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『て、転生かよぉ!!』
はい、ということでいつものようにコナン世界に転生した猩神彩ちゃんでーす!
え?メタい?
ははっ、気にしない気にしない。
えーっと、今何年前?
、、、工藤優作、藤峰有希子で調べても出てこないってどゆこと。
あ、シャロン・ヴィンヤードは出るんだ、めっちゃ若い。
というか今思ったけどなんでノーパソあるの?
え、多分数十年前だよね?
、、、よし、次はこの家探索しよう。
うーん、この体6歳くらいかな?
動きづらい。
せめて12歳くらいになったらいいのn、、、え、なったんだけど。
、、、。
18歳、、、なった。
35歳、、、うまくイメージできなかったからか、なれない。
1歳、、、なった。
一旦12歳で。
、、、年齢操作できるとかどゆこと!?
転生特典!?
、、、もういいや!!
ん?なんか紙ある。
『とりあえず伝えたいことだけパパッと伝えるね。
戸籍とか税金とかはこっちでやってるから君は自由に生きていいよ!あと転生特典とか色々ハイスペックとかにしといたし早々死ぬことはない、、、と思う!
君の詳細については別紙に書いといたから目を通しておいてね〜。
最後にこの世界はワールドトリガーと名探偵コナンのクロスオーバーで原作の40年前だよ。ちなみにサザ◯さん時空の方が優先順位が高いから原作入ったらどっちもループするよ。
バグでおかしくなった世界を気に入った神様より』
、、、なんじゃこりゃ。
えーっと別紙っていうのは隣のこれかな?
『名前 猩神彩
年齢
SE 創造
創造 イメージしたSEを自分に付与できる。イメージが細かいほど強力。on off可。
ブラックトリガー 侵蝕者(ディルティリオ)(蝙蝠のネックレス)、創造者(ディミオルゴス)(黒のチョーカー)
侵蝕者 イメージした形の毒を操れる。普通はトリオンを喰い貯蓄するタイプの毒で意識すれば性質を変えられる。色、匂いなども変更可。効果対象を設定できる。イメージが細かいほど強力。トリガーに彩以外が触れるとトリオンを喰い貯蓄、使用すると死に至らしめる。なお彩が装備中は効果なし。
創造者 イメージを具現化できる。色、匂いなども変更可。イメージが細かいほど強力。トリガーに彩以外が触れるだけでトリオンを喰い貯蓄、死に至らしめる。なお彩が装備中は効果なし。
トリオン 500
寝ると全回復。1睡眠につき1増える。(レム睡眠、ノンレム睡眠問わない)
学習能力100%(一回やったら忘れない)。
基本的な体術は完璧。筋肉はつかないがゴリラ。IQ500(思考加速、カメラアイ、脳内辞書など)。可愛い4:美人2:かっこいい4。
家族構成 父(故)、母(故)
鈴木財閥を越える猩神財閥の1人娘(溺愛)』
、、、チートだね。
ちょっと神様〜?流石にチートすぎるんじゃないですかこれは。
SEもチートだしブラックトリガーもチートだしトリオンもチートだし身体も頭もチートじゃん。
三雲くん、私の5回睡眠未満なの?
出水先輩、私の12回睡眠と同じなの?
流石に増えるのはチートでしょ。
これは、、、通帳か。
ペラッ
、、、わぁ、降谷さんがいっぱいだぁ。
ざっと両手と片手くらい。
よし、見なかったことにしよう。
ブラックトリガーはチョーカーにネックレスがセットのタイプなのか。
付けてた方が周りに被害はないだろうしずっと付けとこ。
SEは、、、とりあえず感情色覚、SE妨害、トリオン操作でいいかな。
え?なんでトリオン操作?
