この作品はいかがでしたか?
315
この作品はいかがでしたか?
315
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
注意事項
◾︎人の多いところで閲覧しないで下さい。
◾︎人に見せたり、紹介したりしないで下さい。
◾︎ご本人様、関係者、一般のファンの方の目に触れるようなことはしないで下さい。
◾︎無断転載、引用、スクショ、コピー、拡散、晒し行為は絶対にお辞め下さい。
◾︎コメントされる際は、ご本人様の名前や、グループ名などの正式名称をそのまま表記せずに、『伏せ字』や『隠語』を使用して下さい。(※追記あり)
◾︎伏せ字や隠語を使用していないコメント等は、こちらから注意させて頂きますのでご了承下さい。
※主の作品では、🦊🐒🧸🐇🐑🐶を使います。
▲
上記を守っての閲覧をお願いします。
▶︎ •၊၊||၊|။|||||||• 0:01
俺は🐇。
「あっ…….あ”ッ…..ん⸝⸝」
扉を開けたソコには地獄が広がっていました。
昨日、高校生初めの行事、
入学式を済ませた俺達新1年生は、今日から1週間 部活見学期間というものらしく、6限目終了後、各自気になる部活動を訪れて体験や見学をする週間らしい。
首席で入学した俺は、元々入部したい先を決めていた。
全ての教科ALL5は固いが、ひとつだけ俺には弱点がある。
それは英語が苦手だと言うこと。
高校生ともなれば、英語も単元が増えるし、
勉強したことだけ頭に入れているだけでは応用が効かないのである。
俺の最大の敵は、コミュニケーション英語。
英表ならばある程度の文法を抑えて、単語のスペル、意味を暗記しておけばどうにかなりそうなものを…。
コ英は…お前…
まあいい。
そんな俺は、英語部に入部した後、苦手を克服して更なる成績アップを目指す訳だ。
俺はルンルン気分で”英語部”とおざなりにB4の紙に書かれたドアを3回ノックし 失礼します とひと言。
開けた視界の先には、
見るからに賢そうな5人の先輩がいて、会議用の机を3つほど連ね、それを囲むようにして座り、
英語について話し合う姿が___
なんてものはなく…..。
俺の視界に広がった光景は、
ガラの悪そうな奴、チャラチャラと勉学に関係のないものを身につけている奴、明らかに校則違反にあたる髪色。
俺?
俺は地毛登録してるもん
俺の想像していた品行方正な先輩は見当たらず、
品性下劣な奴らは、何をしているのかというと、
「あ”っ…….あ”ッ…..ん⸝⸝」
「どう?これ」
「わ”ッ…るく、な”いぃ…..ん”ぁッ⸝⸝」
「素直じゃないねえw」
「めちゃくちゃ感じてるやんw」
会議用の机を3つ連ねて、椅子に座る訳ではなく、その机の上に1人の男が寝そべって下品に足を開き、それを2人の男が囲んでいる。
室内に響くのは、英語ではなく、
下品で浅ましい声と、低俗な機械音のみ。
俺は無言で開いたドアを閉めた。
は?
なにあれ?
俺は再度、ドアに貼ってある紙を見つめる。
え い ご ぶ
間違いなく、書かれている文字は英語部。
ドア上部の表札にも英語部の文字が。
ひとり、書かれている文字と俺の認識が違うことに頭を悩ませていると、閉めたはずのドアが内側から開かれる。
やばい
そう思うには時すでに遅し。
俺は手を引っ張られ、品性下劣な奴らがいるあられもない室内へと強制的に足を踏み入れた。
「新入生?」
あの光景を何食わぬ顔で見ていた内のひとりが俺に話しかける。
髪色も違反だし、手には無数のリング。
不良や…
「そうです、けど…」
声を漏らさない為か、中と外を繋ぐ全ての穴が塞がれている。
決していい匂いとは言えないこの空間。
換気もしていないのか?
辛うじて空気清浄機のような物は置かれていた。
一刻も早く退室したい…。
「入部希望者かな?」
「いえ違います」
「即答w」
もうひとり、参加せず何やらタブレットと向き合っていた金髪頭の男が、俺を入部希望者かと問う。
そんな訳ないだろ
「あの、部室間違ってませんか?」
「うぇ?」
「ここって英語部の部室ですよね?低俗な部屋にしないで下さい」
「威勢のいい1年やなw」
ガラ悪男が何やら俺を嘲笑しているが、そんなの気にしない。
間違いは、いくら年上で先輩だろうと正してあげないと。
「えっと、、ここは英語部であってるよ?」
はい?
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ➼ ♥50↑