テラーノベル
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何か突発的な事情で数名一気に悪魔化しかけて、主が浄化して何とか助け出した設定です。
浄化が終わった主はその場に倒れ込み、気を失ってしまった。
執事たちは主を屋敷に運び、治療室で様子を見ることにした。
数日後、主が目覚めた。
『・・・うん?』
「!主様!大丈夫ですか!?どこか痛いところなどは!?」
ルカスは目覚めた主に慌てて声を掛けた。
『あ、ルカス・・・?ううん、大丈夫・・・なんだか眠いだけ・・・』
主はポヤポヤしながらそう言って、また眠ってしまった。
翌日、再び目を覚ますと主は悪魔化しかけた執事たちを心配して呼びつけた。
『皆!大丈夫だった!?』
「はい、主様のおかげで助かりました!」
「ありがとうございます!主様!」
『よかった〜・・・』
主はホッとした様子で笑顔になった。
食事を届けに来たロノが声を掛ける。
「主様!主様の故郷は東の方と似ている料理が多いと聞いたので、ハナマルさんとユーハンに手伝ってもらっておじやを作ってきました!」
『・・・おじや?なぁに、それ』
「・・・え?」
主は初めて聞いた、と言わんばかりの反応をした。
『うん、美味しい!けど、食べたことない感じ〜。なんだろう、不思議な味だね』
食べてみても、全く知らない料理を食べているような反応だ。
「主様・・・、お粥は分かりますよね?」
『おかゆ?うん、パンを牛乳で煮たようなやつでしょ?』
ロノはそれで確信した。
主は元の世界の記憶がない。
歓喜に震える手を抑えながら、指輪の話を振った。
「そういえば、指輪は無事ですか?」
『指輪?・・・あ、これのこと?
・・・これ、なんだっけ?』
「・・・俺たちの主である証で、それが無いと浄化できないんです。だから、常に着けておいてください、って渡したものです」
『ぅ・・・ぁ、あぁ!そうだった、そうだったね!うん、うっかりしてたぁ・・・』
主は視線を彷徨わせてそう誤魔化した。
指輪のことも覚えていないことを確信した執事たちは、皆で会議室に集まった。
「これで、主様が元の世界に帰られることは無くなるのですね!?」
「本当に記憶がなくなってしまったのか・・・」
「もし、記憶が戻ったら・・・」
「・・・もし、思い出しても、もう戻れないくらい俺たちに依存してもらえば良いんですよ!」
「俺たちが居ないと生きていけないってくらい、依存させちゃえばこっちのモンってことっすね!」
「記憶が戻りそうになったら、薬で忘れさせちゃおうか」
「ずっと一緒に居られるなんて、嬉しいですねぇ・・・」
執事たちは皆様々な反応を示したが、誰一人として元の世界に帰そうとしなかった。
主はそんな執事達に外堀を埋められ、依存させられているのに気づかないまま、幸せに暮らすのだった。
記憶が戻ったら監禁・調教・洗脳END直行間違いなしである・・・
コメント
1件
うわ、これめっちゃ不穏…!主様かわいいけど、執事たちが全員で「依存させちゃえば」って方向に一致団結してるの怖すぎる(笑) 記憶がないのに気づかれてるのもヤバいし、ラストの「監禁・調教・洗脳END直行」の一文で一気にダーク転がったな…! このまま疑うことを知らない主様が徐々に囲われていく過程、続き読みたいわ🔥