テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
安定のなぐり描き作品です ✏💭
まぢ青桃さんでしたらなんでもいいんでリクエストください 🥹🙏🏻🌟
それではどうぞ !
桃「…いや、お前らさww」
楽しそうな声が部屋中に響き渡る。
残業をしようとしたが22時から俺の配信枠が入っているのもあって家に仕事を持ち帰り、家で残業中。
家だからこそ会社にいたらできないような仕事の仕方ができ、今こうしてないこの配信を聞きながら配信をすることできている。
楽しそうにリスナーとないこが画面上でやり取りをしている。
青「ん~~~ッ……[ 伸」
凝った体を伸ばすように上と下に体をぐーってやる。
配信を開いているプライペート用のpcの方に視線をやるとまた上手く作動していないVの眉が困り眉にして笑っているないこの姿がある。
1、2分配信に集中して見ていると仕事のことが頭に入ってきて仕事に取り掛かろうと会社用のpcに体ごと全部向けた時、垂れ流したままの配信から俺の活動用の名を呼ぶ声が聞こえる。
桃「そうなんよ、最近ずっとまろと一緒なんよね。」
笑いながらそう言う。
なんや、そこら辺のバカップルの惚気自慢かよって思うぐらい配信のないこの声は甘ったるい声をしている。
いや、きっとリスナーもないこも気づいていないんだろうよ、その声の変化に。
多分本人も意識していなくてリスナーも本当に些細な変化だから気づかず変わらずあの落ち着く低音で話していると思ってる。
それでも俺にはわかる、少しだけトーンが上がりゆっくりと話す感じ、The!!甘ったるい声!!みたいな声をしているのが俺には伝わってくる。
そんなことを考えている間もその、甘ったるい声で俺について話を続ける。そんな様子に思わず「ふはっ」って笑みが零れ落ちてしまう。
青「…なんなん、コイツ……」
楽しそうに話すないこの声を聞くだけで愛おしいとでさえ思ってしまう。
別に付き合ってないし、大したリスナーにとって美味しい話ではないと思う。
本当に一緒の好きなものにハマった話、どっか行った話、一緒の場所で仕事をした話。
たったそれだけのことなのにないこは楽しそうに話してリスナーも「羨ましい」だとか「可愛い」だとかわけもわからないことをコメントする。
青「マジでないこもないふぁみもよくわからんわ……」
呆れたようなトーンで思わず独り言を呟いてしまう。
そうだ、と思い先程呟いたことをそっくりそのままコメントに打ち、送信ボタンを押すとまた一段と楽しそうに「まろ!!」と反応し、また俺とないこについての話が続けられる。
…そんなないこの話を聞き流しながら仕事を続けた。
end