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『君が好きになった景色をもう一度』
朝の景色が好き
日が沈む前の雲の色が好き
夏の青空が好き
散歩道にある並木が好き
夜の曇った空を窓から見るのが好き
『でも。1番好きなのは、桜の並木の景色』
私の彼女は、不治の病にかかっている。
彼女は、いつも病室で好きな景色を一つ一つ忘れないように言っている。でも、きっと、私の事はもう、忘れているのかもしれない…だって、彼女の目に映るのは私では無くて”景色”だから
それを知った瞬間…心臓に針が刺さったような感じを覚え私は、いつも彼女が窓の外を見てる傍で泣いている。