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《拷問幹部の危ないおしごと》
ある反社の一人の男のお話しです
男の名前は「黒瀬塁」。
彼は組織内で”拷問幹部”と呼ばれる立場にいました。
裏切り者や、敵意を向ける者を処理するのがおしごとです。
「お目覚めですか…?」
黒瀬は男に語りかけ
「お口の中が痛む?それは私が歯を抜いたからですよ 」
「あぁ、ご安心を今入っているものは入れ歯です」
「毒で死なれては困りますからね」
淡々と話を進め
「さて前置きはここまでにいたしましょう」
黒瀬の瞳には一切光がなかった
「貴方がどこまで耐えれるのかを試してみましょうか 」
彼は拘束された男の腕を刃物で切り裂いき
男は拘束椅子を軋ませながら激しく暴れ始めいたが
黒瀬は気なする様子もなく、用意していた塩を傷口へ振りかけた。
苦痛で荒くなった呼吸が部屋に響き渡る
そして、床を蹴る音も何度も響いている
「汚い悲鳴ですね」
静かな声だが、男の叫びを切り裂いた
「ボスに聞こえたらどうするんです?」
男の苦しみなど目に止めずボスの事だけを気にしている
「少しは押さえる努力をなさってみては」
「まだ始まったばかりなのですから少しは耐えてくださいね」
黒瀬は顔色を変えることなく男に拷問をし続けた
男が話す気になり黒瀬の動きは止まる
「ふむ」
「情報もはいてもらいましたし」
「半日”も”耐えたのですから」
「案外できる人なのでしょうね」
「ボスを裏切らなければこんなひどい目にあわなかったのに」
「頭の方は弱かったようですねぇ?」
「後は貴方の処理です 」
「大丈夫、最上の痛みをプレゼントしますからね?」
男を痛みと共にあの世へ送った後
「後処理は嫌ですね」
「すぐにボスに会えないのは悲しいです」
ボスに会いに行くためには、綺麗で清潔にしなければという彼なりの敬意なのだろう
「綺麗になったことですし任務遂行したことを報告しないといけませんね」
黒瀬は、ボスの部屋に向かいながら考えた
(私以外に幹部が2人いることは、把握済み…)
(大きく分けて3つなのだが)
(1つは拷問を任務とする者)
(2つはボスの任意において指示する者)
(3つ……不明)
(3つは幹部である私達ですらわからない存在であるということ)
(きっとボスはその幹部は知っている)
(でも、それを教えてくれないボスもボスだ)
(考えても仕方ないか)
(問題は最近活発になってきている)
(反社の上の者を次々と暗殺しているという者)
(この事をお知らせしなければ)
ボスの部屋らしきドアにノックを
コンッコンッコンッコン
「「あー入っていいよ」」
「失礼いたします」
黒瀬はボスの部屋に入りたい任務が遂行できたことを報告
「ボスの任務遂行をご報告いたします」
「奴はどうやら内通者のようで」
「今敵対している反社の者のようです」
報告を終えた時にボスは口を開いた
「「やはりそうか、黒瀬くんには汚れ仕事を回してごめんねぇ」」
ボスは汚いものを嫌う黒瀬を心配し
「いえボスの命令とあらば」
その言葉を聞いたボスはニヤリと笑い
「「ほんとに黒瀬くんは感謝しかないよ」」
黒瀬が活発になっているものの話しに切り替え
「お話しは変わりますが、ボス最近活発になってきている者をご存知でしょうか」
ボスはその事を聞きすぐに理解した
「「活発って言えば反社の上の奴らを暗殺している者の事だね」」
「さすがはボス」
「ボスもその者には気を付けた方が、よろしいのではないでしょうか」
「「そうだねぇ僕としても油断はできないだろうね、」」
「「その忠告聞き入れることにするよ」」
その言葉にほっとした黒瀬
「ありがとうございます」
ボスは口を開き
「「でも、安心するといいよ」」
「どういう意味でしょうか、ボス」
黒瀬は、ボスの安心するといいよといわれたがなぜ安心していいのかわからず
「「だって、その者は僕達の味方だからね」」
「?……そうだったのですね 」
「「知らないのも当然だよ、僕が隠していたから」」
その言葉に反応した黒瀬は少し同様を見せ
「では、3番目の」
「「ピンポーン。正解」」
「「あれには、僕の敵対するものにたいしての隠れた制裁として動いてもらっている 」」
黒瀬は喉から絞るように質問をして
「ボス…聞きたくはなかったのですが、なぜ我々に教えてくれなかったのですか?」
黒瀬には思い一言ではあるがボスはさらっと言ってしまう
「「漏洩するのを阻止するためだよ」」
黒瀬は重たい口を開き
「そうなのですね、申し訳ありません」
「「他に報告するとこはない感じかな?」」
「はい。以上でございますボス」
「「なら下がって休むと言い」」
「失礼いたします。ボス」
黒瀬はボスには頭を下げ部屋を後にした
コツコツと歩く音が遠くなったことを確認し
「「もう、でてきて大丈夫だよ」」
ボスの机のしたに隠れていた3番目の女がゆっくりとでてきた
「「「はい、ボス」」」
でてきた女性はこの世とは思えぬ美貌をしていた
「「ごめんねぇ窮屈だったでしょ」」
「「「いえ、ボスのご命令とあらば私はなんでもいたしますわ」」」
その言葉にボスもクスッと笑い
「「頼もしいねぇほんとに」」
ボスの笑顔に見とれているがすぐに黒瀬の話しに移る
「「「ボス…私を隠してまで黒瀬というものには隠したかったのですか?」」」
「「あれでいいんだよ。大丈夫」」
ボスはそれでいいのだとそれだけを伝え
「「「ボスがそう言うならそういたしますわ」」」
女性はボスに全てを捧げている様子で
「「「私は、ボスに助けられた身この命ボスに捧げます」」」
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