テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

❥ #しのコン ❥ #‎🤍🥞


参加失礼しますᐡᴗ͈ ̫ ᴗ͈ᐡ♡

題名それぞれ違うのは普通に間違えました😮‍💨


❥ 12時がすぎても


魔法が解けるのは12時。それまでに帰る_。



今日は学園パーティーの日。

私にとっては夢のまた夢の切ない日。


「ふふっ…今日のパーティ楽しみね。」


「…ちょっと、平民が悲しむでしょう」(笑


どうせ私はそんな所だ。



❥ パーティの夜。


「はぁ…。」


私は窓からパーティ会場を眺めるだけ。


あそこに入れるのは身なりが綺麗で美しい男性、女性だけだからドレスを持っていない私には到底無理な話なのだ。


勿論、私の幼なじみけいじくんにも会えない

彼は上級階級のお金持ちでイケメンだから、私には釣り合わないにも程がある。


「けいじくんに会いたかったな、…」(ボソ


窓を眺めていた時、窓に何か小さい光るのもが挟まっていた。


「あれ、なんだろう、蛍かな、?」


窓を開けて逃がしてあげようとすると、


「おいお前!!ありがとな!!!!!!」


何故か、大声で感謝された。え?何故?


「え、貴方なに…、 ?妖精?…不審者? 」

「違う違う!!!俺は魔法使いだ!!」


「……え?? 」

「えっと、お前、ぱぁテぃー?に行きたいんだろ?」

「それなら俺が魔法かけてやるよ!!」

「あ!!おれはぼくとこうたろう!!!」


アレ、…これ私の幻覚なのかな…?


「あーー!!今幻覚だと思ったろ!! 」

「ちゃんと本物だからな!!」


「…えっと、魔法って、…??」


「お前のドレス、髪の毛、メイク全て完璧にできるんだぜ!!!」

「俺すげえだろ!!!!!!」


「…えっ、!?じゃあパーティにいけ…?」


「るって事だ!!!!」

「…でもな、12時にはこの魔法は溶ける。」

「つまり今の姿に戻るってこと。」


今の姿…いつものTシャツにスカート、後けいじくんから貰ったネックレスの姿へ?


「じゃあ12時までには皆から姿を消さなきゃいけないって事?」


「そうだ!!!!」

「12時の鐘がなるから、それを目印に! 」

「じゃあ、魔法かけるな!!!」


「せーーの!!えい!!!!!!」


❥しゃららら〜んっ!!☆


「うそ…ッ、夢見たい…!!!!」


鏡を見るとそこには水色のふわふわドレスに自分だか分からない整った顔、丁寧で可愛いハーフアップ、けいじくんから昔貰った髪飾り、ネックレスがついていた。


「ありがとう、小さな魔法使いさんっ!」


「おいおい待て!!どうやって会場に行く気だ!?!?」

「魔法の馬車にのって行こうぜ!!」


❥外に出ると。


「凄い…素敵な馬車。」


「さぁ、いってらっしゃい!!!!」


「ありがとう!!ぼくと…?さん!!!」


本当に夢見たい。ドレスを着てこんな綺麗な馬車で会場へ行けるなんて。


「けいじくんに…会えるといいな…なんて」


そんな事を呟いた。


ひとりで肩を揺らしついた大きく素敵なお城。


「きれい…っ。」(ボソ


中に入ると警備員が待っていた。

ここに相応しいかどうかを確かめるらしい


「…!!どうぞ中へお入りください!」


「…!ありがとうございます」(にこ


「っ…⸝⸝はい、っ、!!」


ようやく入れた夢の国。


あ…。けいじくん女の子に囲まれてる


「きゃーー赤葦様!!♡」

「すきです、今日もかっこいい…♡」


…そっか、かっこいいもんね、もてるなんて当たり前じゃん。

しかもみんな可愛いなぁ…。


…私なんか釣り合わないのになんで嫉妬しちゃうんだろうな。


「すみません、踊りませんか?」


あれ、見たことある、けいじくんの先輩?


えと、たしか……。


「木葉様…ですよね、?私でよければ。」


「知って頂き光栄です」(にこ


綺麗な顔、整ってるなぁ…かっこいい。


「それでは、お手を。」


❥ダンスをして。


「じゃあ、初めてなんだな!パーティ。」


「ふふ、はいそうなんですっ!!」


「私、ここに怖くていつも行けなかったんですよ。」

「木葉様じゃなくて、秋紀くんと出会えたので来てよかったかもですっ」(にこ


「っ!…それは、っ、よかったな、」(てれ


「ここに、幼なじみがいるんです。」

「でも女の子たちにモテモテで、私なんか釣り合う訳もなく……。」

「どうしたらいいんですかね、」(へらへら


「…いや、十分大丈夫なんじゃないか?」


「へっ、?」


「あー、その、お前、かわいいし、…」


顔は赤く爆発してしまいそうだった。


「…ありがと、っございますっ、」(てれ


あれ…一瞬今、けいじくんと目が合った?


「秋紀くんのお陰で自信…着きました!」

「えへへ…っ、ありがと」(にこ


「おおっ…、。」(てれてれ


「それでは、失礼しますっ!!!」


色んな方に声をかけていただき、歩き回っていた。

そんな時、ひとつ、落ち着いた低い声が聞こえた。


「よければ踊りませんか?」


「…へっ、けいじくん、??」


「ふふ、_ちゃん。会いたかったよ」

「……踊るよりよければお話したい。」

「けいじくんなら…よろこんでっ、!!」

❥外にて。

沈黙が続く。そんな中ひとつ声が響いた。


「ねぇ、_ちゃんは、好きな人…とかいる?」


「……えっ、…??」(てれ

「…、………、い、ます、…っ」(てれ


「…………そっか。」

「それ、俺じゃだめ、?」


「………なにいっ、」


❥ちゅっ。


甘い水音が響いた。


「ごめんね。我慢…無理だった。」


「俺、_ちゃんの事好き。」

「木葉さんと話してる時も嫉妬で狂いそうだった。」

「しかもこんなに可愛くなってて。」

「来てくれるなんて思ってなかったから。」


話す隙も与えない衝撃的な事実。

あぁ、なんてずるい私の好きな人。


「改めて俺と付き合って頂けませんか? 」

涙で前が見えない。

❥ コーンコーン。


【 12時までには絶対帰ってこい。 】

【 魔法が溶けるからな。 】


「……、ごめん…なさいっ、私帰らないと…っ…、!、」(泣


「だめ。」


ヘ、何この状況、。私、後ろから抱き締められてる。


「逃げないで。_ちゃんの想い《キモチ》教えて。」


「……、す、…き、っ…、っ!、!、」(泣

「けいじくんのこと、だいすきっ、」


「ふふやった、っ、。」

「じゃあ、俺と付き合ってくれる?」


「うん…っ、っ、!。」(泣


💭


「懐かしいね。」


「そうだね。今思うとシンデレラみたい。」


「ずっと大好きだよけいじくん。」


「愛してるよ俺だけのお姫様。」


❥ちゅっ


「…ずるい、…」



そんな2人の魔法みたいな出来事。



「ずっとずっと大好きだったよ。」

「ようやく手に入れられた。」

「木兎さん。本当に助かった。ありがとうございます。」


「12時に魔法が溶けるなんて嘘なのに。」


END __ .

この作品はいかがでしたか?

101

コメント

2

ユーザー

木葉くん視点からしたら凄く切ない…🥲‎ でも凄く赤葦くん王子様が似合うんよね…ほんとめろい男ですтт🫶🏻 個人的に妖精木兎くんがお気に入り👼💞

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