阿部視点
ふっかと離れたのを確認して、歩き出す.
横断歩道を歩こうとしたときだ、
「危ない!!」
そんな声が聞こえた途端、俺の視線は真っ暗になった.
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佐久間視点
翔太と、だてさんが阿部ちゃんのことを
悪く言ったとき…
あからさまに阿部ちゃんの顔が暗くなったのがわかった.
そんとき声かけてればな.
でも、そう思ったとき、阿部ちゃんがレッスン場を飛び出して、出ていった.
佐久間「阿部ちゃん!??」
俺は、阿部ちゃんの後をついていこうと思い
レッスン場を飛び出した.
照にレッスン場は任せた.
照ならなんとかしてくれるそう思ったから.
阿部ちゃんの後をついていくけど。
足が早くて追いつかない.
大声を出せば出せるが、
ここは、楽屋でも、レッスン場でもない.
外だ、
だから、走るしかなかった.
ん?今阿部ちゃんのふっかとぶつからなかった?
それだけでも、嫌な予感がした.
俺は、さっきよりももっと速く、走って、
阿部ちゃんを追いかける.
すると阿部ちゃんは歩き出した
これなら追いつける.
少しでもそう思った自分を殴りたい.
阿部ちゃんの近くに着いた.そう思ったとき、
阿部ちゃんは、赤信号の、横断歩道を渡ろうとしていた.
赤信号なんて考えれなかったのだろうか…
佐久間「危ない!!」
おもわずそう言葉を言っていて、
阿部ちゃんに、その言葉が届いた時には、
阿部ちゃんは倒れていた.
そう、車にひかれたのだ。
佐久間「阿部ちゃん!!阿部ちゃん!!」
佐久間「ねぇ!!阿部ちゃんってば!!!!!!」
佐久間「返事してよ…」
俺の言葉が届くのが遅かった.
俺は、救急車をすぐ呼んだ、
照にも電話をして、病院に来てもらうようにした.
救急車には俺が付き添いで乗った。
阿部ちゃん.お願いだから、
また笑顔見せてね、
阿部ちゃんは
死なないなんてわかってるからさ、
俺は、涙が急に出てきて.
病院に着くまでずっと
阿部ちゃんの手を握っていた。
コメント
5件
続き待ってマース((((っ・ω・)っ
あべちゃんんんんんんん😭