テラーノベル
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・学生wkmr
・短い
カランとコップの中の氷が音を立てふと我に返る
さっき入れたはずの麦茶が既に空っぽだった
今日も簡易机に若井と向かい合わせで座って、夏休みの宿題を片付けてる
学校の成績なんてどうでもいいけど、流石に宿題は出さないと成績が出せないって言われたから、ギター練習や作曲を思いっきり専念する為に夏休み入った日から若井とこうして毎日僕の家で宿題をしている
おかげで1週間もかからず終わりそう
『若井』
少し先が見えた余裕から若井に話し掛ける
「んー?」
若井は問題集から目を離さず返事をした
僕の事見てくれないのちょっとむかつく
ちゃんと顔見たい
どうしたらこっちを見てくれるかな?
そうだこれならこっち向いてくれるかも
『若井』
「んー」
『キスしたいなぁ』
「……」
あれ?若井ってば無反応?
と思ったら勢いよく若井が顔を上げた
「えっ!?はっ?え、えっ?今なんて言った?」
明らかに動揺してるし顔真っ赤じゃん
なんだよ、急に僕がキスしたいって言ったから思考停止でもしてたの?
『だーかーら、キスしたいの』
グッと身を乗り出して若井の顔に近づく
「ちょっと、まだ宿題が、、、」
ボクから視線を逸らし、また勉強しようとする
なんだよ
恋人の僕が可愛いお強請りしてるんだぞ
拒否するなよ
『お願い』
少しだけ上目遣いで見つめれば観念した若井が軽く僕の口を啄む
ちゅっちゅっと軽いリップ音
でもすぐに離れちゃった
離れた若井が満足した?とでも言いたげに僕の頭を撫でる
『ダメ、もっと』
我慢出来なくなった僕の方から若井の口へ思いっきり舌を入れむしゃぶりつくようにキスをしてやった
「そんなにしたら止まらなくなっちゃうよ?」
『んふ、ちょっと休憩しよ?』
熱っぽくなった若井が僕を押し倒していく
視線の先に移った完全に氷が溶けたコップ
後で絶対喉が渇くから若井に持ってきてもらおうと思いながらそっと目を閉じた
コメント
2件
ここに天才現る😭😭😭夏のふとした瞬間を小説にするとか大センスすぎませんか?!?!コップの中の氷がカランと鳴るという描写が、❤💙が集中して宿題をしていた雰囲気が伝わってきますし、Kissを沢山した後にもう一度氷が溶ける描写が入るのかもーーー天才で大好きです🫶🫶🫶🫶🫶😍いたずらっ子な小悪魔❤と小悪魔に振り回される💙な感じが甘々でたまらないです🫰🫰
うわ、甘々じゃん…! 夏休みの宿題中に急に「キスしたい」ってストレートに言う主人公、図々しいけど可愛すぎる。若井の真っ赤になって動揺するところとか、最後は押し倒しちゃう流れも良き。氷が溶けたコップで「後で喉乾くから若井に取ってこさせる」って思考に移るところ、冷静と情熱の間でちゃんとキャラ立ってて好きだわ。きういさん、この2人の空気感めっちゃ刺さるっす🔥