ーーー桃の家ーーー
赤「で、どうしよっか!」
桃「………」
黄「桃くんは何か心配事ありますか?」
桃「え?……あー……お前らの仕事?」
青「もー!僕らの事いいから!自分のこと考えて!」
桃「っても……実況はできるし、生放送も異常ないし、別に……」
赤「食欲は?」
桃「まぁ、なんとかなるっしょ」
黄「じゃぁ、僕ご飯係しますね!」
桃「何それ」
黄「ちゃんと桃くんが食べてるか管理します」
桃「普通に食べるって」
赤「栄養剤を?」
桃「…………」
青「馬鹿なの?貴方」
桃「っるせぇ」
青「じゃー僕は一緒に寝る係になろうかなぁ」
赤「え、俺やろうとしてたのに!」
青「だって赤くん夜中起きてるじゃん!こうゆうのは生活リズムが大事なんだよ!」
黄「朝起きられない青ちゃんに言われたくないですね」
青「はぁ!?うるせぇ!」
赤「えー俺どうしようかなぁ……あ、じゃぁ、桃ちゃんの相談相手になろう!」
桃「相談相手?」
赤「そ!また悪い夢見たり、こうゆうのが怖いとかそうゆうことが起こったら俺に言うこと!絶対!」
桃「……」
赤「返事!」
桃「はい…」
黄「相談するの慣れをつけとくのもいいかもですね」
赤「でしょ!?いっぱい相談してね!」
桃「あー……まぁまぁまぁ……」
青「ならこれで暮らしてみよう!だからゲームしよ!」
黄「はぁ……桃くん眠くないですか?」
桃「んー……正直いうと眠い」
赤「じゃぁ、もう寝ちゃお、会議あったしぐっすり寝れるんじゃない?」
青「眠くなるの?なんで睡眠薬なんて飲んでるの?」
桃「……夢見るなら起きようと思って普段の睡眠欲には勝てたからさ、寝ないといけない時だけ薬に頼って無理やり寝てたんだよ」
青「そっか……ならもう薬いらないね!僕がいるもん!」
桃「……はぁ……」
青「なんでため息つくん!?」
桃「青のうるさい夢見そう、逆に起きそう」
青「は!?誰がうるさいだよ!」
黄「確かに……それで起きても可哀想です」
青「そんなこと言われてる僕が可哀想だよ」
赤「まぁ、いいから寝てきなよ」
桃「お前ら2人はどうすんの、どこで寝るんよ」
赤「毛布とかあったらソファで寝るよ」
桃「なら出さないとな」
黄「あ、僕知ってるんで大丈夫ですよ!あそこの中ですよね?」
桃「なんで知ってんだよ」
黄「前に泊まった時にあそこから出してましたから!」
桃「あぁ、そう……」
なんか怖い気もするが……
赤「黄ちゃん……」
黄「はい?」
赤「黄ちゃんがそれでいいならいいよ」
黄「?」
桃「じゃ、寝るわ」
赤「うん、おやすみー」
黄「おやすみなさい」
青「桃くん行こ」
桃「ん……」
ーーー寝室ーーー
青「何かあったら起こしてもいいからね!」
桃「おう、ありがとな」
青「じゃ、おやすみー」
桃「おやすみ」
青「スゥ-……」
桃「はや!……はぁ……でも1人じゃないし大丈夫だろ」
寝よ……
嫌だっ!やめてよっ!
いだいっっ!
ヒグッ…痛いよぉ……
桃「はっ!ヒュッ!」
またか………
桃「っ……薬っ……」
せっかくみんな来てくれて寝れませんでしたとか……最悪だろっ……
*ガサゴソ*…
桃「………何粒だっけ…いいや、飲めば飲むほど効くし……」
ザラザラッ……
桃「早くっ…寝ないとっ……」
(飲もうとする)
青「はい、待って」
桃「ビグッ……こ…青」
青「薬飲んじゃダメでしょ?」
桃「ヒッ……ごめんなさいっ……」
青「大丈夫大丈夫、僕だよ」
(桃に目線を合わせて言う)
桃「俺っ……」
青「大丈夫、落ち着いてから話そ?」
桃「うん…ごめん」
青「大丈夫……大丈夫……」
(抱きしめながら背中を撫でる)
青「どう?落ち着いた?」
桃「…ありがとう」
青「クスリ飲んじゃダメって言ったよね?」
桃「……みんな来てくれてるのに…寝れませんでしたってなるのが嫌だった…」
青「そっか、でもね桃くんが寝れなくて責める人なんていないよ?」
桃「………うん」
青「分かってて飲もうとしたの?」
桃「だって……寝ないと殴られちゃう…」
青「殴らないよ、大丈夫大丈夫、僕達は桃くんのこと殴ると思う?そんな人だと思ってたの?」
桃「……フルフル……ちがう」
青「うん、絶対殴らない。だから安心して?桃くんに酷いことなんて絶対しないから」
夢と現実が少し混ざってるのかな……
桃「うん……」
青「もう1回寝よっか」
桃「やっ……」
青「やって……」
最年長ですか?貴方……可愛すぎ
桃「また見る……」
青「僕がいるから大丈夫」
桃「じゃぁ、ぎゅぅして」
青「うん、桃くんが寝れるまでずっとギュッてしてるから」
寝起きなのか、夢で弱ってるのか
精神年齢がグンっと下がってる気がする
桃「ねる……」
青「うん、おやすみ、桃くん」
桃「ん…………」ギュッ
青「大丈夫だからね」ギュッ
桃「スー……スー……」
青「やっと寝た……ふぁぁ……僕も寝よ」
コメント
1件
悪夢見た後の桃くんが可愛い、、✨最高すぎます!! 続き待ってます!