だってトリオン隠さなきゃネイバーに狙われまくるじゃん。
私はのんびり生活したいんだ。
、、、そういえば年齢操作可に年齢空欄って寿命どんくらいなんだろう。
んー、考えても仕方ないしやめるか。
『一階には玄関、トイレ、リビングに部屋4つ。二階には、、、部屋4つ、奥にキッチンお風呂かな』
マッサージ店にて。
『ふぅー』
「、、、」
〈くるくる⭐︎くるくる くるみる⭐︎くるみる ぽっぽんち⭐︎〉
「、、、あの、なんでこの曲にした、んですか」
『好きな曲なので』
「、そう、ですか、、、」
『、、、敬語苦手ならなしでいいですよ。気にしませんし』
「、、、あんたがそういうなら」
『ところでお兄さんすっごいアイリッシュに似てますね』
「っ、何者だ」
グッ(腕掴)
『痛い痛い腕痛い、ところで逆行者ですよね?』
パッ(腕離)
「、、、あぁ。それで、こちらの質問に答えてもらおうか」
『私は貴方と少し似た境遇でね。転生者なんですよ。前世ではこの世界は漫画の世界でした。そこで貴方のことも書かれていたんですよ』
「、、、工藤新一が主人公なのか?」
『えぇ、よく分かりましたね。強いて言うなら幼児化した江戸川コナンが主人公です。あとスピンオフで犯人役の半沢さんとかふる、、、バーボンとその警察学校の同期などが主人公な話とかもありますよ。20年続いてる漫画で100巻超えてますけどこっちでは半年しか経ってないとかやばいですよね、はは』
「、大丈夫か?」
『はい、ちょっとテンションが振り切れちゃっただけなので。それでなんでこんなところにいるんですか?黒の組織にいる歳だと思うんですけど』
「逆行してもなお同じ道を歩むと思うなよ」
『アッサーセン』
「それじゃ情報交換といこうか」
『その前に私ん家に来ません?そっちの方がいいと思いますけど』
「、、、住所」
『〇〇』
「わかった。仲間も連れて今夜零時行く」
『親いないんでいつでもいいですよ』
「、学校は?」
『それらについては家で説明するので』
「、、、はぁ、わかった。ほい、これでマッサージは終わりだ」
『ありがとうございました。あー、体めっちゃ楽〜!では、また』
「あぁ、またな」
「おい起きろ!もう15時だぞ!」
『すやぁ』
「なんでそんなに寝れんだよ!」
「あら、フレンチトースト食べないの?」
『、、、食べる』
ムクッ
「貞子になってるぞ」
『んー』
フルフル
「相変わらず髪サラサラね。羨ましいわ」
『べるねー、ん』
「抱っこね、わかったわ」
ギュトコトコ
「やっと起きたか」
「ほい、タオル」
『ん、お目目ぱっちり』
「完全に目を閉じてるくせによく言うな」
『あれ?ジン兄いつもと服違う』
「今日はプライベートな買い物だからな」
『ウォッカとお揃いだー。仲良いねぇ』
「ほら、準備できたわよ」
ポスッ
『ん、ベル姉ありがと。いただきます』
スコッチside
アイリッシュに連れられてとある一軒家に来たけど、、、なんで連れてこられたんだろう。
「おい、起きてるか?」
『起きてるよ!テメェの電話で起こされたからなぁ!!』
うぇ!?子供!?
というかアイリッシュにそんな口聞けるってすごいな、、、。
後で素性を調べとこ。
「それについては悪かった」
え!?あのアイリッシュが謝った!?あのアイリッシュが!?
ゼロとライも驚いてるじゃん。
『ったりめーだろ。いつもは昼過ぎまで寝てるのに朝早く起こされたんだぞ?、、、ってあれ?後ろの、新人?
「あぁ、右からバーボン、スコッチ、ライだ」
「、よろしくお願いします」
「よろしくな!」
「、、、」
おいライ。
挨拶くらいしようぜ。
『なんで私に紹介したの?』
「護衛だ」
『は?』
え、聞いてないんだが?
まぁその方があの子供から情報を聞き出しやすいか。
『護衛なら女性の幹部選ぶべきじゃない?』
うん、正論。
「、なんかあった時男いた方が安心だろ」
『情報屋スナイパースナイパーに近接戦を期待しろと?』
本当にご尤もだな。
それにしてもよく1発で見抜いたな。
情報とかもらってたのか?
「、、、」
『この人達ウイスキートリオとか言われてるみたいだけどさ、情報屋スナイパースナイパーとかバランス悪すぎじゃん。なんでこの組み合わせにしたの?』
うん、本当に正論すぎる。
ぐうの音も出ない。
というかそれ俺も思った。
「、、、ボスに言ってくれ」
『、、、はぁー。絶対スコッチ、それ以外ありえん』
お、俺か。
「わかった」
『てことでスコッチはこっち』
「え?うん、、、」
どこに連れてかれるんだろう、、、。
「っつーことでお前らはさっさと帰れ」
ピコンッ
連絡?中身は、、、見えない、というかすぐ電源を切られた。
『うっわ、そうじゃん。もー!めんどくさ。はぁ〜⤴︎』
何か嫌な連絡がきたのか?
