テラーノベル
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向井ー翔太くん、ご飯出来たで?
渡辺ー分かった、お腹空いた〜。
向井ーしっかり食べや。
渡辺ーなぁ、誕生日プレゼント、あれでいいの?
向井ー翔太くんの1日をもらうんやで?贅沢やわ。
渡辺ー大袈裟な。いつもと変わらないじゃないか?
向井ーええねん。俺にとって最高のプレゼントやわ。
渡辺ー康二がいいなら構わないけど。
向井ー30になって、初めて翔太くんと出かけて写真撮って夜も一緒に過ごせて最高や。
渡辺ーどこで写真撮る?
向井ーやっぱりあの海かな?
渡辺ーそうだな。
向井ーめめが写真撮ったら見せて言うてた。
渡辺ー目黒が?興味ないくせに。
向井ー雑誌と違うて、素が見えて面白いらしい。
渡辺ーふ〜ん。
雑誌と違って、向井に向けられた笑顔だから。
目黒が見て、全然違うらしい。
笑ってる顔も、そうでない顔も全て向井に向けられたもの。
本当の渡辺がいるそうだ。
渡辺ー雨じゃなかったらいいな。
向井ーせやねん。けどこればっかりは仕方ないわ。雨やったらまた、場所考えよ?
渡辺ーそうするか。
向井ーお肉もうちょっと焼く?
渡辺ーいや、もういい。
向井ー全部食べれて偉い偉い。
渡辺ー子供か!
熱い夜を過ごし、渡辺は帰って行った。
向井は、渡辺の写真を引き伸ばしフレームに入れているのを見る。
自分だけに向けられた笑顔。
憂いを含んだ顔で海を見つめる横顔。朝陽の中で眠っている顔。
ここに愛し合っている写真が欲しいところだが、そんなことしたら別れると言うだろう。
フレームを持って寝室に行く。
壁に3枚飾ってみる。
向井ーなかなかええやん。
誕生日プレゼントで撮る写真でいいのがあったらフレームに入れてまた飾ろう。
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