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20XX年、1月17日
実況者“日常組”とコラボ【ピエロがいるサバイバル!】
(しにがみ side)
し「ねえぺいんとさん!!どうすんの!!」
ぺ「どうするも何も…ってお前がさっき言ったじゃねえか!!!」
し「でも…」
この状況で会議が開かれたらまずい。あまりにもまずい、青汁くらい。
トラゾーさんとぺいんとさん、僕でペアを組んだ状況でトラゾーさんだけが死んでいるとなると、真っ先に疑われるのは僕とぺいんとさん。
流石にこの死体を見たら落下死したとわかるけど…
会議を開かれたら死体が消える。だから、落下死したという証拠がなくなってしまう。
最悪疑われたらぺいんとさんを囮にしようか…
そんなことを考えていると、今一番最悪のタイミングの通知が来た。
【会議が開かれました。残り一回】
ぺ「え、ちょっとまって?!?!しにがみ!!会議!!!」
し「僕は何も知らないからなーー!!!!!」
そう叫びながら参加した会議。
第一声は僕の、
「違うんです!!!わけを聞いて!!」
だった。
🌷「どうしたんですか?」
🦖「まって、トラゾーさん…いなくね?!」
🍫「ペアだったのは…日常組さんの2人か」
🍪「え、これどう考えてもふたりがピエロ…じゃないですか?」
⚡️「え、普通にそうやん」
やっぱり疑われてる…ここまでの流れが予想通りすぎる。
何を言っても言い訳と言われそうなこの空気で、僕の言いたいことを全て言ってくれた人がいた。
💧「多分ですけど…トラゾーさん、落下死したんじゃないですか?」
ぺ「しずく!!!!!」
し「しずくさん!!!!!」
最年少で新メンバーながら最高すぎる…!!
🍪「え、でもなんで…?」
💧「このお二人が、ペアで誰かを殺したらすぐ自分が疑われる状況で殺るわけがないなって…」
💧「会議になった時からしにがみさんがずっと何か言いたそうだったから、この説明かなって思って…どうですか?」
し「まさにそう。言いたいこと全部言ってくれた!!」
💧「わ、よかったです笑」
🦖「とりあえず、トラゾーさんは落下死ってことでいいですか?」
ぺ「そう!!!もちろん!!」
【残り時間:30秒】
⚡️「一回結構時間経ったし、塔の前に集合するか!」
「「「了解!」」」
【残り時間:10秒】
【会議が終了しました。】
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