TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


⚠︎ オリキャラ 男夢主

⚠︎ 原作改造

__ ̄ ̄__ ̄ ̄__ ̄ ̄__ ̄ ̄
















悟side


それからというもの、俺は暇さえあれば弓道場に通うようになった。

何時も行っても、いるのはあのガキだけ。他の人間に会うことはなかった。

ガキはまだ5歳だった。


行きすぎて、俺が来ても驚かなくなっていた。

五条は嫌いだから呼ぶな、と言ったら俺のことを呼び捨てで呼ぶようになった。

アイツみたいにはいかないけど、避けられなくなっただけ満足する。


ガキは毎回、アイツのことを聞いてくる。今日は来ないことを伝えると分かりやすいほど落ち込んだ。

気に入らない。

なんでそんなにアイツが好きなのか聞いたことがある。

するとガキは嬉しそうに、楽しそうにアイツとの出会いを話した。


話し終わる前に、アイツが来た。

ガキは驚きを超えて、もはや固まっていた。それも束の間、すぐさま俺の横を突っ切ってアイツに抱きつく。

アイツがまた、嬉しそうな表情をしていた。



ガキはきっと気づいていない。


お前よりも、アイツの方が嬉しそうな顔をしていることに。



アイツはガキに、家族以上のナニカを向けていた。ガキが大好きだった。

ガキもまた、アイツを家族として大好きだった。

本当の家族ではないのに。


この2人の間に入ることはできない。

それが分かっていても、俺は弓道場に来ることをやめなかった。


アイツがガキを大好きだったように、

俺もまた、ガキのことを気に入っていたからだ。


アイツの存在より上になることはできないと俺も認めていた。

アイツはガキを本気で大切にしてたから。

それはもう、呪力の使い方や呪霊のことまで一から全てガキに教えていたくらい。


それぐらい大好きで、大切だったはずなんだ。


なのに、



2年後の2007年、秋。

ガキが7歳になった年。




アイツは、












ガキを突き放して、消えた。









ガキに一言だけ残して。






__ ̄ ̄__ ̄ ̄__ ̄ ̄__ ̄ ̄

next_❤️100


❤️&💬&👤+

ヨロシク。


今回は少し短めですね。笑。

この作品はいかがでしたか?

745

コメント

5

ユーザー

続きが読みた過ぎてうずうずしてる……。ガチ最高でした✨️

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