コメント
1件
急にきましたか、、、ごちそうさまでs(((殴いやまぁあの最高でした続き楽しみにしてます✨
〈radao side〉
ぺいんとが俺に光を与えてくれた子だったから死を見届けるなんて受け入れ難かった
それでももう一度会えるのならと話を受け入れた。
でも光だった、なんてことは照れくさいから言わない
rd 「だから最初からぺいんとのことは知ってるよ」
rd 「それも含めて受け止めるつもりなんだけど」
rd 「それでも付き合えない?」
ほんとお前ずるい、と泣きじゃくりながら抱きつく彼を離さないように力強く抱き返して俺たちは結ばれた
rd 「だからぺんちゃん泣かないで?」
rd 「俺のパジャマに鼻水ついてるから」
pn 「ごめんぅ、、」
鼻水をティッシュでおさえて、俺はわざと彼の瞳から流れる雫を舐めて拭った
ぺいんとはびっくりしたみたいだけどすぐに照れくさそうにして上目遣いで俺の目を見る。そして一瞬だけ唇を見つめては目を逸らして耳を赤く染めていた
ほんとにわかりやすいな、ぺいんとは。
rd 「ぺいんと」
俺が優しく呼ぶとまた顔をこっちに向けて見つめ合う。しばらく静寂が続き、時計の針の音だけが部屋に響いていた
ようやく混ざり合った自分たちの気持ちを繋ぎ止めるように唇を交わす
そこに言葉などは必要なかった。
何度も何度もお互いがすれ違わないように確かめ合って、息遣いの音に溺れ、夜の虫の歌声なんてものは俺たちには聞こえなかった
pn 「っ、、とまって、ちょっ」
俺は彼の言葉を無視して食べ尽くす勢いで続ける
トン 、ドンドンッ!
流石に息ができなくなったのか俺の胸を強く叩いて引き剥がそうとしてきたから名残惜しく離れた
荒々しい呼吸に、酸欠で力の抜けた全身、少し涙目になってる彼の姿は月の光に纏われて艶やかだった
力の抜けた体をそっと仰向けに倒して俺がまたがり覆い被さるようにして両手を握って唇を重ねる
そのまま耳を噛んで首を舐めて鎖骨に印をつけた。ピクッと反応する彼の右腕を指先でなぞっては意地悪をする
rd 「今日は怪我してるし体調崩しちゃわないようにやめておこっか」
pn 「えっ、」
俺は遠慮なくぺいんとの布団に潜りこんで抱きついた。俺より少し小柄な彼は全身で包み込むことができた
〈peint side〉
いつもは俺の胸に顔を埋めるようにして抱きついてくる彼が珍しく俺を全身で包み込んできた
それが今まで隠してきたことも全て受け入れてくれているように感じてすごく安心した
今度は俺がらっだぁの胸に埋まるようにして抱きつくとほのかにらっだぁの匂いがして甘美な心地で満たされる
、、、まずい
rd 「えっぺいんと、もしかしてだけど」
rd 「勃ってる?」
ぐっ、そりゃあさっきの甘いちゅーといい、こんな至近距離でらっだぁの匂いを感じたら。
生理現象だとしてもかなり恥ずかしい
pn 「ごめんちょっとトイレ行ってくるわ」
俺がもごもごと抜け出そうとすると、らっだぁは俺を強く抱きしめて離さない
pn 「ちょっ、離して?」
精一杯の力で抵抗するけど足でしっかり固定されて動けない
pn 「え、きいてる?らっだぁ」
rd 「やばい、めっちゃ嬉しい」
その言葉と耳元でなる彼の高なる鼓動の音を聞いて一気に顔が熱くなる
そっか、この人も俺と一緒なんだ。
今までひとりで想ってたことが相手も想ってくれているんだと感じると全身がむず痒くなった
pn 「らっだぁ?」
俺の肩に埋めた顔がどんな顔しているのか気になって潜りこんでのぞいた
そこにはいつもふざけてにやにやしている彼とは違う、顔を熱らせた青年の顔があって心臓が大きく脈打った
気づいた頃には俺から唇に触れていた
すると彼はまだ辿々しくする俺を押さえつけるようにして深くまで入り込んでくる
上顎を撫でられて歯列をなぞって、、、
頭がふわふわして夢の中に連れ込まれているみたいだった
rd 「俺を想ってこうなっちゃったんだもんね、責任取らなきゃか」
〈radao side〉
pn 「ふぅっ、、はぁ」
彼の高く色香のある声が吐息と共に跳ねるようにして漏れる
さすがに倒れた日なのに本番をするのは気が引けるからできるだけ近い形で彼を誘導する。 二人で向き合うように座って 俺が片手で彼の背中を支えながら、熱を帯びるところに手を添える
彼は俺の首に両手を回して俺に顔が見えないようにしているが、耳元で感じる温かな吐息と微かな喘ぎに俺の欲望は溢れるばかりだった
rd 「ぺいんと」
俺は余裕そうな声を纏いながら鎖骨、肩、首に優しく口付けをする
pn 「っ、、はぁ、っぐ」
rd 「ぺんちゃん、声我慢しないで?」
pn 「むりっ、恥ずいって」
今どんな顔してるのかなー、なんて想像しながら彼の首元から香る甘い香りに酔う
はぁ、なんでこんなに愛おしい香りがするんだろう。
大切にしたくなって、守りたくなって、それでいて誰にも取られないように犯したくなるようなそそる香り
彼の細い首元に薔薇色をつけては我慢できずに噛みついた
pn 「あ”っ、!?」
自分でも驚いたのか喘ぎながらやめるように訴えるけど理性が飛びかけている俺にはその声は聞こえるわけがなかった
彼の身体を寝かせてまるで本番をしているかのように腰を動かしてさらに熱を纏う
〈peint side〉
首元を噛んできたとおもったら、今度は彼が俺を見下ろす形になって互いの熱を分け合う
俺の頭はもう完全に溶けていて声を抑えるなんてことはとっくにできなくなって、快感と彼の甘い匂いくらいしか判断できない
rd 「ぺいんとっ、、」
だんだんと高まる気持ちに合わせるように腰が動いて、彼の口から漏れる吐息も優艶な色を帯びてきてそれが何よりもささった
動くたびにふわりと香るあの大好きなシャンプーの匂い、愛おしそうに俺を見つめるその青藍色の瞳。
ああ、幸せだ
俺は彼に手を回し耳元でそっと囁く
pn 「好きだよらっだぁ」