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幸せの基準って人それぞれだよね。
俺は欲張りだから
自分の欲しいものは全部手に入れて
やりたいことやって
好きな人と付き合って
好きに生きないと幸せって感じない。
俺には今好きな人と付き合うって項目だけで
俺の幸せの定理に達するから。
それだけが今の俺に足りない幸せまでの1歩。
でも勇斗はどうだろう。
俺の好きな人はどうだろう。
俺よりもっと欲張りなのかな。
それとも、、、
Y「はやとー、」
S「なんすか」
早く来すぎた俺と勇斗で
楽屋でゆるーく話していた。
Y「勇斗は今しあわせなの?」
S「幸せ、うーん急だな」
Y「どうなの」
S「わかんないよー」
Y「なんで」
S「なんでって笑」
Y「いいから答えろ」
S「俺はね、この世の全ての人から
嫌われても俺の好きな人が幸せだったら
何でも良いからさ、俺にその人が幸せか
見極める力なんてないでしょ?」
Y「だからわかんないの」
S「そーね」
Y「聞けばいいのに」
S「本人に?無理無理笑」
Y「なんでだよー遠い存在の人なの?」
S「まぁそんな感じ?」
Y「ふぅーん」
SS「ちわーす、」
Y「お、舜太」
SS「2人とも早いんやなー」
S「まーなー」
SS「なーんやそれ」
S「なぁ仁人」
Y「あ?どした」
S「この後暇?」
仕事終わり。
これから帰ってゆっくりして
寝ようかと思っていた頃。
Y「まぁ暇っちゃ暇」
S「お、じゃあ飲み行かね」
Y「おー、行こいこ」
S「よっしゃ」
S「その時に太智がさぁ笑笑」
Y「それで言ったらこの前舜太がー笑」
S「ちょ、まじ、?笑笑」
Y「そぉ、笑まじなの」
S「はー、おもろすぎるわ」
Y「それなぁ笑まじでたのしー」
S「俺も楽しー」
沈黙。ー
Y「、、、はやとー」
S「どした?」
Y「俺ね今幸せじゃないの」
S「おー、それはなんでなの?」
Y「俺ねー、すっごい欲張りでさ?」
S「あ、そうなの?」
Y「そうなのー、」
S「それで?続きは!」
Y「今は沢山の仕事もあって
み!るきーず にも応援してもらって、
メンバーとも仲良いし
俺ってめちゃくちゃ恵まれてるんだ」
S「それは俺にとっても嬉しいことだねー
でも、なんで幸せじゃないの??」
Y「んー、、」
S「なにー?気になるじゃん教えてよー、」
Y「んん、どうしよ」
S「ねぇー、そこまで
話したんだったら教えろってー」
Y「んー、勇斗は俺が幸せに
なるために貢献してくれる?」
S「まー、できることならするけども、」
Y「じゃあ付き合お?俺の事幸せにしてよ」
S「!?えぇっと、
仁ちゃんはそれで幸せになるの?」
Y「うん、世界で1番幸せになる」
S「え、っとそれじゃ俺も幸せになるね」
Y「ん、?それって?」
S「俺の好きな人が幸せだったら
俺もちょー幸せ」
Y「なに、両思いじゃんー、」
S「そうだよ、俺たち両思い」
ん?待て待て?こんな上手い話があっても
良いのか?俺ってこんなすぐに
幸せになれたもんなの??
Y「ねぇ、勇斗」
S「あー、バカみたい」
Y「え?」
S「俺が仁人のこと好きなわけないじゃん」
Y「えっと、ん、?」
S「ほんと仁人面白いわー、」
Y「さっきの嘘なの」
S「当たり前笑」
Y「最低だね、」
S「それ、h、じ、nが、」
なにこれ、勇斗の声聞こえない。
S「おーい、起きろーー、?」
Y「ん、?」
S「次俺たち撮影だけどー?」
Y「え、ん、」
S「随分と苦しそうでしたけども」
Y「あ、夢、はーーー、焦った」
S「どんな夢見てたか
知らんがはよ準備しろ」
Y「いてっ」
軽く頭を叩かれて目が覚めた。
S「待ってやるから早く立て!」
Y「あー、はいはい、分かりました」
夢で良かったんだけど
さっき見た夢のせいで勇斗に
思いを伝えるのが余計に
怖くなってしまったじゃないか!
