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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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「ふふっ、可哀想に__」


(奏Sid)

ナイトコード。今日もいつも通りみんなと作業をする。

前まで…前までは、ナイトコードで作業をするの、、とても楽しかった、けど…最近なんだか、全く面白くない。

どうしよう、楽しめない、曲を作るのってこんなに辛かったっけ?こんなに、苦しかったっけ?

私は、お父さんのためにも作り続けなきゃいけないのに__!!


「面白くない。」



え?私今なんて…どうして?

言うつもりなんて…口に出すつもりなんて、無かったのに…!



『ふふっ、』

ビクっ

「だ、誰?」

「え、ど、どこに、、」

モニターが__光って…!?

『私よ、巡音ルカ。』

『覚えてくれてるかしら?』

「あ、うん、えと、どうした、の?」

『私は、あなたの想いで生まれたの。知ってるわよね?』

「う、うん。」

『だから、”的”をあなたにするつもりは無かった。』

「ま、的…?」

『けど、”あの人”がどうしても、あなたにしたいって言うから、仕方無くやってるだけ。私を恨まないでちょうだいね』

「それってどういう…」

『まぁ、セカイに来たらわかるわ。』

『今すぐ来てちょうだい。』

「え…?」


どういうことだろう、、とりあえず、行かなきゃ。





「………、ルカー!居る?来た、けど。」

なんだか、セカイが妙に薄暗い、まふゆになにかあったのかな…?

『奏。待ってた__』

「え、?この声は、、ミク?」

『うん。でも__』

『あなたたちが知ってるミクじゃない、!』

「!?」

「ミク…?髪色…く、黒?ど、どうしたの?」

『あなたたちが知ってる、[誰もいないセカイの初音ミク]では無いって事、わかる?』

「…………??」

『それでぇ、奏は、』

『私たちの”的”に選ばれたって訳』

『どうしてか、わかる?』

「わ、からない、、」

『最近、楽しくないでしょ?作業。』

「え、__」

『まふゆの想いを邪魔する想いが生まれ始めてるからぁ、奏が的になったって訳。』

「……………まふゆの想いの…邪魔…?」

『そゆことー』

『ずぅっと前からかんがえてたんだよね〜』

『まふゆの邪魔が出たら、どう処分するかって。』

「処分!?」

『けど、処分じゃなくてぇ』

『”そっち側の人間”を”こっち側の子”に変えようかなって思って!』

『その方が?ミクたちも楽だしー、まふゆの邪魔にもならない。』

『完璧でしょ?』

「え、ど、どういうこと…?」

「”こっち側の子”って…?」

『もぉ〜、理解が悪いなぁ、奏は。』

『まぁいいや笑、”こっち側の子”になったらわかるよー』

『だから、おいで?奏♡』

「え、ミク、やめ…、手、離して…!ちょ、痛い!」

『ダーメ、奏だけ、特別扱いなんだよ?』

『他の子だったら__』

『消してたかも笑』

「っっ!?」

「け、消す!?」

『そそ、存在ごと消すのー』

『簡単だよ?』

『でもねーミクは優しいし、奏がお気に入りだから♡』

『だから、特別なの!』

「…え、、」

『まぁいいやーとりあえず!』

『ミクが”こっち側の子”にしてあげるねー』

「やめて…!ミク!離して…!」


「うっ…____」

『ふふふ、これでやっと、』

『ずっと一緒になれるね♡』





どーでしたか?個人的には自信作です!!!

2話→100♡

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変わってしまったセカイ

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