コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ここは昆虫の国『インセクトランド』!インセクトランドの住民になり妖精となった剣城みくちゃんを含めて昆虫の友達が暮らしています。みくちゃんが、何か準備をし始めていますね。
みくちゃん「出来た!『パティスリースイーツショップ』!シンプルだけどとても可愛いし、みんなとても喜んでくれるといいな!」
みくちゃんは『パティスリースイーツショップ』から自分で作ったクッキーやケーキなどたくさんのスイーツを置きました。テーブルと椅子も置きました。中に入り『食べ終わったら歯磨き忘れないで』の紙も貼りこれで準備完了!
みくちゃん「剣城みくの『パティスリースイーツショップ』オープン!」
みくちゃんは立て看板を“OPEN(開店)”と立てました。
すると甘い匂いが漂ってきたのか、マキシームが弟と妹たちを連れてやって来ました!
カランカラン。
みくちゃん「いらっしゃいませ!いらっしゃいませ!」
マキシーム「あれれ?みくさん!お店始めたんですか?」
みくちゃん「そうなの。私、パティシエのお手伝いしたことがあってね。それで『パティスリースイーツショップ』をオープンする事にしたんだ。ご注文は?」
マキシーム「じゃあ、みくさんの手作りのクッキー一袋をお願いします!」
みくちゃん「はーい分かりました!」
みくちゃんは手作りクッキーいっぱいの袋をマキシームに与えました。
マキシーム「ありがとうございます!兄弟と一緒に食べますよ」
みくちゃん「ありがとうございました」
マキシームが帰って行き、みくちゃんは作り慣れているスイーツをたくさん作りました。
カランカラン。
次のお客様は、ラファエルとガブリエルとアクセルが来ました。
みくちゃん「あ、アクセル君ラファエル君ガブリエル君、いらっしゃいませ!」
アクセル「わあみくちゃん。スイーツショップオープンしたのか?」
みくちゃん「そうなの。ご注文は何になさいますか?」
ラファエル「じゃあおいらはこのケーキを」
ガブリエル「俺様はチョコレートケーキをお願いしますよ」
アクセル「俺は、いるかの形のケーキお願いします」
みくちゃん「はいわかりました。どこでお食べになりますか?」
アクセル「じゃあ、俺たち、店内で食べたいです!」
みくちゃん「分かりました。ではしばらくお待ちくださいね」
みくちゃんはラファエルとガブリエルとアクセルが頼んだケーキ3個をテーブルに置きました。ラファエルとアクセルとガブリエルは「いただきまーす」と言いながら食べてみました。
ガブリエル「ん?うーん。うまいぞ!」
アクセル「本当に美味しいな!こんな美味しいケーキ今まで見た事ないぞ」
ラファエル「みくちゃんの手作りケーキとても美味しいぞ」
みくちゃん「ありがとう。私、友達とパティスリーでスイーツ作った事があるんだ」
ラファエル「そうなのか!みくちゃんたくさん作って大変なのに、すごいな」
ガブリエル「そうだなラファエル。みくちゃんの作ったケーキとても美味しかった!ありがとうな」
みくちゃんはとても嬉しそうに笑いました。
みくちゃん「ありがとうございました!」
アクセルとガブリエルとラファエルが帰って行くと、みくちゃんのスイーツショップは食器を片付けて綺麗なテーブルになるなどとても忙しくなりました。また次のお客様が来ました。
カランカラン。
みくちゃん「いらっしゃいませ!」
ミア「みくちゃん!」
みくちゃん「あ、ミアちゃん!ご注文は何になさいますか?」
ミア「うーん。ミアはショートケーキがいいな」
みくちゃん「はい分かりました」
みくちゃんはショートケーキを出して、
みくちゃん「お持ち帰りでしょうか?店内で食べますか?」
ミア「店内でお願いします」
みくちゃん「少々お待ちください」
みくちゃんはお皿にショートケーキを乗せてミアの座っているテーブルに運びました。
ミア「みくちゃんありがとう。いただきます」
ミアはショートケーキを食べました。
ミア「美味しい!みくちゃんとても美味しいよ」
みくちゃん「ありがとう、ミアちゃん」
カランカラン。
すると次はアダムが入ってきました。
みくちゃん「あ、アダム君もいらっしゃい」
アダム「みくちゃん、へえ、どれも美味しそう」
みくちゃん「アダム君、ご注文は?」
アダム「うーん、僕はね、ドーナツかな。僕もミアと一緒に店内で」
みくちゃん「はい分かりました」
アダムがミアと椅子に座って待っている中、みくちゃんは、ドーナツを皿に乗せ、アダムのところに運び、テーブルの上に置きました。
みくちゃん「はいお待たせしました。どうぞ召し上がれ!」
アダム「ありがとう、いただきます」
アダムもドーナツを食べました。
アダム「うーん。ドーナツも美味しい」
みくちゃん「ありがとう、アダム君」
アダムとミアが帰った後、みくちゃんはお皿を片付けてテーブルを拭くと、また綺麗になりました。
カランカラン。
音がしました。次のお客様が来たのです!
