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syukz視点
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fuが生まれた。そのときから皆離れていった。
皆の声がうるさくて俺は部屋にこもり始めた。食事は俺の乳母に運んでもらった。乳母はまだ俺に優しくしてくれるし、俺のことを思ってくれてる。
今のところ信用しているのは乳母と精霊たちだけ。
▲「おはようございますkz様」
▲「朝食を持ってきましたよ」
kz「うん…ありがと…」
▲「勉強熱心なのはいいことですが、きちんと片付けてくださいね」
kz「うん…」(モグモグ
いつも本で散らばった部屋を片付けてくれる。俺の身の回りの世話を喜んでしてくれた。
kz「…▲」
乳母が死んだ。前日まで元気だったのに、突然死んだ。死因は寿命だった。俺は独りになった。
rf〘kz〜大丈夫?〙
kz「…ぅん」
rt〘僕たちがついてるからね?〙
kz「ぅんッ…グスッ」
fi〘ナンカアッタラ言エヨ?〙
kz「ぅッ…んッ…」(泣
俺はまた一年くらい部屋に閉じこもった。食事は部屋の前に置いといてもらった。毒が入っていても俺には効かないからなんとも無い。本を読み漁っているうちに食事は一日一食で十分になった。
ym〘kzそろそろご飯食べないと死んじゃうよ〙
kz「…うん」
hr〘kz!イイ加減従者デモトリナサイ!〙
hr〘私達ミンナ心配シテルンダカラネ!〙
kz「…でも、皆信用できない…」
kz「どうせ、ないがしろにしてくるに決まってる…」
kz「それにhr達がいるから別にさみしくもないし…」
精霊全〘kz…〙
〘じゃあ、造ったら?〙
kz「セイ(si)…」
si〘皆信用できないなら、自分で信用できる従者を造っちゃえばいいんだよ〙
fi〘ソレイイジャン!si天才ダナ!〙
si〘俺達みんなで手伝うからさ〙
kz「…わかった」
こうして、精霊達の手伝いで自分で従者を造りはじめた。
錬金術で造るから、最初は失敗ばかりで魔法石や材料を結構無駄にした。
kz「なんで…」
kz「今の技術じゃ無理なのか?」
俺はさらに文献を漁った。漁っているうちに 遠い昔に錬金術で人を造ったことがあるという資料を見つけた。
kz「これ…」
si〘あ…懐かしい…これ僕が実際に見てたんだよね〙
kz「…え?」
si〘まあ、なんにも手伝ってないけど〙
kz「…これ…結局どうなったの?」
si〘うーん…成功したっちゃ成功してたかな?〙
kz「…?」
si〘人体錬成はできたんだけど、次の日には崩れて灰になっちゃって…〙
kz「そうなのか…」
俺はその文献をもとに錬成を続けていた。けれど、一向に成功する気配はなかった。
古代文字で書かれた本も精霊たちに手伝ってもらって解読した。
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創り始めて1年。やっと成功した。
kz「…できた」
si〘やったね、kz〙
rf〘ヤット成功シタネ!!!〙
念の為1日置いてみたけど形は崩れてないし、どこにもヒビが入ってない。これは本当に成功したかもしれない。
kz「si…やろう」
si〘いいの?〙
kz「うん」
俺は、生命の精霊に頼んでそれに命を与えてもらった。
si〘kz、名前は?〙
kz「名前…しゅうと?」
si〘syuね…いい名前だね〙
si〘syu、起きて〙(パアッ✨
syu「…」(スッ(目開
syu「…?」
si〘kz…よかったね、成功だよ!〙
kz「成功…した…?」
俺は成功したという実感がわかなくて、しばらく困惑していた。
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起きたら目の前に人がいた。小さな人も。灰色の小さな人は今の状況を説明してくれた。
目の前にいる彼はkzといって、俺の主人。周りにいる小さな人は精霊で、光の色で何の精霊かわかるそう。灰色の彼は、生命の精霊らしい。
kz「…」
syu(スッ(膝床付
kz「え?」
なにもわからないけど、俺は本能的に彼に忠誠を誓うことだけはわかっていた。