コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
数日後…
放課後
莉緒
「そうなんだw」
杏奈
「でね!w」
莉緒
「そっ、かぁ…」
杏奈
「…?莉緒…?」
莉緒
「大、丈夫…だ、よ…」
杏奈
「でも…フラフラしてるよ…?」
莉緒
「だい…じょうぶ…だか、ら…」
杏奈
「えっ…り、莉緒!?」
杏奈
「莉緒?!莉緒!!!」
________________
医師
「…フム。(多分…余命のことだな…)」
医師
「結果はまた後で…」
杏奈
「はい…」
________________
ゾム
「どやった?」
シャオロン
「莉緒…大丈夫やったか…?」
杏奈
「詳しくはまた後でだって…(きっと…余命だろうな…)」
先生1
「大丈夫ですか…?」
医師
「えぇ…今の所…」
先生2
「ねぇ…言わなくていいの…?」
先生2
「莉緒ちゃんの…余命のこと…」
wrwrd
「ぇ…」
先生2
「あっ…」
先生2
「これは…えっと…そのぉ…」
先生1
「…しょうがない。言うしか無い…か」
先生2
「でもっ…!」
杏奈
「先生。言うしか無いよ」
杏奈
「もう…秘密に出来ない」
コネシマ
「ぇ…杏奈は…知ってたんか…?」
杏奈
「…そうよ。知ってるわ」
杏奈
「…すべてを言うから、こっちに来て」
杏奈
「先生。あとは私が…」
先生1
「お願いする」
杏奈
「はい」
________________
病院屋上
ロボロ
「どういうことだよ!?余命って…」
鬱
「俺らなにも聞いてへんで!?」
杏奈
「今から言うから…黙って聞いて」
ゾム
「お、おう…」
いつもの…杏奈じゃない…
杏奈
「…莉緒はね、さっきのとおり余命宣言されてんの」
杏奈
「もう…短いの…」
ショッピ
「じゃあ…なんであんな明るい性格に…」
杏奈
「…自分のためだよ」
杏奈
「自分が死んだ後に、心配してくれる仲間がほしい…」
杏奈
「ただ…それだけだって…」
チーノ
「じゃあ…あれは…余命宣言されたから…?」
杏奈
「…そうだよ」
杏奈
「前まで、あんな性格だったのは」
杏奈
「命があと数年と言われ、認めたくなかったんだよ」
杏奈
「だからだよ…」
wrwrd
「…」
グルッペン
「治る方法は…ないのか…?」
杏奈
「…ない…とは言い切れないらしい」
wrwrd
「!」
ゾム
「治る方法があるんか!?」
杏奈
「一回聞いたんだけど…」
杏奈
「今開発されてる薬が、唯一の可能性」
杏奈
「今は、それにかけるしか無いって…」
wrwrd
「…」