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⚠︎この話には以下の要素が含まれます
・微赤水
・微水白
・死ネタ
・曲パロ
※このストーリーでパロディとして使わせて頂く楽曲↓
ラプラスショコラ / 初音ミク
https://m.youtube.com/watch?v=easT0DZDAs8
・Kai様のラプラスショコラという楽曲を使わせて頂いております
・歌詞は自己解釈しております
・nmmnの意味がわからない方はご閲覧を控えて頂くか、一度調べてからご閲覧下さい
・コメ欄では本人様の名前を出さず、検索避けをして下さい 例:(りうらさん→🐤さん、赤さん、最年少さん等)
※していなかった場合こちらが削除させて頂きます
・本人様には一切関係ありません
AI学習禁止、無断転載・使用禁止、トレス禁止
↓
今回のサムネです
展開ジェットコースターの駄作になってしまいました
それではどうぞ
今日も今日とて好きな人である彼と横に並んで撮った写真を見て、妄想して付き合った気になって、ニヤニヤと笑みを溢す。
こんなに彼を愛しているというのに、俺は勇気が出なくて結局バレンタインチョコを渡せなかった。
バレンタインの数日前からわざわざオールをしてまで何度も何度も作り直した。けれどその努力も無駄だったようだ。
これはツいていないと言うべきなのだろうか。いや、違う。俺があまりに臆病なせいだ。
というかそもそも、彼にはすでに好きな人がいそう。
…これ以上考えるのはやめよう。だんだんと暗い方向へと進んでいってしまう。
赤)……気分転換に散歩するか。
見慣れた道をただひたすらゆっくり歩く。
平日の昼間から赤と黒でまとまっていて、ピアスや髪飾りなど全体的に派手な格好をしている。そのせいかはわからないが、周りからの少し冷えた目線が俺に集まっているような気がした。
?)あれ、りうちゃんじゃん。
赤)…?
急に名前を呼ばれてビクッとする。俺の事をりうちゃん呼びしている上、この高く可愛らしい声。という事は、と期待してドキドキしながら後ろを振り返る。
赤)…!いむ!
綺麗で透明感のある水色の瞳。水色に薄紫のグラデーションが入ったサラサラの髪。服装のパーカーはオーバーサイズなようで、萌え袖になっている。
この全てが愛おしく感じてしまう。
水)りうちゃんは何でここにいるの?
赤)散歩しようかと思って……。
現時点ですでに顔が熱い。恐らく赤面状態になっている気がする。今すぐに隠したい所ではあるが無理だ。
恥ずかしくて彼と眼を合わせてはなせやしない。
水)僕は買い物行ってたんだ!ちょっと遅れちゃったけど…好きな人にバレンタインチョコ渡そうと…、/
赤)ぇ……、
彼は頬を少し赤らめて言った。その発言により一気に涙が込み上げてきた。
赤)…ごめん、俺用事思い出したから帰るね、笑
水)…?そっか、またね!
その場に数秒立ちすくんでしまったが、泣いている所を彼に見られたくなくて震える足を必死に動かして家まで走る。
走っている最中でも数量の涙がポロポロと溢れていった。
赤)…(どうして……、)
赤)どうして…どうして………どうして…!
赤)…
彼に好きな人がいる事は正直分かりきっていた。しかし眼を背けて信じないようにしていた。
そして先程、彼………、いむ本人の口から発せられてしまった。
『好きな人にバレンタインチョコ渡そうと』
だって。
その好きな人とは誰の事だろうか。
そいつさえ消し去ってしまえば……。
赤)…っ、!
赤)…何考えてんの俺……。
自分が考えた事であるはずなのに恐怖心を抱いてしまう。とりあえず彼に連絡する事にした。
『いむ?』
既読
『どうしたの?』
『いむの好きな人って誰?』
既読
『急すぎない!?』
『教えてくれない?』
既読
『りうちゃんその子の事知らないし言うよ…』
赤)俺が知らない……、
『初兎っていう可愛い子』
『何から何まで可愛いんだよね〜…』
『はつうさぎ…?』
既読
『皆んな間違えるじゃんWWW』
『しょうって読むんだよ』
『教えてくれてありがとう』
既読
『惚気ていい?』
『やめろ』
既読
『冷た』
赤)……”初兎”…ね。
その後初兎を全力で特定しネット上で「仲良くしたい」なんてクソみたいな嘘を吐いた。そして今日、実際に会う事になった。
会ったら…会ったら………、
白)りうちゃん…?
赤)…!しょうちゃん!
白)やっぱりうちゃんやったんや!じゃあさっそくカラオケ行______
赤)会ったばっかりだけど、ごめんね、じゃあね。
白)へ…?
アナウンサー)速報です。◯◯の路地裏で、男性の死体が見つかりました。
アナウンサー)その男性は「有栖初兎」さんで、警察の調べによると、腹部を刺された事による多量出血で亡くなったようです。
アナウンサー)まだ犯人は捕まっておらず、警察は捜査を進めています。
アナウンサー)次のニュースです。______
赤)……。
水)…な゛んで……なんで゛!……ぅあ゛…、あぁッ…泣
俺は隣で泣くいむの背中をさする。
水)りうちゃん…りうちゃんはいなくならないよねぇ゛…!?泣
赤)うん…俺は絶対いなくならないよ。
初兎がいなくなり、謎の安心感に包まれていた。
先程までは。
しかし泣いているいむを見ているとだんだんと罪悪感が込み上げてきた。
俺はどうすればよかったのだろう。
俺はどこで選択を間違えたのだろう。
教えてくれラプラス。
シンプルに駄作になりました
大変申し訳ございません
ハピエンはもしリクエストがあれば書きます多分