テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
キッチンから聞こえる、ジュウゥ……という音。
そして漂ってくる、明らかに「成功している料理」の匂い。
(あ、これ今日も瑞出番ないやつだ)
翠「瑞ちゃん〜、危ないから入ってこないでね〜」
案の定だった。
瑞「翠っちー、それ“立ち入り禁止”の言い方じゃない?」
瑞がエプロンを装着した瞬間、翠っちーは光の速さで瑞の前に立ちはだかった。
翠「だめ!!」
瑞「言い切った!」
翠「前に瑞ちゃん、オムライスを“液体”にしたでしょ」
瑞「あれは事故!」
翠「フライパンが泣いてたよ」
ひどい。
瑞だって、料理が下手なだけで危険物ではない。
たぶん。
しぶしぶ椅子に座ると、翠っちーは鼻歌まで歌い始めた。
余裕か。
余裕なのか。
瑞「ねえ翠っちー」
翠「なあに、瑞ちゃん」
瑞「もし瑞が料理上手になったらどうする?」
翠「うーん……救急車呼ぶ準備する」
瑞「前提がひどい!!」
でも、翠っちーはすぐに笑って続けた。
翠「冗談だよ。一緒に作れるようになったら、すごく嬉しい」
……ずるい。
そんな顔で言われたら、何も言えない。
テーブルに並んだ料理は、相変わらず完璧だった。
瑞「いただきます」
一口食べて、瑞は真顔になる。
瑞「…翠っちー、これほんとに人類の食べ物?」
翠「ほめてる?」
瑞「最上級でほめてる」
翠っちーは満足そうに笑った。
翠「瑞ちゃんが美味しそうに食べてくれるの、好きなんだ」
瑞「じゃあ瑞、今日の役目果たしたね」
翠「役目?」
瑞「食べる係」
翠「それ一生続けてほしいな」
……それ、プロポーズじゃない?
たしかに瑞、料理は下手、多分。
でも、翠っちーの隣で食べる才能だけは、瑞最強だと思う。
黃瑞の短編集用のところ作ったらさ‥
翠瑞も作るしかないっしょ!
明日英語のテストなのにノー勉なう
諦めてもう一個くらい書こうかなって思ってる
リクちょ〜だい✨️
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!