テラーノベル
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nmmnです。🐙🌟×👻 🔪となっております。地雷の方、上記の内容のどちらかでも分からない方は、閲覧なさらないようお願いいたします。ご本人様とは一切関係ありません。
『🐙🌟』「👻 🔪」
🔞、 喘ぎ声等の表現有り(今回は本番なし)
///や♡は使うのが得意ではないのでありませんが、濁点はあります。
今回含まれる特殊(?)な要素
→受けの1人H
終わり方微妙。🔞要素薄め。
解釈不一致を少しでも感じた際は、無理せずブラウザバックすることを推奨いたします。
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「いってらっしゃい」
『本当に行かないの?』
「まあ、めんどいし。ゲームしとく」
『本当に出不精だね』
「いいだろうが」
『はいはい、もう慣れましたよー。じゃ、いってくるね』
「あい、いてら」
今日は東の奴らとメシを食べに行くらしい。毎度行かないと断っている俺にも律儀に誘いの連絡が来たが、いつも通り断った。メシに行かずとも彼らと話す方法はいくらでもある。
星導は行くことにしたらしい。それもいつものことだから気にすることはない。東の奴らも夜には帰らなければならないらしく、昼食を食べた後軽く遊んでからの帰りになるようだ。
「おそ…」
時刻は午後10時半。遅くならないと聞いていた手前、流石にここまで音沙汰無しでは心配になってくる。僅かな寂しさを感じ、彼がお気に入りだと言っていたソファに置いてあるクッションに寄りかかった。ふわりと香るのは彼の香りと、もう一つ。
自身の香水の香り。昨日は外出から帰ってすぐどこかの盛ったタコに散々ソファの上で遊ばれ、そのままベッドに直行した。その時についたものだろう。
香りと共に昨日の記憶が鮮明に思い出され、顔が熱くなるのを感じた。下を向けば、ゆるく立ち上がった自身のものが目に入る。
「最悪だ…」
今のは何かの間違いだと目を逸らすも、 考えないようにすればするほど意識してしまう。無心になって鎮めようとするが、その気持ちに反比例するように身体の熱は高まっていった。
「1人でとかいつぶりだよ…」
自室へ行き、ベッドの上に座り込む。適当な動画を探そうとするも、どれもしっくりこない。仕方なく彼の香りがするクッションを取りに戻り、部屋の電気を消した。
クッションを抱き、口を押し付けながら自身のものを扱う。彼は好きだと言っているが、自身の感じている声なんて聞きたくもない。1人なら余計にだ。
「っ、ふ、んっ、ぅ」
静かな部屋に響く卑猥な水音と微かに荒い息遣い。しかし、はやく終わらせたいと思う自身の思いとは裏腹に、一向にその時はこない。
だから嫌だったのだ。本当に情けない話だ。彼がいないとイけなくなってしまったなんて。
「はー、まじであいつ許さねえ」
棚からローションを取り出し、指に垂らす。クッションに顔を押し付けて恥ずかしさを紛らわせながら指を後ろに押し付け、ゆっくりと入れていく。
「ぅ、はぁ、ふ、ぅん、」
彼の動きを思い出しながら指を動かすが、気持ち良さはあるものの、やはり達しきれない。彼と手の大きさは大して変わらないはずなのにどうしてこうも違うのだろうか。
「くっそ、まじで、っ、ぅぁ、」
「はやくかえってこいよ、ほしるべ…」
時刻は午後の11時。ドアの隙間から漏れるいつもより抑えられた声と必死に頑張っている健気な彼の姿。
結局彼らと夕飯まで共にすることとなったのだが、連絡を忘れてしまっていた。謝罪のために急いで帰宅するも、ただいまという自身の声への返答は無し。これは怒らせてしまったなと恐る恐るリビングへ行くが、そこにも彼の姿はなかった。どこへ行ったのだと思って探していれば、彼の自室から声が聞こえてきた。
「ぅ、ん、っ、はっ、ぁ」
思わず固まってしまった。当たり前だが、彼が自慰をしている姿を見たことは無い。むしろこういう時は気づかないフリをするのがいいのだろうが、今回ばかりは話が違う。先ほど彼は可愛らしい声で早く帰ってこいと俺の名前を呼んだのだ。早く彼に触れたいという気持ちと共に、初めて見る彼の姿に少しの加虐心が沸き、しばらく眺めて今に至る。
「ん、んぁっ、はっ、は、ぅ」
前と後ろ、普段なら同時に弄るとやめろと言われてしまうが、1人でするには物足りないようで、彼は顔を赤らめながら必死に弄っている。それでもイけない彼は、いやらしく腰を揺らしていた。
「ぅ、ん、ほ、しるべぇ、っ、」
随分と待たせてしまった。そろそろ可哀想だ。
そうして静かにドアノブに手をかけた。
「っ、は、ぅ、っ」
もどかしい、イけそうでイけない。やはり1人でするんじゃなかった。そう思っていた時だった。
「うわあああ!やっ、なん、っはぁ?」
『あはは、ただいま。ごめんね遅くなって』
突然腰を引き寄せられたかと思えば彼がいた。
「ほんとだよお前、遅いんだよ」
『本当にそれはごめんね。寂しかった?』
「それは、まあ、普通に」
『素直じゃん。だからこんなことしちゃったんだもんね』
そう言って彼はするりと俺の下腹部を撫でた。
彼に1人体を慰めているところを見られたという羞恥心が遅れて沸いてくる。
「ぅ、やめ、」
『やめていいの?イけないんでしょ』
「そ、れは…」
『俺の名前呼んで早く帰ってきてーってしてたじゃん』
「は?お前いつからいたんだよ」
『いやあ、まあいいじゃないですか』
「もとはと言えば星導が帰ってこないのが悪いんだぞ?」
『だから謝ったじゃん!』
「いや、許さないよ」
『えー、じゃあ気持ちよくしてあげるから許して?』
「…はやく」
『んふ、はーい』
彼がゆっくりと俺を押し倒す。熱を帯びたその視線に腹が疼くのを感じた。
『俺がいないとイケないとか可愛いね』
「お前が捨てたら終わりだからな」
『捨てる気ないから安心して』
「俺は長生きだぞ」
『こちとら140億歳ですよ』
「でも不老じゃない」
『おじいちゃんになったら笑ってあげる』
「お前もな」
『おじいちゃんでも俺は好きだけどね』
「あ、そ」
『小柳くんは?』
返答なんてわかりきっているといった顔でそう聞く彼の首に手を回し、そっと唇を合わせた。
コメント
2件
可愛すぎます…!最高です…!神作品をありがとうございます…!!これからも頑張ってください、応援します!