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※nmmnのルールを理解している方のみ先へお進みください
※解釈違い注意
※国語力、語彙力がチリ以下のため間違った言葉の使い方をしている箇所があると思います
※誤字あるかも💧
初書きですので色々と「え?」となる点があると思いますがミジンコを見る気持ちでお許しください🤦🏻♀️
_________________
lrfw - 💸🥂 × 🥂✨
※ロレは次の話から出てきます🙏🏻💦
ろふまおメンバーが出てきます
自分の気持ちに↓
ロレは自覚あり 不破は自覚なし
相手の気持ちに↓
ロレは気づいてる 不破は気づいてない
・不穏
・lr、fwではありませんが自◯表現があります
※不破の過去がだいぶどす黒いです。 地雷だなと一瞬でも思ったらすぐに閉じることをおすすめします
※都合のいいように実際とは異なったものに改変している箇所があります
※自分が九州育ちのため関西弁と九州弁が混ざっているかもしれません。エセ関西弁注意です。
START -
ほとんど残っていない気力で目覚ましをセットしてから眠りについたため 無事時間通りに起床。 頭と身体がいつもより重い。 最近ずっと続いていた体調不良が 悪化していることに気づいていないフリをして家の鍵を閉めた。
タクシーを呼べばよかったと今になって気づいた電車の中。 地獄より地獄だ。目眩も吐き気も頭痛も酷くて椅子に座っている方々に少しだけ八つ当たりしたくなった。
「 あ、これ駄目や 」
このまま電車に揺られていると絶対に 吐く自信があり途中の駅で降りてしまった。でも車内の方々に迷惑かけずに済んで少し安堵した。
「 どぉしよ、絶対遅刻や 」
急がなくてはいけないとわかっている けれどもう限界だ。
「 立ってられへんかも 」
なんとかホームのベンチに腰掛け、 回らない頭でどうしようかと考える。 そうしていると近くで着信音がなり響き、少ししてからそれが自分のスマホから鳴っているのだと気づいた。 相手を確認することを忘れ、すぐに電話に出てスマホを耳にあてた。 なるべくいつもの声を出そうと背筋を伸ばした。
「 もしもぉし 」
「 あ、もしもし。不破さん? 」
どうやら社長からだったらしい。 どうしたんやろ。どうせ後で会うのに
「 どしたん。しゃちょぉ 」
「 どうしたも何もあなたが遅刻なんて珍しいと思って。何より無断で。 連絡1つないものだから 」
「 、、、んえ? 」
「 何かあったんですか? 」
耳に当てていたスマホを顔の前に持ってきて時刻を確認すると予定の時間を20分近く過ぎていた。 どうやらベンチで地獄に浸っている間に沢山の時間が流れてしまったらしい。
「 まじ 、、すんません。 すぐ行きます 」
「 ちょっとまってください。 今ホームのアナウンスが聴こえてきました あなた、今どこにいるんですか。寝坊ではないんですか? 」
「 、、、いちお向かってはいたんすよ 」
「 、、、どこの駅ですか? 迎えに行きます 」
〜 アナウンス 〜
◯◯駅から□△◯☓%△◯☓~~
「 んえ?!いや、いいっすよぉ? 」
「 そこから動かないでくださいね 」
「 え、ちょ、しゃちょぉ ____
______ ピーピーピー
切られてしまった。
「 まじかぁ 」
社長なら本当に来るだろうしすれ違い になったら面倒だから動けない。 それに自分一人じゃこの人集りの中を 歩けそうにない。
「 しゃーないかぁ 」
社長にも、待たせている甲斐田、もち さんにはもちろん、スタッフ方にも 申し訳なくて反省していると
「 ふわっち!! 」
え?あれ? なんでもちさんの声が聴こえるんやろ
「 アニキぃっ!!!!! 」
は?え、あぁ、まじかぁ
「 すいません。不破さん。 お二人もついて来たいと、、 」
「 だって電話スピーカーにしてたから僕たちにも聴こえてたけど、ふわっち、 元気なかったから 」
「 そうですよ!!いつにもましてふわふわしてました!! 」
まじか。わかるんか。凄いなぁ。けど ちょっと3人相手するのはしんどいか も。どうやって誤魔化そうか。
「 えぇ??別に何ともないんやけどw 」
「 ふわっち。どこがしんどいの? 」
「 不破さん!! 甲斐田が肩貸しますよ!! 」
「 打ち合わせは先延ばしにしてもらいましょう 」
それはあかん。みんなに迷惑かけられ へんし、何よりこれ以上自分を嫌い になりたない。
「 いやいけるっすよ。まじでw 」
「「「 、、、、 」」」
そんなこんなで色々話し合った結果、 不破の今の体調を素直に報告し、 少しでも悪化したら会議は中止、 家まで送ることを条件に会議に参加することができた。
会議が進んでいくと同時に体調が悪化していく。けどしっかり条件を破り、不破は一切報告しなかった。 そのせいでどんどん体調は酷くなっていった。
会議を終え、スタッフが退室していくともちさんたちが心配の声をかけてくれる。全然大丈夫ではない不破は椅子から滑り落ちた。すぐに立とうと足に力を入れるが目眩やら頭痛やらで力が入らない。焦っている不破を落ち着かせようと甲斐田が背中をさすってくれる。その優しさが余計に刺さって思うように動かない身体が腹立たしくて情けない気持ちが顔を出した。もう何が何だか分からなくなってしまってやっとの思いで口から出た言葉は酷いものだった。
「 触んな甲斐田。鬱陶しいわ 」
大丈夫やから。心配すんなって。
