テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
伏字
190
低音 リリナ
131
九斗
「まじで全身痛ぇ…」
「何が悲しくて8時間もモンスターを駆逐しないといけないんだよ…」
美夜
「まぁ、未来の時よりは軽いと思いますけどね」
九斗
「…そういえばさ美夜、お前の能力ってなんなんだ?」
美夜
「十四部の能力リスト見てないんですか?」
「隊長と副隊長は必ず載ってるはずですが」
九斗
「いやー…そういうのは優の仕事だったし…」
「んで、どういう能力なんだ?」
美夜
「私の能力は大した事ないものですよ…」
「闇を操る程度の能力です」
「頑張れば周囲を暗くするのと、影操作が出来るぐらいですね」
九斗
「…ほぼルーミアじゃん」
美夜
「メタいですよ」
九斗
「光系の能力と相性悪すぎだろ」
美夜
「なるべく遭遇しないようにします」
優
「…そういえば、俺はいつになったら能力が使えるんだ?」
九斗
「え?夢の中とかに出てきてない?」
優
「うん」
九斗
「嘘だろ?」
あ…そういえば、優は捕まって暴力を振るわれていた時って言ってたな…
もしかして、本来の歴史を変えたせいでタイム
パラドックスが起きたのか?
モブ1
「ねぇ…!あれ英雄様じゃない!?」
モブ2
「本当だ…!」
「英雄様、昨日はありがとうございました」
モブ3
「俺達のためにありがとうございます」
九斗
……英雄、かぁ
別に俺のやっていることは偽善でしかないんだけどなぁ
優
「みんなから褒め称えられてるな」
「英雄さん?」
九斗
「別に俺は英雄なんかじゃない」
「ただ邪魔な物を排除しているだけ」
優
「はいはい、素直に喜べよ」
優
「…酷い、ここが本当に足立区なのか?」
「台東区と荒川区はここまで酷くなかった」
九斗
「…敵、居るな」
「おい、出てこいよ」
「バレバレだから」
女
「…あぁ、バレてたのか」
「やぁ、どうも」
九斗
「お前は誰だ」
「敵なのか、味方なのか 」
女
「さぁね…あ、でも」
「この街をこんな風にしたのは私よ」
九斗
「っち、めんどくせぇ事を」
「てか、お前なんかドブネズミみてぇな顔してんな」
「いや、ドブネズミの方がまだ可愛いな」
女
「…ガキまでもが私をバカにするのね」
「……でも、もう私はあの神と契約した」
九斗
「…は?何言って」
やばい、嫌な予感が…
「…ッチ」
「優!逃げろ!」
優
「え、なんで?」
「俺もたたk…」
九斗
「いいから!早く遠くに!」
優
「…!」
こんな真剣な九斗、初めて見た
「……わかった!」
「でも、ちゃんと戻ったら説明しろよ」
九斗
ごめん、優
でも、今の俺には優を守りながら戦える程の力は無いんだ
女
「優…?あぁ、副司令官の優か」
「でも、あの肉食猛獣の様な冷たい視線がない」
「未来から来た優ではないのね?」
九斗
「…さぁな」
「てか、お前顔変わりすぎだろ」
「ずっとそのドブネズミ以下の顔面でいろよ」
「分かんなかっただろ」
女
「久しぶり…と言ったところかしら?」
「ドーハスの虎石九斗」
九斗
「優は絶対に渡さないからな」
女
「…内田凛が追っている、と言ったら?」
九斗
「…ッチ」
「お前とは後だ!じゃあな!」
女
「行かせるわけないでしょ?」
優
「…ハァ、ッハァ」
「……竹ノ塚駅辺りから変わりすぎだろ」
「…ふぅ、 ここまで来たら大丈夫だよな?」
この油断がダメだった
凛
「ずっと尾行されてたのに気付かなかったの?」
優
俺の耳元で声がした
「ッ!?」
俺は腰からナイフを取り出し、後ろを振り向かずに後ろを切った
凛
「おっと、危ない危ない」
「…だいぶ息が上がってるね?」
「まぁ、私はなんともないけどね」
優
「…は?」
確かに女の言う通り、女は息を切らしていない
凛
「なんで?って顔してるね…」
「…物をワープさせる程度の能力だからよ」
「ていうか、私飽き性だからさ〜?」
「手短に終わらせていい?」
「どうせお前は私に負けるだろうし」
優
俺は急いでポケットから銃を取り出し、発砲した
だか、女に弾が当たることはなかった
凛
「どこ撃ってんの?」
優
女は俺の真後ろにいた
そして、俺は蹴られた
「ゴフッ…」
内臓が破裂したような感覚と同時に痛みがやってくる
女
「うーん、ちょっとぐらい遊んでもいっか!」
「よし、じゃあ首絞めて殺すね」
「私、首絞めて殺したことないから」
優
そう言って女は俺の首を絞め始めた
内臓さえ潰されていなかったら反撃できたかもしらないのに…
「っぐ…がっは…」
どんどん意識が薄れていく…
ここで死ぬ、そう覚悟した瞬間
[カーン]
鐘のような音が鳴った…
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!