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ある日、日光が何時もより強い日。
牢屋にパンを置いていくと、トルコ帽と白いマスク赤バッテン男の牢屋で声を掛けられた。
その場に居たのはマスク男だった、マスク男は野菜を屋敷で育てて売っている…から少しは話すのだがその日は前ぶりもなく突然話しかけられた。
「最近…、仲間の貴方への敵視が凄い。」
顔を見ると、真っ直ぐこちらを見つめていた。
「何か、しました?」
汗が頬を撫でる。
確かにコネシマのパンは止めたし豚バッチも叱ったし和服には斬りかかられるし色素薄い人には注意しちゃったしフードの人はムカつくしトルコ帽の人には警戒させちゃったし豚っ子は死ねって言われた(語弊)し…、何かしたと言えばなにかした。
でも何もしてないと言えば何もしてません!!!(した)
とりあえず口を開いた
「何も、ただコミュニケーションの取り方間違えたかな…って思う。」
「そう…」
肩が竦む、
まるで虎に睨まれた気分だ。
まるで鬼に見られている気分だ。
まるで今から殺される気分だ。
「俺は別に蝶使さんを疑ってない。」
安心させるように聞こえるがなにも安心できない。彼の鞘に収められた刀は今のためにあるとしか思えなかったからだ。
「でも、仲間に何がしてたら…。」
「…」
カチャリと鞘から音がした気がした…。
これ仲直りしないとこの子に殺される…?
そう思うとその日はふて寝するしかなかった。