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顔も地位も性格も誰にも負けない自信があった
幼い頃からちやほやされて
欲しいモノはいつも手の平にあった
だが一部がそれを許さなかった
甘えていた自分が悪いのだろうか
お気に入りだった玩具はすべて没収され
ようやく鮮やかな黄色に輝く鬱金の石を返してくれた
「背筋を真っ直ぐにしてください」
乳母はいつもそういっていた
不貞腐れた自分は気が済むまで泣いていた
「今日も変わらぬ日だな」
誰かの癖が移ってしまったのだろうか
少し余裕が出来たらひとりごとを駄べってしまうのだ
猫は飼い主に似る
というのはくだらない迷信だ
このまま何も起きなければよいのかだがな
22時だ寝なきゃという訳でバイバイ