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店内には、おそらく5限終わりの大学生であろうグループが2組いて、

私たちはカウンター席へ通された。


メニュー表を手に取ると、

横から明那が「味噌味噌味噌」と唱えてくる。


『ねー呪詛やめて?』


akn「呪詛!?」


ここの味噌ラーメン ガチでうまいんだって!!

と明那が言う。それもう千回聞いた。


けして味噌が嫌いなわけではないが、

違う味を頼んだときの明那の「あー味噌悲しんでるよ!エンエン言ってる!」

という茶番の方が好きで、私はいつも味噌を頼まない。


でも、今日は。


『明那と同じやつ食べようかな』


akn「まじ!? 味噌!?」


『味噌』


akn「っしゃあ! おじさーん、味噌ラーメンふたつお願いしまーす!」


厨房へ向かって、明那が手を上げる。

茶番が聞けなかったのは残念だけど、これが最後かもしれないし。




ラーメンを待っている間、私は「そういえば」と切り出す。


『返信めっちゃ早かったね』


前になにかの話の流れで聞いたが、明那は基本全員通知オフらしい。

スマホ触ってたならわかるけど

友達と喋ってたんじゃないの、というようなことを付け足す。


akn「あーでも俺 菜央は結構通知オンだよ」


『え!?』


akn「いやオフのときもあるけど、」


そんな驚く? と、明那も少し驚いたような表情で笑う。

その顔に 私の心はぐらりと揺れて。



『──私ね、明那が好き』


え、 という明那の小さな困惑は、


「おまちどう!」


店主と、目の前に置かれた味噌ラーメンのにおいにかき消された。



_____________


割り込み失礼します!!!

最近フォロワー様がどんどん増えてて!

まじ嬉しいですありがとうございます!


あと!!

琥珀ちゃん!!!100人突破おめでと〜〜〜!



てか店主さんタイミング悪すぎない?

好きよりもっと「貴重」な気持ち

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コメント

10

ユーザー

空気読めんすぎんか!?笑 あきにゃ、わかってるよね???君の運命はその答えにかかっているよ?? めっっっっちゃ楽しみ!頑張って東雲ちゃん!

ユーザー

次回が楽しみだね~‪.ᐟ

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