テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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自己満(ノベル)

第45話 - 最推しを囲みたい夢主と夢主に甘えたい最推し達　コナン

2024年07月06日

#夢小説

#転生

#ネタバレ注意

#恋愛

#名探偵コナン

#ワールドトリガー

李羽（りう）CS

BL要素ありなので無理な方はバック推奨

少し日が落ちてきたなぁ。

時玖（じく）まだかな？

「そういえばさ、お前どういう奴なら抱けんの？学校内1モテてる奈緒でも駄目なんだろ？」

精神年齢三十路なのに小学生に淡い恋心抱けるかっつーの。

『､､､最推しなら抱ける。それ以外は論外』

男でも女でも最推し以外抱けんしいちゃつきたくない。

「だからその最推しって誰だよ」

『最推しは最推し』

「ん？どしたん？」

お、やっときた。

「おぉ、時玖。こいつが最推しなら抱けるって言うから最推しって誰だーって」

「あぁ、なるほど。万（よろず）の最推しは『待て、杉（すぎ）には言うな』えぇ？なんで？」

本人達に言われる可能性があるからだよ。

「なんでそんなに拒否るんだよ」

『別にいいだろ。万、一回僕と2人で話そうか』

「えー、なんで？」

ﾄｺﾄｺ

『お前こういうことあんま外で言うなよ。電波系逆ハー志望（めんどくさい奴）がいるかもしれねぇし本人に伝えられでもしたら僕が死ぬ』

ストーカー化する奴いるから目つけられると本当めんどくさいんだよ、

最推しは僕らが救うから手出してくんな。

そしてそのまま最推しを囲みたい。

「ふぅん？ま、いいけどさ。僕らは前世からの仲だし」

『ならいい』

「あ、もう5時じゃん。早く帰んねぇと。じゃあな」

ほんとだ。

そろそろ帰んないと親に怒られる。

今はまだ小学生だし。

『じゃなー』

「バイバーイ」

数週間後

『はよ』

「はよー」

「おっはー」

『朗報だ。真犯人とその証拠見つけて警察に突き出した』

風邪ひいてたから時間がかかったけど。

「ナイス」

「さっすが」

『多分帰りには松田父は解放されてると思う』

きっと松田さんびっくりするだろうな。

「それにしてもお前、俺らと一緒に誤認逮捕される少し前から昨日まで風邪で寝込んでたじゃねぇか。どうやったんだ？」

『防犯カメラのハッキングした』

犯罪だけどバレなきゃセーフだし。

「あ？でも映ってなかったんじゃ」

『近くの家と店の防犯カメラだよ。あれは見えづらい位置に置いてあったしなんか不倫の証拠あったから警察に出さなかったんだろ。ちなみに突き出したっつってもカミカゼでだけどな』

隠してたみたいだが物理的にしかできてなかったし意外と楽だった。

「不倫の証拠は？」

『担当の課に送っとけって一緒に送った』

「というかそもそも誤認逮捕自体が公安の担当じゃねぇのに送られるなんて可哀想だな」

「確かにね」

『仕方ないじゃん。そこしか連絡先知らないし。わざわざハッキングして調べんのめんどいし』

それに信じてくれないからなぁ。

「あーね」

「お、教室着いたな」

『待っててんとう虫おる』(しゃがむ)

めずらしー。

ナナホシテントウかな。

「え、室内に？」

「うわ、マジだ」(しゃがむ)

『かわいー』

うよちよち頑張って歩いてんのほんとかわいい。

「だな」

「僕はどっちかと言うと爬虫類派かな」

『あー、爬虫類かわいいよね。僕は基本全部いける』

蛇とかもかわゆす。

魚類も無脊椎動物の方も全然いける。

ただあまりにもやばいのは無理。

「俺は魚類が一番好きだけど他のも好き」

『ん？向こうなんの集まりだ？』

なんかザワザワしてんなぁ。

「知らね」

時玖立ってるしなんか見えっかな。

「あれ？松田さん虐められてんじゃん」

そもそも松田さんは最推しではないけど推しだからそいつら締める確定ね。

『､､､で？』(準備運動)

「あ結構怪我してる萩原さんが」

ｽｯ(クラウチングスタート )

