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エコ

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#初心者
ゆいぽん
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月白
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月城 蓮桜音
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「あ…………」
目の前に広がる野菜パーティー。よりどりみどり、選び放題の野菜が並んでいる。
これは、特に嫌いなものがない私にはいいけれど、彼らは――。
パクパク
パクパク
あれ? 二人とも克服したんでしょうか。普通に食べてます。表情は硬いけれど。
好き嫌いなんて言ってられないという勢いで食べている。
とても良いことだ。うん。頑張れー。
「あ、ルードさん。一緒にタカマガハラまで行ってくれませんか?」
カシャーン
カチャーン
二人が同時に持っていたフォークを皿に落とした。
「リサちゃん?!」
「だって、連れて帰られたら困るんです! ちゃんと説明すればルードさん、わかってくれますよね?」
「……」
ポカーンと口をあけたままですよルードさん、大丈夫ですかー?
もう、魔法を使ったのはバレてしまっているのだから、きちんと理由を話せば、彼はカナちゃんのために手伝ってくれると思う。と、いうことで先手をうってみたのだけれど。
スッと落としたフォークを拾って、食事に戻るとルードは目を閉じながら言った。
「話を聞いてからです。隠さず話してください。私もきちんと聞いて、答えます」
「はい!」
「まずは、食事を終わらせましょう」
「あ、すみません」
黙々とルードは食べ進めていた。私もお腹がすいていたので美味しくいただいていたのだけど――。
アリスはとても複雑そうな顔をしていた。
ーーー
「ルードお兄さん!」
アミスとともにこの部屋にきたルミナが、ルードを見つけて嬉しそうに声をあげた。
よかった、目が覚めたのね。
「お知り合いだったのですか?」
アミスが首を傾げながら聞いてきた。
「えぇ、湖のほとりで一度お会いしましたね」
「ルミナ、この方達が貴女を助けてくれたのですよ」
「そうなのですか?」
「えぇ」
ルミナはヒーローを見るような目でルードを見ている。
「ありがとうございます!ルードお兄さん、リサお姉さん、猫耳のお兄さん」
頬をピンクにそめて、ルミナはペコリと可愛らしくお辞儀をした。
そう言えば、アリスはあの時居なかったから名前は知らないか。
「ボクはアリストと言います。無事でよかった」
「アリストお兄さん。ルードお兄さんとリサお姉さんのお友達ですか?」
「ボクはね、リサお姉さんの婚約者だよ」
パッと嬉しそうに彼女はアリスの話を聞いている。
「じゃあ、リサお姉さんとアリストお兄さんは結婚するのですね!」
「そうだよー」
いったい、子供と何を話しているんですか! ルードが呆れ顔になってますよ!!
「皆様、ハーフィ様、クレス様そして、陛下がお呼びです。よろしいですか?」
「はい」
この国の王様も一緒に居るの……! いったいどんな人なのだろう。
コメント
1件
ふふ、この回めっちゃ好きだわ。野菜パーティーに固まる二人、でも必死に食ってるのが逆に笑える。「克服したの?」って冷静に観察するリサの距離感、めちゃくちゃツボった。そしてタカマガハラ発言でフォーク落とすコンボ、芸術的やんな。子供の前で「婚約者だよ」ってさらっと言うアリスにもニヤけたし、王様呼び出しからの次回展開が気になりすぎる…!