※注意※
この小説は、純度100%の私の妄想で出来たnmmnです。ご本人様には一切関係ありません。
ご本人様はもちろん、その周辺の方々やnmmnが苦手な方の目にも入らないよう、配慮をお願いします。
私の癖を詰め込んだので、誰かの地雷の上で踊り狂っているかもしれません。それぞれで自衛をするようにしてください。
読後の誹謗中傷等は受け付けておりません。チクチク言葉が届くと泣きます。
その他、BL要素(🟦🧣受け固定)あります。
仮題「本物どーれだ?」gtrd
「元気してたー?」
「おはよう、ぐちつぼ」
「寝不足?隈凄いよ」
「………あぁ、おはよう」
また、返事が遅れてしまった。
本物のらっだぁの側で、ひらひらと手を振る、もう1人のらっだぁ。自分が無視されたことに気付いたのか、ムスッとした顔でこちらを見ている。
俺は、らっだぁの幻覚を見ている。
なぜだかは分からない。何かしらの病気ではなさそうだし、薬物をキメた覚えもない。
こちらに危害を加えてくるわけではない。ただそこにいて、本物のらっだぁと同じように、こちらに話しかけてくるだけだ。
こんなことで、本物分からなくなるような俺ではない。
声も同じ、立ち姿も同じ。違うところと言えば、発言の節々に違和感があるぐらいだった。
逆に、ここまでちゃんと本物にだけ構えているのが不思議なぐらいだ。
「元気なさそう、なんか悩み事でもあった?」
「お腹減った?朝ごはん、何食べよっか」
「あー………冷蔵庫に、昨日の晩飯残ってるだろ?それ食べようぜ」
本当に分からなくなった時は、眼鏡を外してらっだぁを見たらいい。幻覚は、ぼやけた視界の中でもはっきりくっきり見えるのだ。
まぁ、まだその手法は試したことがないのだが。
かな~り前、1話の次に書き出し始めたものなので、今より文章慣れしてない感じがします。
…
……
………
仮題「オヤスミ」nrrd
起き上がろうとするらっだぁを、丁重に押し倒す。俺も隣に寝転がって、胸元をポンポンと軽く叩くと、らっだぁは不満げに唸った。
「なぁに、子供扱いしないでよ」
「うるせぇ、大人しくしとけ」
「はぁー……?ま、いいけど………」
らっだぁは、上下する俺の手を握って、頬に寄せる。
「こっちのほうが、俺は好き」
「そっ……、…か、ぁ」
そんな可愛いことされたら、こっちが恥ずかしくなってくる。顔に集まる熱から目を背けたくて、恥ずかしくなんてないですけどね、別に何とも思ってないですけどね、と自分に言い聞かせた。
頬を撫でて、髪を梳かして、子守唄なんて口ずさんだりして。長くなり始めた瞬きを見つめて、ゆっくり過ぎていく時間に身を任せる。
「……ら、ら〜ー、るら、ら」
「なつかしぃ、ね、それ…、……あーなんか、眠たい、なぁ」
そう言うと、らっだぁはようやく瞼を下ろすした。あんなに強がってたくせに、あっという間に寝ちゃうんだ。可愛いヤツ。
目元にかかる前髪を、そっと避ける。長い睫毛のすぐ上に、俺はキスを1つ落とした。
「は…、?」
「ふ、いい夢見れるオマジナイ」
とろけた瞳がゆるゆる開いたかと思ったら、眉を寄せて恥ずかしそうに細められる。チラチラとこちらを見る瞳が可愛くてたまらない。
もしこれが元気ならっだぁだったら、照れまくった勢いのままに思い切り蹴飛ばされるかどうかされていたことだろう。その反面、おねむちゃんならっだぁは大人しいし、言葉にも角がなくて愛らしい。いつもの元気いっぱいな姿ももちろん好きだけど、これはこれで大好きだ。
ほんのり紅く染まった頬にもう一度口付けて、細い体をぎゅっと抱きしめた。
「おやすみ、らっだぁ」
「……おぁすみ………、、」
そう言い残して、らっだぁは深い深い眠りに沈んでいった。
腕の中から、すぅすぅと規則正しい寝息が聞こえる。あどけない寝顔が愛らしくて、反応はないと分かっていても頭を撫でる手は止められなかった。
おネムちゃんな2人を書きたかっただけです。落ち着いたら清書するかも
…
……
………
仮題「くすくす、けらけら」gt
『腹部、首元などの急所に当たる部位を触られて笑いが込み上げるのは、相手に好意や信頼を寄せているから』
