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続き
ベッドルーム(再びぎゅうぎゅう)
(あれだけ爆笑して、散々からかわれたにもかかわらず、やっぱり今夜もぎゅうぎゅう)
(〇〇は滉斗の隣、反対側に涼架、元貴はその隙間にちゃっかり収まって)
(電気が消えた後も、少しの間くすくす笑いが止まらなかった)
元貴
「“東京のパイーン”……あれ、ジワるわ……w」
涼架
「ピエッシュのタイミング、絶妙だった……ww」
〇〇
「今日も何か出るかなぁ〜♡」
滉斗(布団にくるまりながら)
「もう寝言なんか、言うもんか……(小声)」
(しかし、睡魔には逆らえず、また4人はスヤスヤと眠りについた──)
(その夜は、月がとても綺麗だったという)
───午前3時25分
───「バウンドオムライスで宇宙行けるって言ったのに!!!」
〇〇
「……ッッッ!!!www」
涼架
「!?!?www」
元貴
「うわ、今回いきなり宇宙規模!!」
(全員、顔を伏せて枕に突っ伏し、爆笑するのをこらえる)
〇〇
「なに!?バウンドオムライスってなに!?!?」
涼架
「バウンドってどういうこと!?弾むの!?宇宙まで!?」
元貴
「たぶんアレだよ、ふわとろのアレが……跳ねたんだよ……」
───「……そこに…うなぎパイを……重ねるとは……」
涼架
「ちょ!!甘辛ミックスやめてwww」
元貴
「絶対コース料理の最終兵器じゃん!!」
〇〇
「宇宙の夜食!?www」
───「……“夢飯(ゆめめし)”って呼んでるんだ俺は……」
〇〇
「かっこつけたーーーー!!!!www」
涼架
「言い方めっちゃイケボだったんだけど!?w」
元貴
「夢飯てwww寝言でグルメジャンル作るなwww」
(滉斗は眉間にしわを寄せながら、うなぎパイを思い浮かべているのか、幸せそうな寝顔)
───「銀河系の……コクと、まろやかさ……(うっとり)」
〇〇
「もうだめwwwおなか痛いwww」
涼架
「こっちは眠気飛ぶくらい笑ってるのに、本人は美食の旅www」
元貴
「宇宙でフレンチ出してるタイプの夢だこれww」
(その後もしばらく、滉斗は“宇宙の味”について熱く語り続けた)
朝|ベッドルーム(起きたて、事件再び)
(朝日が差し込む。小鳥がチュンチュン。すやすやと寝息を立てていた滉斗が、ようやく起きる)
滉斗
「……ん〜……おはよ……?」
元貴
「おはよう、宇宙シェフ。」
滉斗
「……は?」
涼架
「バウンドオムライス、飛ばしてたよね?宇宙まで。」
滉斗
「……え、なに、また俺……言った……の……?」
〇〇(ニッコリ)
「“夢飯”って呼んでるんだ俺は……♡」
滉斗
「ぅああああああああああ!!!!!!////」
(ベッドの上でゴロゴロ転がって頭を抱える滉斗)
元貴
「毎晩ごちそうさまで〜すw」
涼架
「うなぎパイ、トッピングしとく?」
〇〇
「私は好きだよ?夢の中の滉斗くん♡」
滉斗(顔真っ赤)
「し、しらんっっ!!誰も夢の中に来るなーー!!////」
(だけど──今夜もまた、きっと誰よりも先に“夢飯”を作り始めるのは、彼だろう)
おまけ|深夜メモ by 涼架
寝言ログ更新:滉斗
・「バウンドオムライスで宇宙行けるって言ったのに」
・「そこに…うなぎパイを…重ねるとは」
・「夢飯って呼んでるんだ俺は」
・「銀河系の…コクとまろやかさ」
タグ:#寝言グルメ #夢のメニュー表 #宇宙レストラン若井亭
次回予告(!?)
若井滉斗、ついに!?
爆笑と混乱の夢ワールドは、まだまだ続く!!
まじおもろすぎてさやばい
今日若井の寝言で3本くらい出してて死ぬwww