TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

放課後、先生を待っているとたっつんが来て一緒に帰ろうと誘ってくれた。

でも犬に会いたかったし……断じて俺たちが居なかったら先生が可哀想なんて思ってな いけど、!

一応待つことにした。

ya「ごめん……先生待ってんの」

tt「……そか……じゃあ明日な」

ur「ん、またな」

ya「ばいばーい」

ガラガラ……パタン


緊張しながら扉を開けると二人が待っていてくれた。

no「良かった……じゃあ僕の家、案内しますね」

ur「冷蔵庫の掃除はするのに、電気の埃とか取らずに危機感無さそう」

ya「人の家勝手に入って電気こまめに点検してきそう」

no「二人の考える僕の電気関連、頭おかしいでしょw」

家について部屋に入るとワンちゃんがいつもより興奮しながら出迎えてくれる。

「わんっわんっ!」

ya「やっほー、!元気だったかぁ?」

ur「ゆあん、手」

ya「はーい」(手洗いしに行く)

ur「よしよし……久しぶり」

案外うりくんは犬が好きらしく凄く扱いが上手かった。

これをきっかけに仲良くなれたら良いな。


うりとゆあんに断られたから、俺はどぬくに一緒に帰ろうと誘った。

dn「うん、いいよ!」

tt「あのさ……いや、何でもない」

dn「、そう?」

しばらく歩いて今日は別の道に行くので、分かれ道で話をした。

tt「俺こっちに行かないとやから」

dn「ん?なんで?」

tt「……俺さ……」

最近は♡♡にハマってよくするようになった。

でも俺は純粋過ぎるどぬくにそれを言うことが出来なくて濁した。

tt「いや、何でもない……バイトしよっかなと思っててさ、その見学?みたいな」

dn「そっか!それじゃあ頑張ってね!」

tt「おう!またな」


そのまま暗めの道を通って奥に進んで行くと、いつものようにおじさんがいた。

tt「よう、おっさん」

「今日も来てくれて嬉しいよ♡」

tt「俺も♡……ねぇ早くシよ?♡」

「誘うのが上手だね♡ここじゃない方が良い?」

tt「ちゃんと朝綺麗にしてトイレで処理してるからここでもええよ?」

「んフフッ……はぁはぁ……えろ♡」




パチュンバチュンッ……パンパンッ……♡

tt「んぁっ♡……あへっうんぁ……あっ」

ゴチュゴチュ”ッバチュン”♡♡

tt「おっ……んぅ……あっあっ♡」

キュゥゥゥ……♡♡♡

「んっ……締めつけ良いね、♡」

tt「中……ダメ♡」

「うるせぇ……変態♡♡」

ズチュンッ♡……ドプッぷしゃ……

ビュルルル……

tt「は”ぁはぁ……♡」

「第2ラウンド良いよね?♡」

tt「へぁ?待って……!」

ゴチュンッッッ!!

tt「んあ”っ~~~~!!♡♡」



no「じゃあ……ここからはいつも通りの道なんで……気を付けて帰ってくださいよ」

ya「はーい」

ur「……またね……もも」


犬の名前はももに決まった。

ノリで決めたって言ってたけど、本当はそんなんじゃない気がする。

そんな風に思っていると、やっほーと声がして後ろを振り向く。

no「じゃぱさん!」

jp「今帰り?」

no「はい、とりあえず」

jp「一緒に帰ろーぜ」

no「なんだか懐かしいですね」

じゃぱさんとはよく帰り道を一緒にしていたから、凄く懐かしい。

jp「んはは……そうだねw」

no「ん?あれってたっつんさん?」

jp「ん?たつや?」

tt「……」

jp「おーい……たっつん!」

ビクッ……

tt「何や……せんせぇか、びっくりした」

jp「ごめんごめん……今帰り?ちょっと遅くない?」

tt「ちょっと用事があっただけやで、?」

jp「そう?じゃあまた明日な!」

tt「おう、!」


俺はその後お風呂に入ってとにかく綺麗にしまくった。

気持ち悪い……ヤってる時は気持ち良いのにそのままにしとくと、体が悲鳴をあげるからその前に綺麗にする。

tt「俺ってアホやな……」

誰かを好きになったら何か変わるのかもしれない。

でも……そんな相手、見つかる訳ないやん。



夜、寝ていると♡♡された後、皆に気持ち悪がられて泣き叫びながら謝る夢を見ることがある。

今日もそんな夢で泣きながら目を開けた。

tt「……はぁ……死にたぃ」

そのまま神社に向かった。

あの日教えて貰ってから事あるごとに神社に行くことが当たり前になった。

泣きながら自分を抱きしめて、その後首に手を置いて自分の限界まで首を絞め続ける。

ググッ……

tt「……ぁ……っ」

ギリギリ……ギュゥゥ

tt「………っ”……………」

パッ……(手を離す)

tt「ゴホッッ……ゴホッゴホッお”ぇ……うぅ」

クラクラするとすぐにバタンッと音がなって……誰かが倒れた。

助けないと……?