みくちゃん「いらっしゃいませ!」
みくちゃんが声をかけると、シャルロットとエデンが入って来ました。
みくちゃん「シャルロットちゃん、エデンちゃん!」
シャルロット「みくちゃん、お店始まったんだってね」
エデン「みくさん、とても忙しそうですわね」
みくちゃん「そう。私パティスリーで何度もいちかちゃんたちと手伝った事があるんだ。私もみんなのために頑張りたいからね。それでご注文は何になさいますか?」
シャルロット「そうねえ。私はラズベリーのクッキーとケーキ」
エデン「わたくしは、シャインマスカットのケーキとクッキーをくださいな」
みくちゃん「はい分かりました!お二人はお持ち帰りか、店内で食べるかどうしますか?」
シャルロット「私たち、お持ち帰りするわ」
みくちゃん「かしこまりました」
みくちゃんは箱にラズベリー味のクッキー一袋と箱に入ったそのケーキ、シャインマスカット味のクッキー一袋と箱に入れたそのケーキに袋に入れてシャルロットとエデンのところに来ました。
みくちゃん「お待たせしました!ラズベリーのケーキとクッキー、シャインマスカットのクッキーとケーキです!落とさないように気をつけてくださいね」
シャルロット、エデン「はい」
シャルロットとエデンは、袋を受け取り、店を出ました。
みくちゃん「ありがとうございました!」
みくちゃんは店のケーキとクッキーたちスイーツを見てたくさんなくなっています。
みくちゃん「結構売れたね」
するとカランカラン音がしてまたお客様が入って来ました。
みくちゃん「いらっしゃいませ!」
最後のお客様はマメコバチのテオでした。
みくちゃん「あ、テオ君」
テオ「Good Morning、みくGirl!僕に合うSweetsをお願いしてもいいかな?」
みくちゃん「分かりました」
みくちゃんはマメコバチのテオの好きなイメージに合わせてはちみつを使ったスイーツを作りました。
みくちゃん(声)「お持ち帰りですか?ここでお食べになりますか?」
テオ「ここで食べます!」
みくちゃん(声)「かしこまりました」
そしてはちみつを使ったスイーツが完成したみくちゃんは、それをテオの元へ運びました。
テオ「Wow、僕の大好きなはちみつだ!」
みくちゃん「あなたマメコバチだからはちみつ大好きなイメージに合わせてみたよ!」
テオ「そうなんだ。Thank you みくGirl。いただきます」
みくちゃん「さあ、どうぞ!」
テオははちみつで作られたスイーツを食べてみました。
テオ「Wow!とても美味しいよ。はちみつの甘さとサクサク食感がたまらないよ」
みくちゃん「嬉しいよ。ありがとう、そんな風に言ってくれて。テオ君のお友達も私のスイーツショップ来てくれて、買ってくれたし、食べてもくれたんだ」
テオ「へえ、アダムBoyたちも来てたんだ。僕の友達も喜んでくれたのかい?」
みくちゃん「うん!みんな私が作ったスイーツの匂いで来て、食べたらとても美味しかったって言ってくれたの」
テオ「それは良かったね。みくGirlよく頑張ったね」
みくちゃん「ありがとう」
テオ「ごちそうさまでした」
みくちゃん「こちらこそありがとうございました!」
テオが帰った後はみくちゃんの手作りスイーツたちはもう全て売り切れました。
みくちゃん「わー!全部売れたな。全ての材料を片付けて綺麗にしよう」
みくちゃんは残った材料を捨てずに冷蔵庫に、なくなった材料を捨てて、ドアの前の立て看板を〔OPEN(開店)〕から〔CLOSE(閉店)〕に変え、私服に着替えて、店を出ました。
みくちゃん「ありがとうございました」
みくちゃんは礼をし、インセクトランドのお家に帰って行きました。
ハチの巣で出来たお家に帰ったテオはみんなを招いて何かを作り始めました。
アダム「テオ、何作ってるの?」
テオ「それは秘密さ。そうだアダムBoy、チョコレートを溶かしてくれるかい?」
アダム「分かったよ。みんな一緒に手伝おうよ!」
シャルロット「それはいい考えね。チョコレート粉々に切るのなら私とラファエルに任せて」
ミア「ミアも手伝うよ」
他のみんなも大賛成!
