あるところに
鬼の子と言う鬼がいた
鬼の子はとある人間を好きになった
最初は隠れながら見てたり後ろを着いていったりした
だがバレたらどうしようと思った
自分の存在を見たら人間は怖がるだろう
何故って
鬼の子は人間を○して怖い存在だからだ
そして
とうとうバレてしまった
自分を人間は見た
「あぁ人間に見られてる」
怖いと思って逃げるだろう
そう思っていたら感情が揺れてしまって涙が出てしまった
その瞬間を人間は見ていた
驚いてた
だって鬼の子だから
涙が出るのも可笑しい
「…ごめんなさい」
震えながら謝った
その場を去った
走って遠い所まで去った
座ってずっと泣いていた
「もう会えないよね…」
自分の姿を知ったやつはここに来ることはなかった
「好きな人に会えない」
その日はずっと悲しい気持ちでいっぱいになった
次の日
いつもみたいに鬼の子は歩いていた
そしたらあの人間がいた
鬼の子は咄嗟に隠れてしまった
隠れていると見つかってしまった
「殺されるのかな…」
すると次の瞬間…