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第1章 3話「聞いてはいけないこと」
🍎と🌸はあるホームで座り話している
※そのホームは昔使われていたホーム
🌸と🍎はなにかに夢中になりながら話している
🌸「ねね、冬休みさ、」
🍎「ん?」
🌸「花火大会が終わった後、お泊まりしない?」
🍎「え、!めっちゃいいじゃん!」
🌸「だよね!」
🍎「スーパーとかに行ってお菓子とかジュースとか買ってさ(っ ॑꒳ ॑c)」
🌸(🍎ってこんなに可愛いんだ…)
🌸「そんなに食べると太るよ〜笑」
🍎「なッ…べ、別にいいけど( *¯ ³¯*)」
2人は楽しそうに話している
そこに⚽💔が歩いてくる
🌸「あれ?⚽💔じゃん!」
🍎「おぉー!やっほー」
⚽💔「お!2人じゃん」
⚽💔「やっほーッ!」
🌸「あれ?⚽❤はどうしたの?」
⚽💔「あー…⚽❤はお母さんの車で塾に行ったよ」
🍎「そうなんだ!」
⚽💔「話し相手がいなさすぎて…」
🌸「じゃあ私たちと話していこ!」
🍎「いいね!」
⚽💔「いいの…?」
🌸🍎「全然!」
⚽💔「ありがとう!笑」
🌸🍎「なんで笑うのー?」
⚽💔「いやッ笑」
⚽💔「息揃いすぎw」
🌸「www」
🍎「笑笑」
楽しそうに話している
🍎が”ある言葉”を出す
🍎「そういえばさ」
🍎「⚽💔ってサッカーしてたらしいね!」
🍎「噂になってたよ!」
🌸「確かに!なんかそういう噂あったね笑」
🍎「そう!ずっと聞きたかったんだ!」
🍎「いつまでやってたの?」
⚽💔「あぁ…えっと…小学生までやってたよ」
🍎「へー!じゃあサッカーできるってこと?」
⚽💔「まぁ…そういうことだね」
🌸「そうなんだね!」
🌸「あれ、?でもなんでサッカー辞めちゃったの?」
🍎「確かに…」
⚽💔「えっと…話が長くなるけどいい?」
🌸🍎「全然!」
⚽💔「実はその噂どうりにサッカーをしていたよ」
⚽💔「⚽❤と小学一年生から小学六年生の途中までね…」
⚽💔「でも、ある時に言われたんだ」
⚽💔「女なのにサッカーなんて”キモイ”って」
🌸「え、…」
⚽💔「それでも諦めず頑張ろうとしたんだけど…」
🍎「うん…」
⚽💔「自称一軍女子に『サッカー続けるんだw男しかいないのにwあんたは男なの?w』って言われたんだ」
⚽💔「もちろんそれも無視しようとしたんだけど…」
⚽💔「それがやっぱり気になっちゃって…」
⚽💔「⚽❤にも言ってたらしいからそれで、⚽❤が怪我しちゃったんだ」
⚽💔「うちは何もなかったけどもうそれで嫌になって…」
⚽💔「今はサッカーをやめたんだ」
🌸「そうなんだ…」
🍎「辛い話をありがとう」
⚽💔「いいよ…」
⚽💔「てかそろそろ暗いし帰ろ!」
🌸「そうだね!」
🍎「あ、⚽💔!」
⚽💔「ん?」
🍎「もし良かったらサッカー教えてよ!」
⚽💔「いや、言ったじゃん…もうサッカーはやめたって」
🍎「でも、してたんでしょ?お願い〜」
⚽💔が🍎を突き飛ばす
⚽💔「うるさい…」
🍎「え…?」
⚽💔「あ、……ご…めん…」
⚽💔が走っていく
🌸が🍎を立たせる
🌸「🍎!大丈夫?」
🍎「うん…私は別に…」
🌸「確かに辞めたっていってたからね」
🍎「うん…こればかりは私が悪いね…」
🌸「ま、まぁ気分変えてさっきのお泊まり会の話する?」
🍎「…! 」
🍎「うん!」