「急にどうした」
『あっちに言ってくる。戦争が始まった』
あっち?戦争、、、?
何かの隠語か?
「わかった。すぐ終わらせろ」
『ラジャ。てことで行ってきまーす!』
ダッ
「、、、それであの子供はなんなんだ?」
「あー、俺らの妹?あ、手出すなよ、幹部の全員が敵に回るぞ。特にジンとベルモットと俺」
妹?
というか幹部の全員を味方につけてるとか、、、怖。
「一体何者なんですか?」
「あいつ自身はただの子供だ。なんの情報も握ってねぇよ。テメェらもここで一泊してみろ。すぐわかるさ」
、、、一泊してみるか。
「おいこら、もう16時だぞ!流石に起きろ!」
『やー!寝る!』
「お前零時に寝たとはいえ流石に寝過ぎだ馬鹿!」
『うー!』
「チッそこまでいうなら仕方ねぇ。おいスコッチ。ちょっと来い」
「う、うん」
「今からとある人物を呼ぶから時間稼ぎ頼む」
「時間稼ぎって言っても、、、」
「話すだとか甘やかすとかしてなんとしてでも寝かせるな」
「わかった!」
プルルルル
「あ、今いいか?」
「おーい、カミカゼ〜」
『、、、』
「、、、彩?」
『、、、ん』
「なんで起きたくないんだ?」
『眠い』
「眠いかぁ。でもあまり寝すぎると昼夜逆転して健康に悪いからやめよ?」
『、、、ぇえ〜?』
「ははっ、心底嫌そうな声出すねぇ」
『、、、ぎゅ、』
「?ハグか?」
『ん』
ギュ
『んー、へへ』
「よしよーし」
ピーンポーンガチャ
「おーい、きたy、、、もr「あぁ、そうか。お前とは初対面だったな。こいつは皇 唯。こっちは萩原研二だ。ところで萩原、今何か言ったか?」、いや、なんでもない!そっか皇さんか。彩ちゃん、久しぶり」
スン(鼻)
『、、、研。変な匂いする』
「んー、多分さっきまで職場にいて女性に囲まれてたからかなぁ?と言っても数分だけだけど」
『、、、ん』
「はいはい」
ギュ
スリスリ スン
『ん゛ー、数分の移り香でこれとか実際あったら鼻もげそう』
「このまま起きれる?」
『、、、ん、このままなら』
「おっけー」
ピコンッ
『、、、チッえー何何?あー、なんだいつものか。ならいいや』
「どうしたの?」
『いつもの2人が喧嘩。あの2人はすぐ仲直りするからほっといてもいい』
「そっか。その2人と仲良いんだね」
『まぁね、片方は16年の付き合いだし』
「ご飯、クリームシチューだって」
『、、、食べる』
「ん、それじゃ」
「『いただきます』」
「あー」
『あ』
モグモグ
「おいしい?」
『ん!今日のクリームシチューはウォッカの?』
「おう」
『やっぱり。ん、』
「はい、あー」
モグモグ
『「ご馳走様でした」』
『眠い、、、』
「ご飯直できついかもだけど頑張って起きようね」
『ん』
「、、、すげぇ」
「まだ4年の付き合いだがあいつのお気に入りだからな。あいつ関連で困ったら萩原を呼べば大体は解決する」
プルルルル
『はーい、もっしー?』
〈ちょっといいか?いつもの太刀川の宿題についてなんだが、、、〉
『、、、またぁ?』
〈すまない。ただこれができなきゃ留年する可能性があってな〉
『おけまる〜、一回太刀川に変わって』
〈ん。おい、太刀川〉
〈んぇ?風間さんどったの?〉
〈電話だ〉
〈はい、もしもしー?〉
『よー、太刀川。宿題進まないんだって?』
〈っげ、彩、、、〉
『、、、次そっち行ったら覚えてろよ(ꐦ*´꒳`*)』
プツッ
『はぁー、ほんっとあいつ幼稚園、、、いや精子と卵からやり直した方がいいんじゃないの。DNAから終わってる』
「大変そうだね」
『まーね。あ、そだリー兄』
「ん?どうした?」
『来週からあっちに行くから。多分1ヶ月くらい帰ってこないよ』
「わかった。他のやつに伝えとく」
ピーンポーン
「あ?客か?」
『んーん、私知らん』
ガチャ
「こんにちは」
「チッなんできたんだよ、バーボン」
「おや、僕がきて何か都合が悪いことでも?」
『わー、バボじゃん。めんど』ボソッ