そう言ったつもりだったのに
「 、、え、、、 」
甲斐田の背中を撫でていた手がピタッと止まりショックを受けている 声が聞こえた。 やってしまった 。と焦り顔を上げるとそこには悲しそうな表情で涙を溜めている甲斐田がいた。
「 ちょっとふわっち、!!そんな言い方はなかったんじゃないの!! 」
「 剣持さん落ち着いて。不破さんも 心からの言葉だったならそんな表情はしませんよ 」
「 ごめんなさい。アニキ、余計なことして、、、、、不破さん?? 」
3人の声が遠い。目の前が真っ暗になった。次、光が見えたときには懐かしい場所だった。昔、母親と兄、たまにしか帰って来ない父親と母親の不倫相手の男が出入りしている小さい家だっ た。最近よく夢に見る昔の記憶で頭がいっぱいになる。
物心がついてすぐに理解した。両親が 自分を愛していないこと。そして、兄は自分とは真逆で凄く愛されていることを。喋ることも同じ部屋で眠ることも許されなかった。唯一、俺が使っていいスペー スは物置部屋の押し入れだけ。何かを食べるときや眠るとき、宿題をするときもどんなときもそこで過ごした。視界に入るだけで舌打ちされたり、打たれたり、それはそれは酷い扱いを受けていた。対して兄は、欲しいと言ったものは全て手に入ったし、学業も交友関係も全てが人並み以上だった。そんな兄は二人きりのときだけ俺に優しかった。中学に上る前くらいまでは、二人きりのときだけなんて最低だと思っていたし。どうして俺は駄目なん、俺も二人の子供やろ?何があかんのって毎晩毎晩泣いていた。けど中学に上がって見てしまった。兄が母親の不倫相手に犯されているところ。俺は見なかったことにした。けどその日から毎日毎時間毎分毎秒思い出す。あのときの兄が声を押し殺して泣いていた姿を。自分よりはやく帰宅する俺に気づかれないようにしていた。それからすぐのこと兄がお風呂場で泣いている声が聞こえてきたた。もう辛いと親からのプレッシャー と不倫相手のこと。誰にも相談できな くてただ泣いていた。兄が二人きりの ときしか俺に話しかけてくれなかったのは色々考えてのことだったのだろうと 思った。
そして兄貴は自殺した。
首吊り自殺だった。最初に見つけたの は俺ですぐに知らせなければと思っ た。けど俺は一時の間、口を開かなか った。目の前に兄貴の死体があるの に。
「 打たれたくない。蹴られたくない 」
こんな状況なのに俺はまず最初にそう 思った。涙も出なかった。そして俺は
自分に失望した。
兄の代わりか次は俺が犯されるように なった。まだ中学二年生だった。 夜の仕事をしている母が偶然早く帰って きた。居合わせてしまった。ちょうど 俺が犯されているときに。 気になった。母はこいつと俺どちらに 怒りを向けるのだろうと。もちろん俺だった。
奪わないで _ ただそれだけ言って
首を絞められた。それから毎日毎日首 を絞められた。悲しくも辛くもなかっ た。中学を卒業する頃には完全に感情 を押し殺すことができた。というより は感情の出し方を忘れてしまった。 常に無表情無感情で過ごすようにな り、学校の奴らからは良いようには思 われなかった。そう。いじめられるようになった。ドラマやアニメであるよう な。なんならそれ以上か。当時は辛い なんて思ったことはなかっけど、今になってしっかりトラウマになっている。自 殺者の出た家庭という目で世間様から 見られることに耐えられなくなった母は引っ越した。俺もついていくしかなか った。次の学校では俺は常に笑ってい た。そして、馬鹿なフリをして自分に向 けられる嫉妬や陰口、嫌なこと全て気 づかないフリを徹底した。高校を卒業するのと同時に家を出た。母親は自分から
「 もう私の子やない。二度と顔見せんといて 」
そう言ったのに父親と不倫相手に捨て られた母は
「 お金だけ頂戴 」
と家までお仕掛けてくる。住所は教えてないし友達もいなかったから誰も知ら ない。それなのにお金を渡すまで毎日毎日いる。1000万渡した2ヶ月後にもうなくなったとまたお仕掛けてきた。き りがない。正直怖い。 母親だけじゃない。自分の姫もだ。毎 日届く俺のプライベートな写真、長い 髪の毛、爪、血のついた手紙などなど。 実は刺されたことも何度かある。 勇気を出してホストクラブの同僚に
「 なんか最近家の前に出待ちしとる子おるんよな 」
と相談した。流石に母親のことは言え なかった。結局軽く死にはしないって と励まされた?のか分かんないがあし らわれたに近い。本当のこと、俺の気持ちは言わせてくれなかった。 兄貴みたいに俺も誰にも相談できずにここまできてしまった。一人でなんと かなるって思ってた。けど今こうして甲 斐田を傷つけて、、 やっとできた唯一の居場所で一緒にユ ニットをやっている俺をアニキと慕ってくれている大切な後輩を泣かせてしまっ た。もう終わりだ。俺もあいつらと変 わんないクズだ。こんな暖かい場所に いてはいけない。
「 、、わ、さん!!不破さん!! 」
「 ぁぇ?、、、ぁ。ハッアッッ 」
過呼吸になり喉から嫌な音が鳴る
「 ふわっち!ゆっくり息吐いて!! 」
「 あ、アニキ、、!!えっ、と、 大丈夫ですよ!! 」
そう言ってビビりながらもまた俺の 背中を撫でてくれる甲斐田。
「 え??不破さんあなた熱あります よ!! 」
社長のその言葉を最後に俺は意識を 手放した。
次からやっとローレン出てきます!! すいませんでした!!!!!