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“最初”は、幸せだった
スラム街生まれ、確かに貧しい暮らしだっただけど両親は、3人の子供のために働いて3人は、親のために少なくとも手伝えることは、やって両親の仲は、良い、兄弟の仲もいい、家族みんな仲が良く愛し合っていた。
「海月、貴方達は私の命より大切な存在よ」
母は、毎日のようにそう俺に言った。俺は、その言葉を聞く度満足感がすごく安心して眠っていた。
だが幸せな時間は、直ぐに終わった
「子体は?」
「…ここに」
何がなにか分からない親は、俺に指をさしていかにも強そうな男達に差し出した。差し出された俺を見て男達は、奇妙に笑い
「ふむ…体付きも健康状態も良い使えるぞ」
「報酬だ」
そう言うと男達は、そそくさと俺の首を掴むなり檻の付いた車に投げ込まれた。危険を察知した俺は、檻から手を伸ばし死にものぐるいで助けを呼んだ
「母さん!!母さん助けて!ッッ…」
無意味だ…直ぐにわかった母さんは、俺を見てもない、泣いて追いかける訳でもない母さんが目を光らせて見てたのは、『金』だった その瞬間俺は、なにかが込み上げてきたんだ。黒くおぞましい何かが
何かを叫びかけた瞬間俺は、歯を食いしばった。もう何も出ないように何も言わぬように