赤の他人。そんなの…そんなの…
悲しすぎるから…
kw「……守ってくれてありがとう。………っさようなら。」
友達を守れなかったせめてもの償いとして、fkrの傷をゆっくりではあるけど、回復させてから森から立ち去った。
その日は、僕の心とは真逆で、太陽が燦々と輝いていた。
続く
過去回想で切るという不自然な切り方ですみません。
では、閲覧ありがとうございました!!
コメント
3件
ああ……第7話、読み終わりました。 kwmrとfkrの子供時代の出会い、あの森での友情の始まりが、こんなに切ない過去に繋がっていたなんて……。 「友達を守れなかった」というkwmrの後悔が、今の彼の距離感やfkrへの見守るような優しさに繋がっているんだな、と胸が締め付けられました。 それでも、あの日確かにfkrはkwmrを守ろうと必死だった。その記憶は消えても、想いの熱は確かにあったんだなって思います。 続きがすごく気になります。あの過去を抱えたまま、kwmrはこれからどう動くんだろう……。教えてくれてありがとうございます。