コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
“すまん、もうちょいで終わるから”
そのセリフ何回聞いたと思ってんねん、、
どんなけ待たせりゃ気ぃ済むねん、、
本当は俺の事どう思ってるんやろ、、
ベランダでタバコを吸うロレの背中を見ながら呟く。
今日の俺アカンな、そんなんいつもの事やのにやけに感傷的になる、、俺ってめんどいんかな、、なんて考えていてもどうせ目の前に居る彼には届かないだろう。
俺も気分転換に吸おうかなと思いそこら辺に落ちてるシャツを羽織る。それは自分のより少し大きくてタバコの匂いがした。ベランダに出ようとベットから立ち上がると
“おまた”とルンルンでロレが髪を触ってきた。
タバコみたいに俺の気持ちが燃え尽きた気がした。やっぱりめんどいな俺、、と思いながら何も考えてない彼にキスをした。
“部屋に匂いが着くのはなんかじゃない”
そう言ってきた彼の口にはタバコ。
あぁ なんかもう嫌んなってきたな、、
前までは”湊に悪影響だから”って言ってたくせにだんだん増えてきた灰皿の中の吸殻。
本当はとっくに気がついてたけど、それでも離れられなかった、、いつかまた振り向いくれると信じてたから、信じたかったから、、
こんなことなら最初から期待しなきゃ良かった.
とか言っても結局それは染み付いたまま。