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新幹線に乗り換えた時、私は勿論猛君と一緒に座るつもりでいた。
先に通路を進んでいる猛君の後を着いて行くと、突然グイと腕を引かれて座る予定だった座席の斜め後ろの席に引き込まれた。
「結衣、たまにはお父さんと座ろう!」
先程まで猛君のお父さんと話していたお父さんがいつの間にか来ていて猛君から引き離される。
「えー……今日は猛君と座りたい」
「えーじゃない!猛君よりもお父さんとの時間の方が大事だろ?」
「猛君との時間の方が大事だもん!今の猛君の事見ようともしないで、引き離そうとするお父さん嫌い!」
「な、何!?そんなつもりじゃ……ゆ、結衣……そんな事言うような子じゃなかっただろ!?」
「もう……あなた!折角の旅行なんだから二人の邪魔したらダメよ」
お母さんが間に入ってくれて、私はすぐに猛君の隣りの座席に移動した。
「おい……いいのか?結衣に反抗されて結衣の父ちゃん泣*************************
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