仮面舞踏会 3出した翌日にハートの数が計4000になったよ!という通知が来ていたのですが…マジですか?
夢じゃないかと疑ってつねったけど、ちゃんと痛かった
嬉しすぎて一気に書きました
では、どうぞ
内容
〜多分ソナチのNL〜
〜〜アテンション〜〜
・ソナチ
・設定ガバガバ
・✗18ないよ
・普通に下手
・NL
・🔰
少しずつ弦の音が小さくなり、空気に溶けるように消えていった
消えた後も2人はダンスの態勢をとったままで、 私はしばらく彼の顔を見つめていた
彼はなんて名前だろう…
名前が分かれば、また何処かで…
卍「…あの」
深夜0時を告げる鐘が鳴る
それは今過ごしているこの時間の終わりを意味していた
私の口から出かかった言葉の続きは飲み込むことにした
言ってしまえばもう会えなくなるような気がしたから
?「さっき何か言いかけてましたけど…」
卍「あの…私、もう帰らないとなので…」
?「…そうですか」
彼が少し寂しげな声色で言う
まるで、別れを惜しんでいるかのように…
急に彼が何かを手探りで首から外し、
?「これ…受け取ってくれませんか?」
そう言って差し出してきたのは彼がつけていた、金色の飾りがついた細い銀のチェーンネックレスだった
?「今日初めて付けたものだから殆ど新品です。会えたときの目印というか…これを持っていればきっと、絶対に分かるので」
向こうもまた会えると思っているのか、いないのか…
また会えると思っての行動だとしたら?
もし、彼が自分と同じ気持ちであれば…
でも、必ずしもそうであるとは限らない
社交辞令という可能性だってある
でも…今は少し、この気持ちを信じてみることにした
ネックレスを受け取り、
卍「私からも、これを目印に」
付けていた片方の耳飾りを外して彼に渡す
私のは普段使いもしていて、まったくの新品ではないけれど
オーダーメイド品だからこの世にまた二つとない代物だ
普段使いも出来る見た目ではあるから付けていても、違和感はないだろうし何より一目で分かる
彼も耳飾りを受け取り、
?「…これを付けていれば、貴方は私に気づいてくれますか?」
その質問に微笑みながら答える
卍「えぇ…きっと…」
彼とはそのまま別れ、 彼は城の方へ行き、私は父上と決めていた待ち合わせ場所へ向かう
父上は先に来ていたがダンス中、私の姿が見えなかったようで不満だったのかムスッとした顔で待っていた
迎えの馬車に乗り込み一息つくと父上が話しかけてきた
独帝「約束は守ったんだろうな?ナチ」
卍「ちゃんと1人とは踊りましたよ。約束した通り1・人・と・は。」
独帝「…」
約束通り1人とは踊ったのだ
それ以上と踊る理由はないし、父上から何かを言われる筋合もない。 踊った相手についても特に話す必要はないからだんまりを決め込んだ
あの時は夢のような時間だった
耳飾りが片方ないことは、バレたら何とか言い訳することにして、ネックレスのことは黙っていよう
渡してくれた彼と一緒に…
仮面舞踏会編(?)はこれで終わりです
けど、物語自体はまだ続きます
次ほぼ説明なるかも(会話が…)
主は語彙力が圧倒的にないです…
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