……なるほどなぁ。
中々興味深い情報が、真夜中のネットサーフィンに勤しむ俺の目に飛び込んできた。
この『触られる』には、くすぐりも入るのだろうか。そんなもん、誰にされても普通に笑ってしまいそうだが……いや、嫌いなヤツにやられたら嫌悪感で笑いが引っ込むだろう。やっぱり、触られるのを許容出来る相手じゃないとダメなのか。
文字を目で追う度に、好奇心がムクムクと大きく膨らむ。本当なのか、ちょっと試してみたい。気になって気になって仕方ない、真相を知るまで、もう眠れないだろう。
しかも、ちょうどいいことに実験体になりそうなヤツが隣にいるではないか。俺は、枕に頭を預け、とろとろにとろけるらっだぁに目を向けた。
少し開いた口から吐き出される息は、未だ微かに熱を持っている。さっきよりも落ち着いてはきたが、まだ荒い。
布団をかけ直すと、今にも眠ってしまいそうな瞳は、数回の瞬きの後にスマホの光に照らされた俺をゆっくり見つめ返した。
「らーっだぁ」
「……、…ん、ぁ、なぁに?」
「ちょっと失礼しますよっと」
すっかり微睡んでいるらっだぁに、後ろから抱きつく。ぎゅっと抱きしめると、冷たい手が俺の手に添えられた。
「も、寝たいんだけどぉ……さすがに、もっかいはヤダよ?」
「んなことするかよ。大丈夫、ハレンチなことはしないから。……多分」
「ガチでやめてね?」
顎から鎖骨にかけて首元を走る筋に指を這わせ、もう片方で腹部を撫でた。
手の下でふるりと喉が震えて、短く息が漏れる。薄い腹筋に力が入り、楽しそうな笑い声が吐き出された。
「んふ、っ、んははッ!ちょちょちょ、くすぐったい!」
爆笑。とても、ついさっきまで微睡んでいた人間だとは思えないほどの、大爆笑だ。
もはやこれで完成でいい。こっから仕上げてもあんまり長くは書けないと思う。
…
……
………
仮題「ぎゅー!」pnrd
「らっだ、おいで。ぎゅーってしてあげる」
「え?で、でも」
「してほしいんでしょ?ほら、早く」
ぺいんとは俺に向き合って、大きく手を広げた。
迷惑かけたくないという思いと、今すぐそこに飛び込んで抱きしめたいという思いが頭の中で複雑に混ざり合う。
そんな俺を見兼ねてか、ぺいんとは少し考えてもう一度口を開く。
「じゃあさ、俺がらっだぁとハグしたいからこっち来てよ」
「あぇ、」
「ね、お願い。最近してなかったでしょ」
ほら、と自分の膝を叩くぺいんと。何がなんだか分からないままに、俺はぺいんとの膝元にすっぽり収まった。
広げられていた腕が、そっと俺の背中に回される。ぎゅっと抱きしめられ、温もりが直に伝わった。子供を宥めるみたいにポンポン撫でられ、少し顔が熱くなる。
「あったかいねぇ、らっだぁ」
「ぁ、……うん、そうやね」
「これいいね、ずっとこうしてたい」
……あったかいな。
とくとくと鼓動する心臓に耳を傾けて、体重を預ける。嫌がりもせずに包みこんでくれる熱が心地よくて、心の冷たくなった部分が溶けていく気がした。
ぺいんとの匂いと、馴染みのある柔軟剤の香りがする。胸いっぱい満たされて、なんとも言えない感覚になった。
なんというか、安心する。
「眠い?」
「んー……んゃ、べつに」
「うっそだぁ。寝ちゃいなよ、今日ぐらいヤなこと全部忘れてさ」
ポンポンと頭を撫でられる。いつもより低く落ち着いた声が耳元で揺れ、くらくらするほどの眠気が俺を襲った。
瞼が勝手に下がってきた。微塵も動かない体は、ぺいんとにでろんともたれかかる。
もっと起きてたい、もっとこの温もりを感じてたい。
そう懇願する心を置いてけぼりにして、俺は深い深い眠りに付いた。
おねむねむ……精神的に不安定だった時、異常に人肌が恋しくなったことを思い出しながら書きました。家族や友人に合う度に手を握らせて貰っていたのが懐かしいです。
久しぶりになったと思えば、こんなあり合わせのものですみませんね。
リアルがもう忙しくて忙しくて、今貰っているリクエストもいつ書き終わるかわかりません。本当に申し訳ないです。
コメント
1件
ゔ〜全部良いです…。本当に没になりかけているのか疑ってしまうほど好きです…