「聞こえてますよ」
「、初めまして、萩原研二と言います」
「えぇ、初めまして。安室透です」
『、、、えー、“くるみ⭐︎ぽんちお”』
「おいこら、客いるからやめろ」
『スゥーDub-Dub a cup』
プルルルル
『あ、電話。悠一ってことは視えたのかな、わざとだけど』
〈ちょっ、彩!?何歌ってんの!?〉
『“くるみ⭐︎ぽんちお”』
〈、、、ねぇ、それ逆に読んだら〉
『悠一、だめだよ』
〈思いっきり下ネタ入ってるのフルで歌おうとしていた人に言われたくないなぁ〉
『あ、そういえば来週からそっち行くから。大体1ヶ月くらい』
〈お、まじ?伝えとくね〉
『んじゃねー』
〈ん、またね〉
ピッ
『止められちゃった、、、(´・ω・`)』
「ねぇねぇ、とりあえずその歌の歌詞教えて?」
『え、いいよ。これ』
「、、、わー。彩、これはダメだよ」
『えー』
「絶対にダメだからね。わかった?」
『むー、はーい』
『おー、君が空閑くん?』
「む、誰だ?」
『猩神彩だよ。ちょっと手助けにね』
「猩神、、、!?」
『ん?お爺さん、私の苗字知ってるの?』
「、、、貴女の親戚に紗凪と祐、という人がいませんか?」
『え、それ私の両親!なんでアフトクラトルの人が知ってるの?』
「、そうですか。貴女があの2人の、、、。それでその2人は今どこに?」
『死んだよ。多分私が今身に付けてるこのブラックトリガーになったんだと思うよ。と言ってもなったところを見た訳じゃないけど』
「そうだったのですね。、、、投降します」
「!?なんでだ?」
「あの2人には返しきれない恩があるので」
『えー、私の両親一体何者なの、、、。〈あ、本部ー?オルガノンの使い手が投降するっぽい、今からそっちに連れてくねー〉』
〈何!?それは本当か?〉
『〈ん、なんか私の両親と知り合いらしい〉あ、ブラックトリガーは回収するね』
「えぇ、オルガノン解除」
『それじゃ、いっくよー!』
ダッ
スタッ
『んじゃ、私行くとこあるから!またねー』
「えぇ、また」
タッタッタッ
『ん、、、どこ?』
「あぁ、お目覚めになられたんですね、愛しのカミカゼ様」
『あれ、さっきの子じゃん。、、、なんで俺鎖で吊られてんの?』
「申し訳ありません。これしか方法がなくて、、、」
『ふーん。ねぇねぇ、もしかして俺のファン?めっちゃ盗撮写真貼られてるけど』
「ファンなんて烏滸がましい!私はただ、貴女様の為だけに生き、死ぬ分際です。あぁ、そうでした!カミカゼ様が中々手をお出しにならなかった玩具、お遊びになりやすいよう準備してまして」
『準備?』
ガシャンッ
『!』
「確か萩原研二と松田陣平と言いましたね。警官なため捕まえる際に少々傷がついてしまいまして、、、誠に申し訳ありません」
『、、、これらを捕まえた奴らを連れてこれる?手足縛って止血剤飲ませた状態で』
「えぇ!すぐに連れてきますわ」
『あぁ、後遊びたいから外してくれない?この鎖。それと元々俺が持っていたのも含めて道具も用意してくれると嬉しいんだけど』
「わかりました」
萩原side
今の状況がわからなかった。
突然見知らぬ男達に松田と一緒に拉致されたと思ったら気を失って、起きたら彩が彩じゃなくなっていた。
なんでそんな冷静でいられるんだ?
不幸中の幸いか、起きたことに気づかれてはないみたいだけど、、、。
『俺さー、お気に入りの玩具は自分のものだけにしたいタイプでね。ま、簡単に言えば俺の玩具に勝手に傷をつけないで欲しかった訳。怯えも恐怖も信頼も安心も、全部を俺だけに向けて欲しいんだ。なのに勝手に傷物にしてくれちゃって、覚悟はできてるよね?』
「ヒッ」
グサッ(左太腿)
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」
『あ!安心して?止血剤飲ませてあるからすぐに壊れることはないよ、よかったね!』
、、、目の前の子供は誰だ?