インセクトランドのみんなもテオのお家でチョコレートを使ったある物を作りました。
ミア「テオ、チョコレートってまさか!」
テオ「そのまさかさ」
固まっていたチョコレートを溶かして、ケーキのスポンジに流し込み、チョコホイップクリームで飾り付けて、エデンが硬い皮を取ってきた美味しい実もチョコチップも飾りつけて完成しました。
インセクトランドのみんな「できあがり!」
アダム「美味しそうだね。でもこれ誰にあげるの?」
テオ「決まってるさ!みくGirlにPresentするためさ!」
ガブリエル「そうだな。俺様たちみんなにスイーツショップで注文したのを食べてくれたお礼だよな」
ラファエル「ガブリエルの言う通りだよ。みくちゃんはおいらたちのためにスイーツショップ開いてくれたからな」
ミア「そうだよ。そうだ!」
みんな「ミア(さん)(Girl)?」
ミア「せっかくみくちゃんの手作りスイーツ食べてあげたから、次はみんなでこのスイーツと一緒にみくちゃんのお家でお祝いのパーティーしない?」
アダム「ミア、すごくいい考えだよ!ミア天才!」
ミアは嬉しそうに笑いました。
テオ「それじゃあ、みくGirlのパーティーの準備、Let’s Go!」
インセクトランドのみんな「Go!」
みんなの楽しい笑い声が響きました。
満天の星が煌めく夜。みくちゃんはとても楽しそうです。
みくちゃん「みんな私の手作りスイーツ召し上がってくれたり、買ってくれたり、とても忙しい店だったな。でも楽しければ忙しい店も疲れなんかぶっ飛ばすもんね!」
するとドアのノックが聞こえました。
みくちゃん「はーい!」
みくちゃんがドアを開けるとインセクトランドのみんなが押し寄せてきました。とても明るそうにやって来ました。
みくちゃん「お姉ちゃん、おばあちゃん、みんな、お元気ですか?みくは友達ととても元気に暮らしています。今日みくは『パティスリースイーツショップ』というお店をインセクトランドで開くことになりました。お客様のマキシーム君と兄弟、アクセル君とガブリエル君とラファエル君、ミアちゃんとアダム君、シャルロットちゃんとエデンちゃん、そしてテオ君も来てくれてとても美味しいって言ってくれました。お陰で私の作ったスイーツは全部売れることが出来ました。その日の夜、インセクトランドのみんなが私の家に押しかけて来て、チョコレートケーキをプレゼントされたのです」
みくちゃんはテオからプレゼントされたチョコレートケーキをみんなと一緒に食べたらとても嬉しく笑い、みんなとパーティーを楽しみましたよ。
みくちゃん「ありがとう!みんな大好き!」
インセクトランドの友達はみくちゃんと『スイーツショップお祝いパーティー』と題して楽しく暮らしみんなの笑い声が聞こえてきましたよ!
みくちゃん「そして、みんなから渡された私の大好きなチョコレートケーキをみんなで分けて食べてパティスリースイーツショップ売れたお祝いパーティーを楽しみました。そしてみんなで歯を磨きました。剣城みくより」
みくちゃんは毎日手紙を書く決意を固めて届きますようにと願い眠るのでした。
第3話おわり。