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昼メシ後は定例の会議だ。応接室に集まって、この5日間の振り返りを行う。メンバーは前回と一緒。スラっちがいないだけだな。
「じゃあ、会議を始めます。いつもの流れで…オレンジ、カフェから報告してくれる?」
ゼロが口火を切ると、いつものごとくオレンジが元気よく立ち上がり、話し始める。
「はい!カフェは問題なしです!ダンジョン外での買い出しも順調です!」
「もちろん私めも絶好調でございますよ!」
「だね。いい感じだと思うよぉ」
ピアノ担当のイナバと司会のキーツも言葉を添える。
「二人は女の子達からプレゼント貰えるくらい馴染んでます!本当に順調ですよ!」
オレンジの言葉に、俺は一瞬固まった。
マジで?
プレゼントなんか貰っちゃってるのか…。
羨まし過ぎる…。
イナバは得意満面だが、キーツは申し訳なさそうだ。ここは触れないでおこう。
羨ましいが!
「じゃ、次はダンジョンの店ね」
ゼロに促され、店代表のホビットが立ち上がる。
「問題っちゅう問題じゃねぇんだが、炎だの雷だの特殊効果がある武器目当ての挑戦者が増えたんだぁ。ドワーフのじいちゃん達も頑張ってっけど、おっつかねぇなぁ」
「そっかぁ…」
ゼロは考えこんでいる。ドワーフを増やすかどうか、考えてるのかも知れない。
「まぁ人気はあるだろうが、量産すんのは、あんまり勧められねぇけどなぁ」
ゼロの考えを見越したように、カエンが釘をさした。
「えっ?どうして?」
「そういう便利な武器に頼り過ぎると、本当の実力があがらねぇからなぁ。まあ、稀少価値がある程度に作る方が賢明だぜぇ?」
なるほど。そうかも知れない。
ゼロも大きく頷いている。
「そっか、そうだよね。元々駆け出し冒険者を鍛えるためのダンジョンなんだもんね。あんまり強力な武器、手軽に買えちゃダメだよね」
さすが年の功。カエンの一言で、ダンジョンの店の品揃えは、増やし過ぎない方向で決着がついた。
話が一段落したところで、ホビットが何か包みを取り出す。
「そう言やぁ、今回も届け物があるんだぁ。ハクと、あと…こっちはグレイに、って言ってたなぁ」
「おーーー!!出来たか!!」
「試作品だから、まだ特殊効果はついてねぇってよぉ。それでとりあえず慣れとけって言うんだぁ」
「分かった!」
練習出来るだけでも、充分嬉しい!
ドワーフ爺さんに感謝だ!