S「それはどんな顔だよ」
Y「色々考えてるんだよ」
S「考えすぎも良くないよーん」
Y「わかってるよ」
S「じーんと」
Y「どしたーー」
S「この後暇してる?」
Y「んー、っとね」
さっきのってどこまでが夢なんだっけ。
Y「暇、してる」
S「お、ラッキー」
あ、まずい。 欲望に負けて
本当のことを言ってしまった。
Y「なんかするの?」
S「明日午後からだし
宅飲みでもしたいなーって思って」
Y「あ、いいね」
S「仁人ならそう言ってくれると思った」
Y「なんだそれ」
S「ふふんっ」
宅飲み、、、
夢よりも危険な展開になりそう。
いや飲みすぎるな程々にしろ。
そうしたら勢いで言うこともないだろう。
S「うぃーKP!!!」
Y「はい乾杯」
S「あー、まじスッキリ」
Y「あんま飲みすぎんなよ」
S「んー今日はめっちゃ飲むかもね」
Y「体に悪いぞー」
S「んー今日はちーとでいー」
Y「今日だけだぞ?」
S「はーい、んふふー」
勇斗めっちゃご機嫌じゃん。
まぁその方が俺も気が楽でいいんだけどね。
S「うわー、ねむてぇ」
Y「流石にめっちゃ飲んだわ笑」
と、言いつついつもの半分程度しか
飲んでいないのにも関わらず
若干の火照りを抑えきれていない
体を勇斗の方に向ける。
S「ふろ、」
Y「今からはいんの?
風呂でコケねぇか心配」
S「ん、だいじょぶ」
Y「本当に、?」
S「、、うぉ、」
Y「って、危ねぇな」
カーペットに躓きコケた勇斗が
俺の上に覆い被さる。
Y「全然大丈夫じゃないじゃん」
S「うぅ、すみません」
Y「まぁ怪我してねぇならいいけど」
S「してないです」
Y「ん、ならよし」
S「んー、」
Y「てか早く退け」
S「後ちょっとだーけ」
Y「はぁ?なんでだよ」
S「じんちゃんいいにおい、するからー」
Y「あーそれはどうも」
S「だからちょっとだけ、ね?」
Y「っ、ほんとにちょっとだけ、だからな」
S「んふ、ありがとー」
はー、まじでこのタイミングでの
酔っ払った勇斗のデレは体に悪すぎ。
Y「もういいですかね?」
S「ん、いい」
勇斗が退いた後も ドクドクとなる
心臓がちょっとだけウザかった。
Y「結局風呂入んの?」
S「んー、だるいな」
Y「明日の朝でいいんじゃない?」
S「えー、でもなー」
Y「早く決めなさい」
S「じんちゃんが一緒に
入ってくれるならはいる」
Y「はぁ!?」
S「俺、よっぱらってるからコケるかも、
コケたらライブでれなくなるかも、」
Y「あー、はいはい
分かったから早く着替え持ってこい」
S「じんちゃんさすがだねー」
S「って、なんで俺だけ裸なの」
Y「俺は後で一人で入らせてもらうんで」
S「いっしょに湯船浸かれると思ったのに」
Y「俺らは付き合いたてのカップルか」
S「ちがうけどー、」
Y「ほら流すから上向いて目瞑って」
S「はい、」
泡でいっぱいの勇斗の髪の
上に生ぬるいお湯をかける。
何回も染めて少しだけ 傷んだ
髪の毛を 洗いながら撫でてみた。
S「おわり?」
Y「まだ」
S「はやくー」
Y「ちょっと待てって」
目を瞑っていても勇斗は相変わらず
綺麗な顔を兼ね備えている。
Y「まだ目瞑っててね」
S「ん?分かった」
Y「これで終わりにする」
S「何言って、」
シャワーを持っていない右手で
勇斗の顎を少し持ち上げ
勇斗の唇に自分の唇を重ねる。
S「じんちゃん?」
Y「目瞑っとけって言ったでしょ」
S「こんなことされて
瞑っておけるわけないよ」
Y「そりゃそうか」
S「じんちゃん?」
Y「何も言わないで」
S「自分勝手すぎるよ」
Y「そんなの、俺が1番分かってるよ」
S「じんちゃんきらい」
Y「それもわかってる」
S「勝手に片思いだと思って
勝手にこの恋終わらせようと
してるところほんときらい」
Y「は、?」
S「俺幸せなんかじゃない」
何も言えずに黙っている
俺を他所に勇斗は喋り続ける。
S「じんちゃん泣いてるもん俺は 好きな人が
幸せじゃないと 幸せじゃないから」
Y「泣いてなんかない、」
S「うそつき」
次の瞬間勇斗のびちゃびちゃに
濡れた手が俺の右頬を手繰り寄せる。
S「こんな悲しそうな顔して」
Y「勇斗にはお見通し、か」
S「じんちゃんは俺のこと好き?」
Y「すき、だいすき」
S「知ってるよ」
そのままキスをする。
さっきみたいなキスじゃなくて
長くてお互いを確かめあってるみたいな。
温かかかった。
勇斗も泣いていた。
Y「勇斗も泣いてる笑」
S「違うし、ただの水滴」
Y「嘘が下手くそだなーほんとに」
S「じんちゃんには
なんでもお見通しだね」
Y「それさっき俺が言ったやつー笑」
S「あれ?そうだっけ?笑」
今日は2人が幸せに包まれた日であって
それでいて一組の
カップルが できた日でもあった。