違う……俺か……



jp「たっつん!!」

tt「……せっ……ゴホッゴホッ」

jp「大丈夫……とにかく親が心配して連絡してくれたんだ……今は放課後」

tt「……ほ、かご?……ゴホッ」

jp「そうだよ……ここで寝てたの?」

tt「し、……にたくて……」

jp「死にたかったの?」

tt「……コク」

jp「そっか……首に跡ついてる……自分で絞めたの? 」

tt「……コク」

jp「たくさんしたんだね……スリ」

tt「んっ……」

jp「……たつや、俺ん家泊まる?」

tt「……せんせ?」

jp「殺してあげるからね」

ギュゥ……(抱きしめる)

jp「ついてきて?」

先生がその後親に連絡して、俺を家に泊めることが決定した。

jp「お風呂入る?」

tt「……入る」

そのままお風呂に入って、ご飯を食べてベッドに入った。

tt「せんせ?……何もせんの?」

jp「殺して欲しい?」

tt「……うん」

スッ……(馬乗りになる)

jp「……」

ギュゥゥ……(首を絞める)

tt「……っ……」

jp「たつやは良い子だね」

tt「……っ”せ……」

ギュゥゥゥゥゥ………!!

tt「ぁ”……っ……」

俺は苦しくなって踠き始めた。

バタバタ……ドンドンッ……

jp「ダメダメ……暴れないで?」

tt「ぁぅ”…………グスッ」

パッ……(手を離す)

tt「ハヒュッッゴホッゴホッゴホッお”ぇ……」

jp「死ねた?」

tt「ゴホッゴホッハ”ヒュッハヒュゴホッ」

ギュゥ……(抱きしめる)

jp「死なないでよ……寂しいじゃん」

tt「ハヒュッッゴホッはぁ……はぁ」

jp「よーしよーし」

サスサス……

tt「せんせぇ……はぁはぁ」

jp「んー?」

tt「すき、すきだから……ころ」

パッ……(口に手をあてる)

jp「んーん……駄目だよ?先生教師辞めちゃうよ?」

先生はそのままトントンして寝かしつけてくれた。

トン……トン……

tt「せんせぇ?」

jp「んー?」

tt「俺ホンマに好きになってもうたわ」

jp「俺のこと?」

tt「うん、そう」

jp「そっか……」

tt「キモい?」

jp「全然、でも未成年だから後ちょっと待ってよ……そしたら一緒になろ?」

tt「……なぁ……俺さ」

その後話したのは多分♡♡のことだろうけど、すぐに眠くなって寝てしまった。

次の日起きると先生は先に起きていて、俺の首にある跡をずっとスリスリしていた。

tt「せんせぇ……どないしたん?」

jp「首スリスリされんの好き?」

tt「ん、すきぃ……」

jp「そっかぁ……学校行けそう?」

tt「ん、行ける」

jp「じゃあ先生と行こっか」

そんな感じで学校には先生と行った。

dn「おはよー」

tt「ゆあんおはよう」

ya「仲良しだね」

tt「まぁな」

ur「……はよ」

tt「体調悪いんか?」

ur「大丈夫……今日さ」

ガラガラ……

先生「はい、おはようございます……えー」

tt「何か言おうとしとったけど……どないした?ヒソッ」

ur「んーん、何でもない……ヒソッ」

神社に行こうって誘いたかったけど、まぁ良いか、。

俺一人で行こ……



トコトコ……

ur「ふぅ……みんな忙しいみたい……」

たっつんは何か知らないけどじゃぱぱ先生と仲良くなってて、あれ絶対首にキスマ付いてたよな?ゆあんはなおきり先生の家で勉強会しつつ、ももと遊ぶみたいだし、どぬはもふ先生とカウンセリング?らしいし……

ur「寂しいな……」

ヒトリ ニ ナッチャッタ ネ?

キラワレ タンジャ ナイ?

