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nmmnの作品となっております。聞いたことが無い方、理解がない方はお引き取りください。
ご本人様には一切関係ないです。
青(猫宮)×桃(乾)
高校生設定です!!
小さい頃から幼なじみの2人、もう家族みたいな距離感で接してたけど片方だけがずっと好きだった。友情が恋愛に変わる瞬間が青桃で書きたかったです。私得です、完全に。
もし似ているようなものがあってもパクっていないので、ご理解お願いします!!
桃「ま〜ろ。帰ろ?」
呑気な声で俺の背後から覆い被さるように抱きつき、そう言ってきたのはないこだった。ふわっと香ってきたのは、誰のものでも無い彼の匂い。
青「別にええけど、その毎回抱きついてくるの何とかしてくんね?」
桃「えぇ〜、何まろ照れちゃってんの」
小悪魔のようにいじわるっぽく笑うないこの顔を見て、ため息が漏れそうになるのを抑える。
「ひゅーひゅー!!幼なじみ仲良いなほんと笑」
ないこは小さい頃からスキンシップが激しい。それに加えて俺らが幼なじみであることを知っているクラスメイトが、こうやって謎のノリをしてくる。
周りからは、幼馴染で仲がいい二人にしか思われていないのが気に食わず多少のイラつきで頭をかいた。
青「はいはいお前らいいから。こっちは早く帰りたいんよ、ないこおいてくで」
桃「あー照れ隠しだ!!………いや待って本当に置いてく気やん、待てーーー!!」
あ〜、きっとこいつは友達とか家族とかしか思ってないんだろうな。だから照れ隠しやらなんやら言えるのだろう。
そうもう何年も分かってたはずのことを思い、胸が裂けそうなほどの苦しみを感じた。
桃「あぁ〜、テストのことを考えるだけで頭痛がする。ほんと、テストってなんのためにあるの。」
青「授業の理解度、それらが身についているかを数字で分かりやすくするためやろ。」
桃「いや、真面目に答えて欲しい訳じゃないから。」
放課後、夕日の光に照らされながら2人そんな雑談をしながら帰る。ほぼ俺らの日常。
テストが嫌だのなんだの言っているが、ないこは地頭が良いからか悪い点を取っているところを見た事がない。ただ単にめんどくさがっているのが俺にはわかった。
青「まぁでも、めんどくさいもんはめんどくさいよなぁ。」
桃「でしょ!?人を数字で見るなよ!!」
そんなことを言うないこにふは、と笑いだしてしまった。俺につられてないこも笑う。あー綺麗だな。
青「俺ん家で勉強してく?100点取れば、人間として100点になるんじゃねぇの。」
桃「久しぶりにまろん家行くか〜。俺が言ってるのはそう言うことじゃねーよ!笑」
青「3日前に来たこと忘れたんですか?お兄さん。ほんまにどこが久しぶりやねん。」
良い点取るために家で勉強。そんなのうそに決まってるだろ。少しでもないこと一緒に居たい俺のわがままだ。
でも、家にあげることなんて珍しいことじゃなくてこいつは何も疑わずに了承する。
俺の気持ちにも言い訳にも、気づくことなく。それに俺はまた安堵と苦しさを同時に覚えた。
青「ただいまー」
桃「お邪魔しまーす」
桃「あれ、 まろままは?いつもこの時間はもう家に居るくない?」
青「あ〜、、 なんか今日は残業で帰るん遅くなるって通知が来とった気がしなくもない」
俺の母親がいつもいる時間に、今日はいないことに違和感を覚えたないこがそう言ってきたのに少し驚きながらもそう答えた。幼なじみだもんな、覚えてて当然か…
自分で自分の心を締め付けながら、あることに気がつく。ってことは
桃「久しぶりに2人っきりだねー」
青「っあ、」
言われた。ないこから、、ないこから言われた。2人っきり別に何もやましいことはない、幼なじみだろ、ほぼ家族みたいなもんだろ、自分にそう落ち着くように脳内で叫び続けた。
お菓子勝手に食べてもバレないかな〜、とか言ってるないこの後ろで自分を必死に落ち着かせた。
青「そうやな、それは久しぶりや。」
自分でも口角が上に上がっていることが分かった。抑えられない嬉しみが込み上げてくる。
ないこと一緒にお菓子を選び、俺の部屋へと向かった。
桃「まろこれ意味わかんないんだけど」
青「それムズいよな、さっきの公式をこっちの方の解き方で解くといけるで」
さっきないこと一緒に選んだお菓子を、勉強の間間で食べながら2人で問題を解く。
ないことの成績の差はそんなに開いてはいないが、俺がないこにかっこいいと思われたいと言って小さい頃から勉強をしまくったお陰で、ないこより少し頭がいい。
小さい頃の俺ホンマにありがとう。
桃「はいまろ。あーん」
青「……………」
こいつほんまに、、こっちの気も知らずに”あーん”をしてきやがった。でも無言でないこの手からお菓子をぱくっと食べた。
桃「いい子〜!まろは犬みたいだね笑」
そういい俺の頭を撫でた。俺の理性が切れたのが自分でもわかった。
あーあ、今までの嘘を返してくれよないこ。
桃「まろ?冗談だっ…ッえ」
さっきまで俺を撫でていた手を掴み、すぐ側のベットに押し倒した。いつもにこにこしてるないこの顔が、はてなで埋め尽くされ大きな目がさらに大きく開かれた。
桃「まろ、まっ…てッ」
白くて細いないこのお腹に服の壁を超えて触れ、ちゅ っと優しく音を立てながら軽くキスをする。お腹、鎖骨、首筋をめぐって唇を付けるだけのような軽いキス。
最後にないこの顔近ずる。暑さか照れているのか分からないが火照ってるその顔がぎゅっと目をつぶって構えた、かわいい。
青「ないこ、俺は犬やなくて獣やで。」
ないこの唇にはキスをせずにそう言う。キスをされると思って瞑っていた目をあけ、またはてなで埋め尽くされた顔をした。
桃「はぁ!!?まろ、え!どうゆう事ッ!」
青「俺はないこのことが好きやで。」
青「あー、でもないこは家族としか俺の事思ってないから、こうゆうスキンシップもどうってことないよな?」
今までの悪態を全て詰め込みそう放つ。俺はもう我慢しない、可愛い犬やなくて危ない獣なんやから。
桃「ちょ、ほんと近ぃ…今まではわけが違う!」
青「照れ隠しやん笑 かわええな」
桃「かわい、!? まろのバカ!!!うるさいうるさい!!」
照れてるないこが。いつもヘラヘラしてるないこが。可愛いほんまにかわいい。
青「これから”恋人”になれるようにアタックしてくから、覚悟しとけや?」
桃「むり!おれむり!!ちょ、ほんとに!」
焦ってるないこがおもしろくて、うひゃひゃっと笑ってやると真っ赤な顔で「笑うな!!」と言われた。これからがはじまりで、楽しみやな〜と明日が楽しくなるのが心から広がった。