彩のはずなのに、、、違う。
子供のように、無邪気に人を傷つけなんとも思わない。
彩なら俺がこけて擦りむいた時尋常じゃないほど慌てたり、目の前で怪我してる人がいたら真っ先に駆けつける。
『反対の太腿と二の腕にも、っと』
グサッグサッグサッ(右太腿と両二の腕)
「イ゛ッヤ゛メテクレ゛ェ」
どんなに男達が叫ぼうとも聞く耳を持たない。
楽しそうに、平然と人を痛めつける。
今まで俺らが見てきた彩は?
どっちが、本当の彩なんだ?
『さーて、次はー?あ、そういえばどっかで磔の動画見たなぁと思ったらキリスト?の処刑のやつだ!確か掌を左右に、足を合わせて杭を打って放置だっけ』
ガンッガンッガンッ
「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」(めんどくさいので男たちの声はこっから略します。本当はもっと色々叫んでます)
『確か死因は日の下で放置したことによる餓死だったはずだしすぐに壊れるようなことはないでしょ。今度はあれやってみよっかな。マフィアの殺し方!敷居を噛ませて顎を破壊!それから胸に3発撃つやつ!』
ガッ(後頭部蹴)
『3発撃ったら壊れちゃうし、釘でいっか!』
デュルルルル(ドリル)
彩はそこから何人も目の前の男達を玩具で遊ぶかのように痛めつけた。
正直見ていられず目を閉じ、終わるのをずっと待っていた。
それは永遠にも感じられた。
『ふー、できた!あ、でもまだか。ねぇ、君は俺のことどれくらい好き?』
「この世界で何よりも愛しています。認識してもらわなくていい。ただお役に立てればいいのです」
『そっか。じゃあ俺もそれに応えないとね』
グサッグサッグサッグサッ(太腿二の腕)
「イ゛ア゛ッ」
『それはね、世界に4本しかないとある毒が塗られたナイフ。その毒もナイフも俺が一から作ってね、全部俺の手作業で作り上げたんだ。その4本のナイフ、全部君のために使ってあげる。本当は使う気がなかったんだけどね、君の愛に応えてあげたくて』
「アリ゛ッガタキ、シア゛ワセッ、デズッ」
ビクビクッ(女の体)
『その毒、神経毒でさ。初めて使ったんだ、神経毒。君は俺が神経毒で壊す、初めての玩具だよ』
“壊す”。
さっきからずっとそれをいつものように平然と言い退けてる。
彩は彼女を同じ人間とも思っていない。
嫌でもそれを感じさせられた。
『さぁ、俺が飽きるまで楽しませてね?』
彩が微笑う。
それは何回も見たことのある無邪気な笑みだった。
『、、、よし』
スクッ
ん?突然立ち上がってどうしたんだ?
ザシュッ(首)
あっ、止めね、、、見なけりゃよかった。
目閉じとこ。
ザシュッザシュッザシュッ
音的に後は主犯のあの女のみだけど、、、。
ザシュッ
うん、容赦なく行った音がした。
『ふぅ、んー』(伸び)
プルルルル
電話、、、?
チラッ
『あ、もしもしー?月彦、どうしたの?』
下の名前っぽい、、、相当仲がいいのかな。
〈迅さんが電話してあげてって〉
『ありゃ、もしかして視られてた?』
〈いや、多分違う。確信めいてなかったし。勘だと思う〉
『そっかー。まぁもう19年の付き合いだしね』
19、!?
そういえば彩何歳だ!?
〈、、、大丈夫?〉
『ん?何が?』
〈彩、いつもと雰囲気が違う〉
『え、そんなに?私はいつも通りだけど、、、。あ、強いて言うならちょっと疲れてるかな!』
〈、そっか。なんかあったら言ってね〉
『ん、じゃーね』
〈ばいばい〉
ピッ
『、、、そんなにわかりやすかったかなー?て、あ』
やばい、目が合った。終わった。
『、、、いつから起きてたの、?』
「、、、これらを捕まえた奴らを連れてこれる?の時から」
『、、、わー、結構最初、とゆうかめっちゃ最初』
トコトコ
そりゃあ、あの姿見られたんだし始末するのは当たり前だよね。
「っ」
『、、、あー、やっぱり怯えるよねぇ。大丈夫、縄切るだけだから』
ガチャン(鍵引きちぎる)
え、ゴリラ?
そんな柔い鍵に見えなかったんだけど!?
「、、、」
『、、、』
ザクッザクッ
『よし、これでおわっ、!?』
グイッ(萩原)
急に何!?
