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ただのメンバー同士

第2話 - 第2話

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2025年07月10日

#うりえと

#uret

#からぴち

#krpt

アキナイノ？

翌日

――――――

シヴァ side

――――――

「お！えとさんUNDER○○LEやってんじゃん！」

「そうだよー………」

「どした？元気ないじゃん」

「ここのステージもう20回以上やってるんだよ」

「苦戦中ってわけか、俺も10回以上は挑戦したなﾊﾟｸｯ」

「うりなに食べてるの？」

「エクレア」

「ﾋﾟｸｯ何エクレア？」

「さっき美味そうだから買ってきたダブルチョコエクレア」

「ほしい！！！✨(瞬時に振り向く)」

「んじゃ持ってくる笑」

「ありがと～！」

「持ってきたよ」

「うり！今手空いてないから食べさせて！」

「えぇ～いいよ。はい」

「ﾊﾟｸｯう～ん✨おいひ～✨クリアできそう、ありがとうり！」

「どーいたしまして笑」

あの二人できてんのか？(エクレアうめぇ)前まで距離近いなとは思ってたけど、「あ～ん」するほど仲良かったか？もしお互い意識してなかったら距離感バグりすぎだろ。いつの間にあんな仲良くなってたのか？

―――――

ゆあんside

―――――

俺は今妬いてる。

ものすんごく妬いてる。

俺はメンバーのえとさんに恋心を抱いている。結成当初は話しかけやすい女子としか見ていなかったが、一緒に活動していくに連れてだんだんと彼女に惹かれていった。だから一緒に出掛けたりゲームをしたりと、俺なりに努力をしていた。だけど、恋心を抱いてから厄介と思う人物が一人……

「うり～味見してくんない？」

「味見？いいけどなんの？」

「チョコの」

「だったらのあさんでいいじゃん、俺チョコなんて作らないよ？」

「うりこーゆー時は素直な感想くれるから不味いか美味いかはっきりするでしょ？それにのあさん今忙しいから」

「………………なんか遠回しにディスられてる感じがするんだが」

「気のせいじゃない？ほら(チョコが付いた指を突き出す)」

は？

「ﾊﾟｸｯ」

「はっ！！？(大声)」

『ﾋﾞｸｯ』

「どしたゆあんくん？ﾓｷｭﾓｷｭ」

「なんかあった？」

「いっ、いや…なんでも……」

「そっかで、どう？」

「普通に美味ぇ」

「やった！ﾆｺ」

その人物とはメンバーのうりだ。うりは結成当初からえとさんと仲が良く、唯一数えきれないほどえとさんと二人きりで出掛けてる男子メンバーだ。最近はさっきのような事が多くなっていて妬きもち(妬く気持ち)が増している。でも、あいつはいい奴だし、下心とか恋心持たないでえとさんに接してるから憎んでも憎めないのがムカつく。めっちゃモヤモヤしてムカつく