「松田さん庇って水かぶ『行ってくる』」

ﾀﾞｯ

「、行っちゃった､､､しかも全力疾走､､､」

ったり前。

最推しの1人が被害受けてんだ。

「､､､あいつの最推しって萩原研二か」

「後諸伏景光。､､､僕が言ったってバラさないでよ」

「おけ」

『ねぇ、何してんの？』

「あ？お前には関係ないだろ！」

『関係ありまくりだろーが、もうちょっと考えろよ。あ、でもそんなちっさな脳と赤ちゃんレベルの精神年齢じゃ無理かwごめんね？www』

こいつらほんと馬鹿か。

「んだと！？テメェこそ図体がデケェだけの雑魚の癖に調子乗ってんじゃあねぇぞ！」

雑魚？

これでも柔道黒帯だが？

『はぁ？調子乗ってんのはテメェらだろ。何かきっかけがなきゃ言いたいこともいえねぇし多数でリンチするくらい臆病なのに。さっすがガキ。考えることが幼稚だなぁ？wえぇ？ww』

誤認逮捕前は怖くて言えなかったけど今回ので数の暴力で紛れて言ったんだろうな。

それにやってる内容があまりにも幼稚で危険だ。

「っ、つーかテメェに関係ねぇっつたっただろ」

『だから関係あるっつっただろーが！テメェの頭は鶏以下か？鶏でも3歩歩くまで覚えてるぞ？テメェは1歩も動いてないのに忘れるなんてなぁ？www同じ学校に通ってんだからテメェらが虐めすっと話題になって学校で問題になってこっちにも影響すんのよ。考えたらわかんだろーが、馬鹿が』

「っるせぇぞ！」

『おーい、そこの2人。大丈夫？ありゃりゃ、天パ君は全身打撲に右腕と脇腹裂傷、右足捻挫。ロン毛君は全身打撲に右足裂傷、右手首と左足捻挫か。それじゃあ保健室いこっか。ついでに密告も』

随分怪我してるな。

萩原さんの方が怪我してるし、あのクソガキ共はできたら粉砕心折かなー。

それに捻挫に裂傷があるからすぐに保健室で適切な処置を行った方がいいね。

「え、あ、おう」

「う、うん」

『時玖！杉！連れてってやれ。俺はこいつらと話がある』

「､､､わぁ、一人称が俺になってる。ガチギレか」

「やりすぎないようにね。万が本気出したらそいつらの心、完膚なきまでに粉砕心折しちゃうから」

2人の足の捻挫に気づいて姫抱きしてくれる時玖と杉はさすがだな。

『安心して。自我亡失しないようにはしないから』

心は折るつもりだしできたら、だけど。

「1ミリも安心できねぇが相当の報いだろ」

「それじゃ行こうか」

ｺｸ

よし、離れたね。

もう聞こえないかな。

『､､､んで？言い訳は聞いてやるよ』

「なっ、あいつは犯罪者の息子だぞ！いじめられてとーぜんだろーが」

『は？』(殺気)

ﾋﾞｸｯ

何言ってんだこいつ。

さっきからずっと俺の地雷の上をタップダンスしてんの気づいてないの？

『何言ってんの？そもそもあの逮捕は冤罪で誤認逮捕だ。それに犯罪者だからその子供だからその友達だから、と言って蔑んでいい理由にはなんねぇんだよ。んなこともわかんねぇの？虐められて当然なんてやつはいねぇんだよ。つかテメェらがやってること普通に犯罪だぞ？傷害罪に窃盗罪、侮辱罪､､､あげたらキリがねぇな。どんだけ幼かろうと少年法に守られようとテメェらがやってることは犯罪だ。犯罪者の息子と散々馬鹿にして蔑んで虐めてたようだがテメェらは犯罪者。テメェらの方が悪人でテメェらの言ってることが通用するならテメェらの方が蔑まれて当然だぞ？んなことも気づかずに犯罪を犯してたなんてw』

「な、なんでテメェが冤罪だってわかんだよ！」

『そりゃ今朝本当の犯人に気付き警察に伝えて松田丈太郎さんを解放させ真犯人を逮捕させたの俺だからな』

「んなことあるかよ！」

『これがあるんだなぁ？現実はちゃんと見ないとw』

全く、これだからクソガキは。

「こらー！何してるんだ！」

『ﾁｯ新垣先生。こいつが主犯でこいつらが共犯っす。説教かましたんすけど全っ然反省してねぇし生言うんで先生や保護者からも説教おなしゃす』

「万！子供達の心叩き折ってないの珍しいね？」

『時間が足りんかったし子供でも解るように言ってたら時間かかった』

こいつらガキだから。

「、ちなみに後何秒あったら折れてた？」

「ちょっと待て秒って､､､」