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Tom目線

ある日突然、俺の恋人でもあるTordがこんなことをいった。

なあ、Tom。お前は俺を愛しているのか?

いきなりの質問に戸惑ったが、いつもの調子で返す。

あぁ、言わなくてもわかるだろ?

そんなことを言った瞬間、Tordは見せたこともないような顔を見せた。

不安と恐怖、そして悦楽が入り混じったかのような。

でもその顔はすぐに消え失せ、気分が悪いからと自分の部屋へもどっていった。



数日経った日のこと。

俺は、興味本位でTordの部屋へ入った。

そして、一つのノートを見つけた。

それを覗いてみると…



















✕月○日 晴

今日は、Tomといつも通り話せたと思う。

いつもTomを見ると、殺したいという衝動が絶えない。

全てを俺のものにしたいという俺の別の人格の意志だろうか。


✕月△日………




此処から先は、全てそのような内容だった。

ある一つを除いては。


△月✕日 雨

今日は、スタンガンを買った。

これで、Tomとを一体化させることができる。

あぁ、よかったね。別人格の僕。

君のやりたいことが叶ったよ。



…ッは…?…んだこれ…ッ……


声が思わず漏れたと同時に後ろから猛烈な視線を感じる。

恐る恐る振り向こうとしたその瞬間、俺の首元に衝撃が走った。

意識が遠のいてゆく。

…Tord…

そこで俺の意識は途絶えた。


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