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翔太は仕事はまだ駆け出し
涼太はカフェで調理を担当して楽しい日々を送っている
翔「涼太 ここ好き?」
涼「んん 好き」
同棲しても
仕事を始めても
愛の深さは変わらない
そんな毎日を過ごしてきたある日のこと
涼太が体調を崩した
朝起きるのがだるくなって
熱っぽいけど熱はない
涼「ご飯作れなくてごめん」
翔「謝るなよ 今日病院いくよ?」
涼「病院?」
翔「一緒にいくから」
翔太の車に乗って病院へ
涼「ここって」
翔「もしかしたらと思って」
一通り問診を受けたあと
診察を受ける
女医の先生が
「妊娠が確認できました」といった
涼「え?」
「周期的には2カ月の終わりごろ もうすぐ3カ月ですよ」
涼「それって」
「パートナーさんもご一緒ですが今後どうされるかは」
翔「産んでもらいたいと思ってます」
涼「翔太いいの?」
翔「当たり前だろ でも涼太が身体が辛いかもしれないけど」
涼「この人の子供産みたいです」
「では今後の検診の予定や手帳の受け取りなどを説明しますので」
それからバタバタだった
親同士 飛んできた
涼太は食べれてないと聞いたうちのママたちは
ゼリーやレモン水
とにかく食べれそうなのを持って台風みたいに我が家にやってきた
両家のママはきゃっきゃとはしゃいでいる
交代でここに来たらどうかとか
落ち着くまで実家に帰らせてはどうかとか
涼太はふふっと笑って
涼「ありがたいなぁ」
と呟く
そんな事から始まり十月十日を迎え
「頑張ってーあと少しで会えますよー」
小さい身体で大きく泣く息子
名前は 蓮
渡辺家が3人家族になった時の話しです