モウ イラナイコ

オマエ ハ イラナイコ

捲し立てるような若干焦りの募った声が頭に響いて、口が勝手に動く。

ur「やっぱり死んだ方が良いよなぁ……」

ドサッ……

ur「とりあえず……寝よ」

そのまま俺は寝てしまって、いつもはパニックになったりしてるけど、今回は何もなくて先生も皆も居なかった。

ur「……」

イナクテモ カワラナイ ンダヨ

カワイソウニ

キミ ハ イラナイ コ ナン ダネ

イッショ ニ キテ ヨ

スコシ ハ ヤク ニ タツ ヨ?

ur「そうしよっかな……」

hr「……駄目でしょ?……はぁはぁ」

ur「せんせっ」

ガッ……(手を引っ張る)

hr「今日から約束して……もう二度とここに来ないで」

ur「んぇ……?」

hr「ここに居ても良いことないから……代わりに俺の家来て……なおきり先生も教えてるし……俺も教えて良いよな?」

ur「せんせ……」

hr「おいで……こっち」

ur「ん、」

マッテ

イカナイデ

オイテ イカナイデ


ねぇ……幸せになってね?


hr「耳を貸しちゃ駄目だよ……早く行くよ」

ur「んぇ……!?」

タッタッタッ……


ur「はぁはぁ……せんせっ……なんで」

hr「んー?何か聞こえてたでしょ?……幻聴か何かだと思うけどね」

ur「違う……何で来てくれたの?」

hr「……ん?俺が心配だったから」

ur「……何それw」

hr「ねぇ……」

ur「ん?」

先生は何も言わずに泣きそうな顔をしていた。

思わず俺は先生の手を引いて言った。

ur「先生……好きだよ」

hr「……ふふっ、どうもありがとう」

ur「じゃあ……大人になったら付き合ってくれる?」

hr「男同士だけど良いの?」

ur「先生が嫌じゃないなら良いよ……」

hr「先生の名前はヒロですよ……?」

ur「……ヒロくんが良いなら付き合って」

hr「勿論……卒業したら付き合おう」

あの神社はもうすぐで取り壊されるらしい。

今日聞いて急いで皆に伝えたかったけどやっぱり居なくて、先生達にあとは任せて走って神社に行った。

儚げで消えそうな顔で独り言を言っていたので、のあ先生の認める発言とかぶっ飛ばしておもいっきり否定した。

それでもうりはついてきてくれて、生徒なのにまるで恋してるみたいな気分になって、俺は告白しようとした。

でも立場的に告白が出来なくて……濁すか迷っていると、うりが告白をしてくれた。

とりあえず未成年だということは分かっているみたいで、大人になったらという約束だけをしてその場を後にした。

(ヤバい……マジで可愛かったぁ)


dn「先生は何で先生になったの?」

mf「んー?どっかの誰かさんが無茶するからお手本になってあげようと思って」

dn「んふふ……先生かっこいいね」

mf「でしょ……どぬく君に言われると嬉しいよ」

dn「えへへ」

放課後に残ってどぬく君のカウンセリングをしていると、ふと思い出して真剣に話した。

mf「どぬく君」

dn「ん?何?」

mf「あのさ、神社が取り壊されるらしいんだよね」

dn「………………そっかぁ……」

mf「でもさ、俺が居るから!」

dn「……先生は俺が卒業したら忘れちゃう?」

mf「そんな訳ないじゃん……俺は……」

dn「……先生にこれあげる」

どぬく君は小さな葉っぱを取り出して渡した。

dn「これ、神社にあったやつ……持ってると良いことあるかもね」

mf「じゃあ……俺が持ってると良いことは俺にしか来ないから……どぬく君と持って居ようかな?」

dn「……そうだね、ありがとう」


貴方は知っていますか?

古い神社には元々神様が眠っていて、強く願えば夢を叶えてくれます。

強すぎる力のせいで精神的にも圧がかかり、体調を崩してしまうかもしれませんが、それでも叶えたい強い願いなら、貴方を狂わせる程素敵なプレゼントが届きます。

この神社に誰かの願いが届いて、恋愛の神様がやって来てくれたんだね。

もしかしたら彼の母親かもしれないし、別の誰かかもしれない。

そして全員が幸せになれる、この展開になるように仕向けたのかもしれないね。

誰の願いかは分からないけど……きっともう知ってる人かも。

この小説の神社の神様は夏にだけ願いを叶えてくれる。

神様はこの夏に誰の願いを聞いたんだろう。




もしかして……貴方?


終わり

loading

この作品はいかがでしたか?

37

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