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※主の作品では、🦊🐒🧸🐇🐑🐶を使います。
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俺は掴まれた両手を思い切り振り回して、似非ヤクザから逃れようとする。
無我夢中で振り回したせいで、俺の顔の傍にあったこいつの顎にアッパーを食らわせてしまった。
や、やばッ……
埋められる……。
東京湾に沈められるッ……。
「ってッ……」
「ご、ごめんなさいッ!」
俯いて俺の拳が当たった部位を押えるこの人の手の上から俺も押える。
やば、なんか冷やすもの
俺は室内に置かれた小型の冷蔵庫を見つけ、そこまで向かおうとソファから立ち上がった。
途端、掴まれた右腕。
何かと思い、掴まれた方へ振り返る。
「大丈夫」
「で、も…」
「いいから、悪かったな」
なんでこの人が謝るんだ。
殴ったのは俺の方なのに。
俺が、悪者みたいじゃん…。
「こっちこそ…、その、ごめんなさい…」
「だからいいってw」
俺の腕を掴んだまま室内の唯一の出入口、扉まで誘導する。
「今日は帰れ」
「え」
「今日はもう…、居ても意味ないだろ?」
俺は廊下に出され、扉を開閉する事はこの人によって防がれる。
居ても意味ない、といい、後方を親指を立て指す。
指された事によって、俺の意思とは関係なく反射的にそっちの方面を覗くように少し背伸びしてしまう。
と同時に、俺の視線の先に、俺の目線を追う様にして視界に入る綺麗な顔。
俺より背伸びしてるしw
「そ、すね。俺お腹痛いので早退します」
「w そういう事にしとくわw」
ふつーに笑うんやん…。
あんなに俺に突っかかってきていたのに拍子抜けだ。
負けじと突っかかって行っていた俺が惨めになる。
案外この中ではまともな方、なのか…?
俺は浅く会釈しその場を後にする。
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「あーあ。帰らせちゃった」
🐶ちゃん的にはどさくさに紛れて、どーにかこーにかならんかなって考えやったんやろーけど。
ま、今の🐶ちゃんはそんな事頭にないかあw
俺の下で蕩けた顔をして嬌声を上げる🐶ちゃん。
上下関係の概念が薄いこの部。
それは🐶ちゃんが決めたこと。
部員同士である前に友達だからって。
公衆の面前ではちゃんとしてって言ってたけどw
ある程度の秩序は保ちつつ、みんなが我慢せず、配慮はあっても何でも言い合える関係を作りたいって初め言ってたっけ。
俺が入学した頃のこの部…終わってたからなあw
半強制的に勧誘され入った部活動だったけど、今となっては最高の俺の居場所になった。
そんな居場所を作ってくれたのは紛れもなく🐶ちゃん。
🐶ちゃんだけじゃなくて、勿論、他の部員みんなそう。
「ッ🐒ちゃ⸝⸝、…?」
🐶ちゃんを挟んで机に添える俺の両腕を軽く掴まれる。
そんな不安そうな顔して……
もう可愛いんやからほんまw
「ごめんごめんw どしたん?」
不安気な表情を少しでも和らげようと、🐶ちゃんの頬から髪にかけて触れる。
俺が反応した事に安心したのか、俺の手の温もりに擦り寄ってくる。
「早くッ⸝⸝、ちょーだい…⸝⸝?」
うん、
🐒もそのつもりやで❤︎
「いつからやってん?こいつら」
「あー…、1時間前ぐらい?」
「🐶ちゃん最近ご無沙汰だったもんね」
「久しぶりが🐒って可哀想だなw」
「あいつも満更でもねーだろw」
「いつでも全力投球だからねw」
「マシンガンレロレロ猿w」
「さいてーw」
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ➼ ❤︎1400↑
コメント
2件
遅くなってごめんなさい💦 今日も今日とて最高すぎます🥲 尊いふたカップルに爆死寸前🙄 部内の空気とか、尊いし解釈一致だし、もう最高ですよね。。。黄さんの行為中の水さんの視線の誘導の仕方、まっっじで最高です👍👍👍 ありがとうございます😭💖