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剣道部
「「失礼します!」」
条野と立原が剣道部の部室に入ると、そこには輝子と鐵腸がいた。
「お、来たか」
「輝子さん、鐵腸さん。お久しぶりです!」
「お久しぶりです。って言っても、時々会ってましたけどね」
「久しぶり。条野、立原。制服似合っているぞ」
と、鐵腸は条野と立原を見て言った。
「///ありがとうございます///」
鐵腸さんに似合ってると言われた。嬉しいな。
「輝子さん達の制服姿も初めて見ましたけど、似合ってるっすよ」
「そうじゃろう!あっ、ところで貴様ら、部活は剣道部として、委員会は何にしたんじゃ?」
「部活は剣道部確定なんっすね…」
「あたり前じゃろ!」
「立原は違う部に入るのか?」
「違うっすけど…」
「あの、話が逸れてますけど…。委員会は確か、明日決めると担任の先生が言っていましたけど、それがどうしたんですか?」
「いや、ただ儂ら風紀委員会に入らないかと聞こうと思っただけじゃ」
「輝子さんは風紀委員に入ってるんすか?」
「そうじゃ。ちなみに、鐵腸も入っておるぞ」
「へー。そうなんですね。参考にします」
鐵腸さんも入っているのか…。風紀委員入ろうかな…。嫌でも、なんか好きな人がいるからって入るのはなんか、恋する乙女みたいで嫌だな。
そう考えてる時点で乙女である。
でも、鐵腸さんと一緒がいいし…。高校もそれで入ってるし…。うーん。どうしますか。
「条野は何処か入りたい委員会があるのか?」
そんな条野に鐵腸は聞いた。
「いえ…別にありませんけど…」
「!なら、一緒に風紀委員やらないか!」
「///嫌ですよ!何で私が貴方と一緒にやらないといけないんですか///」
何で私はこうも素直じゃないんですか!
「そうか…。すまない。つい、条野とやれると思ったら先走ってしまった」
シュン、と鐵腸が項垂れた。
「///どうしてもって言うのなら、一緒にやってあげますよ」
「そうか!なら、一緒にやろう!」
あぁ、何で素直に嬉しいの一言も言えないんですか。もう…こんな自分が
嫌になる
ギュッと条野は唇を噛んだ
「……。条野。どうした?」
と、立原は考え込んでいる条野に声を掛けた。
「いえ。何でもないです。」
「…そっか」
立原は何処か悲しそうな表情で言った。それに条野は気づかなかった。
つづく
あとがき
どうしよう。すごく長くなる気がする。
…うん。頑張ろ。
あとがきがすごく短くなったけど、まっいっか。
では、また次回会いましょう。
ヽ(・∀・)バイバーイ