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腹を括り校門を抜けると生徒のざわめきが聞こえる。

「ねぇ、あれ有名な月夜見星羅じゃない?」「だよね、私もそう思った!」「話しかける?」「髪の色綺麗〜可愛いし。小柄であの成績を収めるのすごいよね」「そういやあの噂聞いたか?月夜見星羅が強すぎて前代未聞のランクが作られるとか」

小柄は余計だ小柄は!内心キレつつランクのことを考える。この国にはAからEまでのランクがある。私はもちろんAだ。新たなランク…しかも私専用。しかし、これは大分目立っているのではないだろうか。さすが魔法学校。新学期は魔法装飾が豪華だ。先生も張り切っているのだろうか。そんなことを考えつつ、スマホに送られてきたクラス分け表を見る。これはただのスマホではない。学校の連絡などはこれで簡単に出来る。おまけに、魔法操作補助もある。かなり高かったが性能は抜群だ。神様…なぜ私は3学年進級したんでしょうか。こんなキャラ濃すぎるメンバーと1年間…私の学校生活終わった…超がつくレベルの陽キャ、性格ヤバすぎるお嬢様などなど…やたらと私に絡んでくる奴らしかいないじゃないか!!でしかもなんだこいつらの苗字。キラキラネームならぬキラキラ苗字かよ。厨二病みたいなのあるし。小柄だからさらに浮くんだよな〜でも、成績優秀なメンバーしかいない。世界屈指のメンバーのクラスだ。キャラが濃いだけで。そんな覚悟を決め、私は上靴をはき教室へと向かった。それも、今からダンジョンへ行くような気分で。

とある"ほぼ"完璧な少女の物語

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