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「嫌いになれない〜不器用な恋〜」


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「カルドさん、諦めたらどうですか?あの人、全然振り向いていないようですが」

「そんなこと言わないでよ…。自信なくなるじゃん」

確かにソフィナの言う通りだ。全然振り向いてくれていない。はぁ、どうしようかな?








最近、カルドがしつこい。私を振り向かせようとしているようだが、その手には乗らない。、、、ほんとは乗りたい、好きだから…。でもこんな自分じゃダメだ。私より他の人でないと。私は似合わない、カルドになんか…。

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「オーター、このお菓子あげる。美味しいから食べてみてよ」

「はぁ、そんなに箱ごといりません。1つで十分です。あと、そんなお菓子を探している暇があるなら仕事をしてください」

「なんだよー、つれないなぁ…」

違う、全部欲しい、ほんとは全部欲しい。だけど諦めてもらうにはこうしなければいけない。これでいい。そう、これでいいんだ…。

「…っ。このお菓子、蜂蜜の味がするんですけど。これ自分の好みですよね…?」

「あ、やっぱりバレる?」

「当たり前じゃないですか…」

、、、美味しい。このお店、有名なところだな。少しお酒が効いてて風味が良い。多分私の好みにも合わせてくれたな。




オーターの好みに合わせたの気付いてくれたかな?お酒の風味がするやつ選んだんだけど。次は何をあげようかな?




第二話 終

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