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強盗?
語り手:斐甍
あまり笑えないが、実体験だ。
まだ学生だった時に、休みの日に自分の部屋でごろごろしていたら人の形をした黒いもやもやが3体くらいで俺の足を掴んで引っ張ってきた。
俺はいきなりの事でかなりテンパってしまい、なぜか幽霊と思うより先に強盗だと思った。
だからか「この家は俺が守る!」とか叫びながら黒いやつらの頭とか顔の部分を思いっきり何度も蹴ってやった。幸い喧嘩は慣れてたしこれぐらいなら俺一人でどうにかなる。
生身の人間なら死ぬのでは?っというくらいにボコボコに蹴った。
そしたら何か「話が違う」とか「違った」とかそんな言葉を発しながら消えていった。
黒いあれが何の話を聞いて何をしようとしたのかわからない。
とりあえず足が痛かった。
大斐 「それ絶対強盗だろw」
或魔 「むしろ誰にどんな話聞いてきたのか気になるね」
ヴォルテ 「死神とかじゃない!?」
アルテ 「だとしたら随分ドジな死神っすね」
斐彗 「新米だったんじゃないかな…」