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次の日 学校

杏 「ふんふ〜ん、ふふん♪」

瑞稀「あれぇ〜?杏めっちゃご機嫌だけど、どうしたの??」

杏 「え、瑞稀!?今日学校遅刻してない?!」

瑞稀「まあね〜♪今日は人間観察しようと思って」

杏 「え、誰を観察するの?」

瑞稀「秘密〜」

昨日、私は冬弥に告白された。正直びっくりした。少しは冬弥の気持ちわかるようになったかなって思ってたけど、やっぱ全然分からないな。でも、私の気持ちは揺らがなかった。私は彰人が好き。そして、今日私は告白を決意した。

正直緊張するけど、やっと気持ちを伝えられる開放感を求めている自分が居た。その事を瑞稀に伝えなくては…!

杏 「瑞稀、実は言いたいことあって…」

瑞稀「あれ、弟くんじゃなくて僕に気が向いた〜♪?」

杏 「そうじゃなくて…笑今日、放課後私彰人に告白するんだ」

瑞稀「へ〜!やっと決意したんだね!僕は応援してるよ、杏♪」

杏 「ありがとっ瑞稀!」

瑞稀(杏、僕知ってるよ。彰人は杏の事が好きだって事。あとは杏が告白するだけ。言えないけどね)

杏 「瑞稀?なんで瑞稀がニヤついてるの…」

瑞稀「秘密だよ♪」

杏 「やたらと今日は秘密が多い……」

瑞稀「告白したら、結果教えてよね」



(瑞稀side)

なんで僕が弟くんの好きな人知ってるかって?実は昨日、僕は補習を受けていたんだ。本当は、小テストも余裕で満点とったし、早く帰れると思ったんだけど、今まで休んでた分のテストやらされてさ、結局帰りが夕方になっちゃったんだよね。

教室にも誰もいなくて、1人で帰ってたんだ。そしたら、弟くんを見つけた。

いつもはこの時間まで杏達と練習してるのに、今日は1人で帰って、どうしたんだろう。伸びている影がなんだか寂しそうだった。そう思って僕は弟くんに声をかけた。疲れていたのかな、3回くらい声をかけてやっと返事してくれた。

瑞稀「おとーとくん!」

彰人「あぁ、お前か。てかその呼び方いい加減やめろよな…」

瑞稀「え〜いいじゃぁん、てか今日どうしたの?疲れてる?」

彰人「いや、別に…そういうのじゃねぇよ…」

瑞稀「僕でよければ話聞くよ。こう見えて口は硬いからね♪」

彰人「なんでもねぇって言って……はああぁぁ(ため息)」

瑞稀「やっぱなんかあんじゃん」

彰人「お前、絶対言うなよ…。多分、今冬弥が杏に告白してる」

瑞稀「え!??それってどう言う事!?」

彰人「どういうこともなにも、そのままの意味だよ。あいつは杏の事が好きなんだよ」

瑞稀「でも、それでそんな疲れてる顔してるってことは…もしかして…(ニヤニヤ)」

彰人「勝手に想像しとけっつーの…」

瑞稀「大丈夫、絶対言わないから!!」

こういう流れで、僕は弟くんの好きな人見つけたって訳。でも冬弥が杏のこと好きだったなんて想像できなかったな…。



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