「うわっ」
パンッ(銃)
ヒュンッ(彩のナイフ)
え、待って今頭のすぐ後ろにナイフ通ったんだけど俺がさっきいた場所に銃弾めり込んでるんだけど。
『チッ殺し損ねてたか。死に損ないのくせに俺のお気に入りに手を出すなんて、図に乗るなよ』
「っ」
こわい、、、ふるやぁ、だてぇ、もろふしぃ、、、。
がちめにたすけて、、、。
『ん、ちゃんと息絶えたな。、、、ごめん、巻き込んで、、、。ほんとは一気に片をつける予定だったんだけど2人が行方不明って聞いて嫌な予感がして、そのまま来たら2人が居たからやっぱりって。本当にごめん。まさかあいつが2人にまで手を出すとは思ってなかった、私の考えぶそ』
「、ねぇ」
これだけは聞きたい。
『、、、ん?』
「彩は、、、本当の彩は?」
『、、、こっちだよ。あれは私の一部を肥大化させて作った1つの面でしかない。萩原さん達を守りたいって言うのも本心』
逆にいえばあれの1部は彩でもあるってことだけど、、、。
でも人ってそういうもんか。
「、、、そっか。ならよかった」
『2人は巻き込まれた被害者として保護される予定だから』
「2人はって、彩は?」
『私は逃げる。それじゃ、元気でね』
タッタッタッ
、行っちゃった、、、。
「ん、」
「!松田!」
「あれ、、、?ここは、、、」
「俺らはあそこの女に拉致られてたっぽい。と言っても俺もさっき起きたばっかで何がなんだか、、、」
後で松田にだけ、真実を教えてあげよう。
そして、彩に向き合おう。
「うっわ、グッロ!!」
「だよね!俺もそれ思った!」
いい感じの雰囲気をぶち壊したのは悪いと思ってるけど元凶は松田だからそっちに言ってください。
「あ゛ー!負けたぁ、、、」
「やった!ババ抜きで俺に勝とうだなんて100年早い!」
「そう言う成実もワースト2位だけどな」
『あ、そうだ。ごめん!萩原さんにバレた!多分芋蔓式で松田さんにバレる!』
「あ?何が?」
『、カミカゼ』
「、、、ガチ目にやばくないかそれ」
「暫く彼と距離を置いた方がいいかもね。そうすることで彼も心の整理ができるだろうし」
『いやー、それも考えたんだけどね。もうごっちゃごちゃにしていいんじゃないって思い始めてさ』
「?どういうこと?」
『いつも通りにしてあげるんだよ。変に距離を置かれてもあれだし。自分はカミカゼであると同等に猩神彩でもあるんだからさ』
「そういうことね」
「なるほどな」
「何かあった時は俺に言ってくれ。知り合いに腕のいいカウンセラーがいる」
『なる兄もありがと』
「そういえばなんでなる兄って呼ぶの?俺の本名成実(せいじ)なんだけど」
『兄つけて呼びたいけどせい兄ってなんか言いづらいから女装時の名前からなる兄』
「なるほどね」
『くら姉はキュラソーから玖、女性だから薔薇の薇で玖薇(くら)。まな兄はアイリッシュから愛で読み方変えてま、まはよく愛美とかあるから男性っぽく斗をつけて真凪斗(まなと)。るき兄はピンガから髪留めで留、ると読んできをつけて留稀(るき)。源さんは盗一さんの一をはじめと読んで同じ読み方の源、それを読み方変えて源(げん)。意外と適当だよ』
「何気に俺の髪留めってひどくねぇか?」
『そう?文字から連想するとしたら大体こうなると思うけど』
9000文字越え、、、書きすぎた、、、。
多分これがシリーズ化することはないでしょう。
なぜならくっそ長くなるからです。
書く前からやる気削がれます。
降りてくるネタを書き続けた結果自分でも纏めることが出来なくなりました。
ここからは愚痴(裏話)なので飛ばしてもらっても構いません。
ほんとは猩神彩の一人称は私にする予定だったんです。
だけど性格が俺と似過ぎててつい後半から俺になってたんですよ。
まぁ、頑張って修正したんですけど。
そこでふと思ったんです。
カミカゼの時だけ俺でも良くね?と。
なのでカミカゼの時は俺、猩神彩の時は私、迷ってる又はどちらでもある時は自分と区別することになりました。
こう話している内に10000文字行きました。
こんなに書いたの初めてです。
長文ごめんなさい!