テラーノベル
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九斗
「まじで全身痛ぇ…」
「何が悲しくて8時間もモンスターを駆逐しないといけないんだよ…」
美夜
「まぁ、未来の時よりは軽いと思いますけどね」
九斗
「…そういえばさ美夜、お前の能力ってなんなんだ?」
美夜
「十四部の能力リスト見てないんですか?」
「隊長と副隊長は必ず載ってるはずですが」
九斗
「いやー…そういうのは優の仕事だったし…」
「んで、どういう能力なんだ?」
美夜
「私の能力は大した事ないものですよ…」
「闇を操る程度の能力です」
「頑張れば周囲を暗くするのと、影操作が出来るぐらいですね」
九斗
「…ほぼルーミアじゃん」
美夜
「メタいですよ」
九斗
「光系の能力と相性悪すぎだろ」
美夜
「なるべく遭遇しないようにします」
優
「…そういえば、俺はいつになったら能力が使えるんだ?」
九斗
「え?夢の中とかに出てきてない?」
優
「うん」
九斗
「嘘だろ?」
あ…そういえば、優は捕まって暴力を振るわれていた時って言ってたな…
もしかして、本来の歴史を変えたせいでタイム
パラドックスが起きたのか?
モブ1
「ねぇ…!あれ英雄様じゃない!?」
モブ2
「本当だ…!」
「英雄様、昨日はありがとうございました」
モブ3
「俺達のためにありがとうございます」
九斗
……英雄、かぁ
別に俺のやっていることは偽善でしかないんだけどなぁ
優
「みんなから褒め称えられてるな」
「英雄さん?」
九斗
「別に俺は英雄なんかじゃない」
「ただ邪魔な物を排除しているだけ」
優
「はいはい、素直に喜べよ」
優
「…酷い、ここが本当に足立区なのか?」
「台東区と荒川区はここまで酷くなかった」
九斗
「…敵、居るな」
「おい、出てこいよ」
「バレバレだから」
女
「…あぁ、バレてたのか」
「やぁ、どうも」
九斗
「お前は誰だ」
「敵なのか、味方なのか 」
女
「さぁね…あ、でも」
「この街をこんな風にしたのは私よ」
九斗
「っち、めんどくせぇ事を」
「てか、お前なんかドブネズミみてぇな顔してんな」
「いや、ドブネズミの方がまだ可愛いな」
女
「…ガキまでもが私をバカにするのね」
「……でも、もう私はあの神と契約した」
九斗
「…は?何言って」
やばい、嫌な予感が…
「…ッチ」
「優!逃げろ!」
優
「え、なんで?」
「俺もたたk…」
九斗
「いいから!早く遠くに!」
優
「…!」
こんな真剣な九斗、初めて見た
「……わかった!」
「でも、ちゃんと戻ったら説明しろよ」
九斗
ごめん、優
でも、今の俺には優を守りながら戦える程の力は無いんだ
女
「優…?あぁ、副司令官の優か」
「でも、あの肉食猛獣の様な冷たい視線がない」
「未来から来た優ではないのね?」
九斗
「…さぁな」
「てか、お前顔変わりすぎだろ」
「ずっとそのドブネズミ以下の顔面でいろよ」
「分かんなかっただろ」
女
「久しぶり…と言ったところかしら?」
「ドーハスの虎石九斗」
九斗
「優は絶対に渡さないからな」
女
「…内田凛が追っている、と言ったら?」
九斗
「…ッチ」
「お前とは後だ!じゃあな!」
女
「行かせるわけないでしょ?」
優
「…ハァ、ッハァ」
「……竹ノ塚駅辺りから変わりすぎだろ」
「…ふぅ、 ここまで来たら大丈夫だよな?」
この油断がダメだった
凛
「ずっと尾行されてたのに気付かなかったの?」
優
俺の耳元で声がした
「ッ!?」
俺は腰からナイフを取り出し、後ろを振り向かずに後ろを切った
凛
「おっと、危ない危ない」
「…だいぶ息が上がってるね?」
「まぁ、私はなんともないけどね」
優
「…は?」
確かに女の言う通り、女は息を切らしていない
凛
「なんで?って顔してるね…」
「…物をワープさせる程度の能力だからよ」
「ていうか、私飽き性だからさ〜?」
「手短に終わらせていい?」
「どうせお前は私に負けるだろうし」
優
俺は急いでポケットから銃を取り出し、発砲した
だか、女に弾が当たることはなかった
凛
「どこ撃ってんの?」
優
女は俺の真後ろにいた
そして、俺は蹴られた
「ゴフッ…」
内臓が破裂したような感覚と同時に痛みがやってくる
女
「うーん、ちょっとぐらい遊んでもいっか!」
「よし、じゃあ首絞めて殺すね」
「私、首絞めて殺したことないから」
優
そう言って女は俺の首を絞め始めた
内臓さえ潰されていなかったら反撃できたかもしらないのに…
「っぐ…がっは…」
どんどん意識が薄れていく…
ここで死ぬ、そう覚悟した瞬間
[カーン]
鐘のような音が鳴った…
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花桜月華
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